インターネットの新保守主義を分析する

以前から興味のあった2chニュース速報の大多数派となったネット右翼と呼ばれる人々の思想の源流と現在の考えを分析します。

働きアリの三割の論理

2009年02月04日 | 筆者雑感
昔、授業でこんな話を先生に聞いた。働きアリを観察すると熱心に働く働きアリが七割で怠ける働き?アリが三割であるという、実験で怠け者のアリさんを取り除き、働き者のアリさんだけにすると、なんと働き者のアリさんの中の三割が怠け者のアリに変化してしまったという。

社会主義社会では労働時間が平等に与えられる。
しかし、同じ労働時間であっても勤労者と怠業者にわけられる。

社会主義型国家の多くでは怠業者は弾劾され強制収容所に入れられ、強制労働に従事させられる。つまり国家暴力によって強制的に労働させられるのである。

資本主義国家では怠業者は資本の有無によって区別させられる。富裕であれば怠業が許される。しかし、富を持たない者であれば怠業は自然の法則に従い餓死に繋がる。

怠業が罪かと問われれば、社会主義国家では怠業は罪である。しかし、資本主義国家では怠業は罪ではない。

共産主義国家では生活品が必要に応じて国家から与えられる。共産主義国家では労働が必要に応じて課せられる。これがそれぞれの主義による理想であると思う。資本主義国家では富が十分で労働の必要でない者はなるべく労働はせずに、単なる消費者になってもらったほうがありがたい。