滋賀県米原市で男子高校生を車ではねて死亡させた罪で有罪判決を受けた男性会社員が、示談交渉で遺族にけがをさせたとして、滋賀県警が傷害容疑で男性を書類送検していたことが23日、関係者への取材で分かった。

 昨年2月、米原市内の交差点で横断歩道を歩いていた高校2年の大槻祐仁さん=当時(16)=が、男性会社員(47)の運転する乗用車にはねられ、約3カ月後に死亡した。男性は今年2月、自動車運転処罰法違反(過失運転致死)の罪で禁錮3年、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 関係者によると、男性は5月4日、遺族が示談交渉で謝罪を求めた際、無言で立ち去ろうとした。その際、制止しようとした大槻さんの弟に暴行を加えて肩や腕に約3週間のけがをさせた疑いが持たれている。


あれっ? 執行猶予中の事件だから、てっきり執行猶予が取り消されて収監されるもんだと思っていたよ。