COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

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最近の輸入木材価格の高騰は、日本の森の再生につながるか?

2007-04-18 22:25:57 | Weblog
最新のテレビ番組情報は前の記事です。

 第二次大戦中に伐採が進んだ日本の山は、戦後に進められた植林で緑を取り戻しました。しかし安価な輸入木材の流入は国内林業の衰退を招き、空から見ると緑の山林が間伐などの手入れ不足で、緑の沙漠と揶揄されるような保水力の乏しい荒れ果てた状態に陥りつつあります。
つい先日のクローズアップ現代で、急増するバイオ燃料生産が招いた国際穀物価格の高騰が、日本の農業再生につながるかも知れないという話題がでました。似たような話ですが、世界的な木材需要の拡大によって外材が高騰し、相対的に安くなった国産材注目されだしたようです。ところが、こうした日本の国産材産業再生の好機を生かすには、解決せねばならない課題があるようです。伐採後、植林されずに放棄された山林の荒廃、コスト削減のための伐採法が行われた山での土砂崩れ発生、国産材の多くは、乾燥せずに流通する仕組みが定着している国産材の現代的住宅工法での扱いにくさなどの問題です。こうした中、山を荒らさない伐採法を工夫し、植林によって山を持続的に守ろうという取り組みも始まっているようです。

 19日のクローズアップ現代「注目集まる国産木材~日本の森の再生は成るか~(仮題)」。は、国産材産業の再生を模索する産地での取材をもとに、日本の森の未来を考える番組だそうです。
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