COCORO便り

大阪市西区新町、四ツ橋・心斎橋近く こころ はり灸治療院。
スタッフでつづる「こころ」に残った出来事日記

腰痛の実際

2007年06月04日 | 健康
腰痛で悩んでいる方が多く来院されます。
慢性的な腰のこわばりを放置していると、ぎっくり腰などの痛みとなって現れてきま
す。
では、“こわばり”は起こるのでしょうか?

原因を考えると、真っ先に思いつくのが姿勢(仕事など)ではないでしょうか?
しかし、考えてみて下さい。
同じ仕事をしている人でも、すごくこる人とあまりこらない人がいよね
不思議だと思いませんか?

では、姿勢以外にも原因がある!と考えてはいかがでしょうか?

実は、“こわばり”や“痛み”には、いくつかの原因が複雑に絡み合うことで現れる
のです。

例えば
①内臓環境によるもの(内臓ー体性反射)
②姿勢によるもの
③環境によるもの

①内臓環境によるもの
腰痛の場合、骨盤内臓器の環境の状態がすぐれないときや軽い炎症などが原因で
神経の反射により筋肉の緊張がおこります。

②姿勢によるもの
生活環境により同じ姿勢が多くなると筋肉の緊張が起こります。

③環境によるもの
自然環境により身体に冷えを感じると筋肉の緊張が起こります。

これらが、合わさり「魔女の一突き」といわれる「ぎっくり腰」になってしまう確率
が高くなります。

特に①の内臓環境は要注意です!!
内臓は自覚症状が出にくいため、知らず知らずに筋肉の緊張を引き起こします。
この状態で、仕事などによる姿勢や冷えによる緊張が合わさり、筋肉はもっと緊張し
ます。
強い緊張状態のまま腰に負担のかかる動作を行うと、さらに筋肉は過緊張状態とな
り、ついには悲鳴を上げてしまいます。

慢性的な“こわばり”や“痛み”に対して、筋肉をほぐす事はもちろん!
原因となる内臓環境をも整えることが重要ですよ。
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