インターネットの新保守主義を分析する

以前から興味のあった2chニュース速報の大多数派となったネット右翼と呼ばれる人々の思想の源流と現在の考えを分析します。

東京電力のような利益偏重の企業が金正日やフセインよりも危険だった

2011年04月10日 | インターネットの新保守主義の源流
テレビをみると情報隠蔽の酷さにうんざりしてくる。
原発は収束したという雰囲気になっているのが不思議だ。
収束したのならなぜ責任追及をしないのか?

日本のマスコミは過去に北朝鮮の核兵器や中東の独裁国家の核開発、また核兵器保有国の核実験に反対してきた。
それは放射能の恐ろしさを知っていたからではないのか?
それなのに微量の放射能は安全とまでなってしまっている現在の論調が納得がいかない。

また海に国民や近隣諸国の許可なく垂れ流す行為はそこらの無法者国家と同じである。
私たちは実は遠くの大したことない危険に目を囚われ過ぎていて、実は身近の大きな危険な組織を見逃していたような気がする。

東京電力のような利益偏重の隠蔽体質の企業こそが実は危険な存在だったのだと私は思う。
東電はこれからも保身と自己の利益のために国民を欺きそして放射能で殺していくだろう。

そして東電はその罪を追求されることがないのだとしたら日本はすでに死んでいたことになる。

戦後復興のような奇跡をもう一度起こすには富の再分配が不可欠

2011年04月02日 | インターネットの新保守主義の源流
今の日本は戦後のような奇跡の復興はできないと思う。

筆者は保守でも戦前を賛美するような事はない。
戦前の体制は一番最悪な社会システムであったと感じている。

労働者はタコ部屋に押し込められ資本家に搾取され、農村では地主によって搾取されていた。
経済活動は財閥に牛耳られ、買い占め、食料不足が発生し大量の人が移住者した。
そこへ震災や社会不安で日本国内が混乱した。
そのために国民を再度、結束させ国勢を盛り返すために戦争をはじめたのが太平洋戦争であった。

結局、タコ部屋や寄生地主のようなシステムは米軍占領下になるまでなくならなかった。
みんなが一斉に貧しくなることで社会秩序を取り戻したのだ。

今の日本も程度の違いこそあれ同じような状態だと思う。
復興復興といっても国民には戦後のような結束力は生まれないだろう。

結局は政治というものは自らの置かれた環境によって人は判断するものなのだ。
だから生活基準が違うと価値観が大きく異なるのは当たり前である。

たとえ国籍が違っても生活基準が同じであると理解し合える。
ただ生活基準が異なってる場合は国籍や出身地などが同じでも世界観は全く異なるのだ。