COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

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ブータンの民主化はどう進んでいるか

2008-05-31 18:28:45 | Weblog
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6月15日(日)18:10-18:35 NHK衛星第一 アジアンスマイル「幸福の行方~ブータン ティンプー~」。この放送は、去る6月1日に野球中継延長のため放送中止になったものです。

 ヒマラヤの小国ブータンは、チベット仏教を国教とした国王の統治が100年続き、医療、教育も無料で、国民の大多数が幸せだと感じて暮らしてきました。しかし、1972年に即位した第4代ジグメ・シンゲ・ワンチュク国王は、「一人の人間が能力によってではなく、生まれによって一国の最高責任者となる王制は決して最上の制度ではない。国は、国民の手によって治められるべき」との考えで民主化を進め、2005年末には初めての国民による総選挙を実施することを決定、二大政党による議会制民主主義のための政党作りも発案しました。28日に強権的王制が廃止されて共和制に移行が決まった隣国ネパールとは大きな違いです。5月3日に書き込んだ「憲法記念日にブータンの民主主義ことはじめを考える」という記事は、今年3月24日に実施されたブータン初の総選挙を扱った「議会制民主主義がやってきた~ブータン王国の模索~」(4月29日NHK衛星第一で放送)という番組をもとに作成しました。

 その後、ブータンの民主化はどのように進んでいるでしょうか?番組では、2006年に発刊した初の民間新聞「ブータンタイムス」の若手記者と紙面デザイナーが、総選挙で国民が新しい国づくりを託す人を自らの考えで選ぶことができたのかを検証します。2人の思いを通して、民主化に向けて動き出したブータンを見つめましょう。

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