COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

ただのハーブ園じゃ無かった

2018年08月22日 | 健康

オーガニック女子会in石川県

では様々な素敵な出会いがありました。

その1つは、株式会社クリエイターズさんです。

 

 

「障がいがあっても稼ぐ!」を合言葉に、

リハビリ型就労スペース「リハス」(就労継続支援A型)と

リハスファーム(就労継続支援B型)を運営しております。

 

今回、リハスファームの見学をしてきました。



全国的に担い手不足からの耕作放棄地の増加が問題となっています。

そんな農家の課題と、仕事がない・工賃が低いといった福祉の課題を

マッチングしたファームです。

特に知的や精神に障がいのある方にはリハビリ的な効果があることや、

興味のある作業への集中力・生産力は大きな可能性も期待されているようです。



現在、日本で精神科で社会的入院している方は7万人いると言われ、(世界の1/5が日本人)

10年前からその患者を減らそうという働きがありますが、受け入れ先が少ないため進んでいないのが現状だそうです。

精神科の特徴は本人が入院したくなくても、家族が入院を希望すると退院出来ない。

というのもこの人数に関係しているのだと思います。



クリエイターズさんは

そんな方々を病院内のリハビリ施設でケアされていた作業療法士の先生2名が手をとり開設した施設です。

その方のお話を聞くだけでも多くの学びと気付きがありました。

こんな施設がもっと増えれば良いのに!

と思う反面、周りの理解や協力の必要をひしひしと感じました。



でも、障がいがある方が土に触れ、穏な雰囲気とゆっくり流れる時間の中でハーブを育て、摘み取り、それが商品となる。

素晴らしい環境が整ってして、そこで頂くハーブティーは心が洗われるようでした。

まだまだ大量に生産出来ていないので、商品で儲かる。レベルには達していないけそうですが、

こんな施設こそもっと潤い、障がい者の方々や、それをサポートしている方々が

働く楽しさと大切さ、生きる事、お金を儲ける事、人とかかわる事

などを感じ発信していってほしいと感じました。

 

私の実家も広大な田畑があります。

こんな形で使えたらいいのになー

と思いながら見学していました

コメント
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