COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

限りある地球に住む一地球市民として、微力ながら持続可能な世界実現に向けて情報や意見の発信を試みています。

やっと取り上げられた忍び寄る食糧不足

2007-04-14 19:47:13 | Weblog
最新のテレビ番組情報は前の記事です。

最近、自動車用燃料にバイオエタノールを3%混ぜる話題がしばしば取り上げられてきました。国際的にもバイオエタノールの需要が高まっており、ブッシュ大統領もガソリン消費削減の切り札としてバイオエタノール増産を打ち出しています。バイオエタノールの主な原料はトウモロコシやサトウキビですから、それぞれ食用・飼料用や砂糖生産用需要と競合が起こります。かつてアメリカは、農業補助金漬けで過剰生産されたトウモロコシを輸出に回していました。国内で大量にバイオエタノール生産用に転用されれば、当然輸出量は激減し、国際穀物は高騰します。化石燃料消費を減らすためにトウモロコシからプラスチックやバイオエタノール生産すると言っても、近代的農法による大量生産や加工に化石燃料エネルギーが使われます。ガソリンに3%混ぜて今まで通り運転するという発想を、運転を3%減らすという発想に簡単に切り替えできないのも「不都合な真実」といえるかも知れません。

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2 コメント

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Unknown (CF)
2007-04-16 02:38:46
昨年の「成長の限界 人類の選択」のグラフを拝見したものです。「1人あたりの食料」はどちらの条件設定でも最早ピーク
アウトしていますね。
昨今の商品市場の背後には非常にクリティカルな問題があったのですね。

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CFさんへご返事 (coccolith)
2007-04-16 15:23:06
コメント有難うございます。
化石燃料を大量に使っている先進国の目線で考えるていると、別の問題を誘起してしまいます。バイオエタノールに切替えれば済むほど事は単純ではありません。やはり、総エネルギー消費を減らして行くことが、成長の限界の回避にはエッセンシャルです。
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