COCCOLITH EARTH WATCH REPORT

限りある地球に住む一地球市民として、微力ながら持続可能な世界実現に向けて情報や意見の発信を試みています。

ノーベル平和賞”からの提言 温暖化防止は動くか

2007-12-08 23:59:38 | Weblog
 今月3日からインドネシアのバリで始まった第13次気候変動枠組条約締結国会議(COP13)初日の会議で、先進国の温室効果ガス削減の数値目標を示さなかったことから、日本政府代表団は300以上のNGOが参加する気候行動ネットワークから、現代の化石賞(Fossil of the Day Award)の称号を頂戴してしまったそうです。日本は世界に誇れる省エネ技術を持っているのですから、もっと国際的に評価されるようなリーダーシップを発揮して欲しいものです。
 14日(火)22:15-23:00 NHK衛星第一 きょうの世界の特集①のタイトルは、表記のようになっています。以下は番組HPで得られた要約です。

地球温暖化による生活環境の悪化が平和を脅かすとして、早急な対策を訴えたアメリカのゴア前副大統領と国連のIPCC=気候変動に関する政府間パネルに、10日、ノーベル平和賞が授与された。そうした中、最大の温室効果ガス排出国で、京都議定書から一方的に離脱したアメリカでは今、温暖化対策が来年の大統領選挙の争点に浮上してきた。ノーベル平和賞授賞式でのゴア氏のスピーチとともにアメリカ国内の温暖化対策をめぐる最新事情をリポートする。

放送済み
9日(日)18:10-18:45 NHK総合 NHK海外ネットワークの特集1でポスト京都議定書の行方は。

10日(月)19:30-20:00 NHK総合 クローズアップ現代「地球温暖化 森林破壊を食い止めろ」
[番組HPで得た要約] 3日からインドネシアで開かれているCOP13・気候変動枠組み条約締結国会議では、地球温暖化を加速させている大きな要因として、途上国の森林破壊の問題が話し合われる。先進各国でいま温暖化対策として、バイオディーゼルの需要が急激に伸びているが、その影響でインドネシアでは、皮肉にも熱帯雨林が次々と切り倒され、パーム油の原料となるヤシの畑へと作り変えられている。これら森林の消失で、二酸化炭素吸収能力が落ちる上、土壌が乾くことで大量の温室効果ガスが発生、インドネシアは世界第3位の二酸化炭素排出大国となっている。この深刻な森林破壊をどう食い止めるのか。国際機関やNGO、それに日本企業などの取り組みを取材し、対策を探る。

10日(月)23:15-23:40 NHK衛星第一 きょうの世界 特集「温暖化が“貧困層”を直撃する」
[番組HPで得た要約] 世界の貧困の大幅削減を掲げるUNDP・国連開発計画は、このほど、温暖化により、世界26億人の貧困層が深刻な被害を被るとした「人間環境報告書」を発表した。温暖化への適切な対策を各国が講じなければ、最も貧しい人たちが真っ先にそして最も深刻な被害を受けるという。来日したUNDP総裁のケマル・デルビシュ氏に報告書の意図や日本が求められる対応を聞く。

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