熊本市在住『コーチトトロ』のコーチング&カウンセリング気づき日記

熊本市でコーチングやカウンセリングをしながら、幸せとは何かを追及しているコーチトトロが、日々感じたことをアップします♪

アロマオイル+半身浴=リフレッシュ+美容+健康♪

2007-06-29 00:51:33 | その他
2007年6月29日(金)     心は

昨日、依頼していたアロマオイルが届きました。私のコーチである福山市の認定コーチの三好さんはアロマセラピストもされており、いいオイルを送ってくださいと依頼していたのです。私は初心者なので、まずはベルガモットとトゥルーラベンダーの2本を送ってくれました。昨夜それぞれ数滴をお風呂にたらして恒例のお肌ツルツル半身浴を30分行ないました。

私は自慢ではありませんが、言葉には敏感です。ちょっとこだわりなんかもあったりします。しかし、こと五感に関してはかなり不得手なんです。味覚、聴覚、臭覚、触覚、視覚は結構わかりにくいんです。もちろん、味がないとか臭わないとか触っても感覚がないなどということはありません。食べ物ではピザだけは自信があります。学生時代には朝昼晩とピザを食べたこともあります。今でも大好きです。ですから、五感が全くないわけではないのですが、弱いんです・・・。

実は以前エッセンシャルオイルを器に入れて、下から電熱で暖めて香りを部屋に充満するというのはやっていたことがあるのですが、これまたのどが弱いんです。しばらくしたら、のどが痛くなって止めざるを得ませんでした。香りは結構気に入ってたのですけどね。というわけで、昨日の半身浴もまだよくわかりません。もう少し続けるとわかるかもしれません。香りにも好き好きがありますので、いろんなものを試してみて、いずれ『トトロスペシャル』と調合していただくように三好さんに頼んであります。たまに「トロロさん?」とおっしゃる方がおられますが、おいしい『トロロ』ではなく、でっかい『トトロ』の方ですのでお間違いなく・・・。

実は昨日はノートパソコンも届いたのです。今もっているノートパソコンは、5年ほど前ITコーディネータの資格を取ったときに、20日くらい福岡へ通ったので「最も軽い」物を買いました。800gくらいしかありません。ですからメモリーが少ないし、ネットに接続すると遅いのでスカイプは出来ません。今も福岡へしょっちゅう行きますし、ノートパソコンは必需品ですので、サイトでいろいろ探して買いました。

松下電器の直販で15インチで12万円くらいです。春発売のものですがもちろん新品であり、今のより一世代前の機種ですが全然気になりません。安いでしょう?メモリーも1Gありますし、ハードディスクは120Gもあります。私はテレビは見ないのですが、ワンセグのテレビも見れます。見ようと思えばホテルでもっとでっかいテレビがありますけど・・・。他の機能も十分満足できます。でも買ってすぐ使えるわけではありません。しかもビスタです。使えるように設定するのに3時間くらいかかりました。他のソフトをインストールしたわけではありません。そのノートパソコンが安全にちゃんと使えるようにしただけです。私のような素人はすぐ使えるようのしてくれればいいのにと思いますが、そうもいかないようです。

今、29日になったばかりの時間ですが、これから寝て明日から3日間、CTIの基礎講座を受講します。とても楽しみにしています♪ 最近はどこも情報の漏洩に神経を尖らせていますので、どこまでこのブログに書こうかと今考えているところです。初日に誓約書を出すのですが、その誓約書には、手に入れた資料やCTI独自の情報を公開したり、知った第三者の情報を公開することはいけないと書いてありましたが、私が受講して感じたことをブログに書いてはいけないとは書いてありませんでした。まあ、受講してみた感じで考えてみることにします。

このブログをいつも読んでいただいている方は、CTIとはどんなコーチングをするのか楽しみにしている人もおられると思います。また、私のブログを読んで心理学を学んでみたいと思われる方もいると思います。どちらかというと、私はその団体を紹介してあげているようなものなんですが、人によっては嫌だと思われる方もおられるようです。

さあ、それではそろそろ寝ますか。ああ、そうだ。アロマオイルを忘れないように持っていって、ホテルで半身浴をしようっと・・・。心も体もリフレッシュしてお肌つるつる、ついでに頭もツルツル・・・。お後がよろしいようで。ではおやすみなさい。


今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。

「セールス」とは「お願い」がついていると思うトラウマ?

2007-06-28 00:46:16 | コーチング
2007年6月28日(木)     心は

昨日は、Hさんに1時間コーチングをしてもらいました。Hさんとは月に2回セッションを行なっており、前回のセッションの様子は6月15日の『私はクライアントとして最低です(笑)』に書きました。前回、何を書いたかなと読み直してみましたが、私はひどいクライアントですねぇ。しかも、最後に「毎日今日の自己観察を書きます」と言いながら、その日だけしか書いていません。・・・恥ずかしながら1日坊主でした。

今回はHさんに前回の続きをしてもらいました。まず、「前回から考えが変わったことがありますか?」と聞かれました。「認定コーチになり、プロとしての自覚を再確認しました」と答えました。「認定コーチを取るまでは無料でやります」という言い訳が使えなくなり、また、これまでは「まだ勉強中で全部無料でやっているから無収入なんですよ♪」と笑っていられましたが、そうも言えない状況になりました。

そこで、今回は「これからどう動く?」というテーマでコーチングをしてもらいました。まず対象なんですが、これはこれまでもずっと考えてきたことなのでスムーズに答えられました。
(1)個人向け;目標に向かって突き進んでいる人よりも、悩んでいる人にコーチングをして心を楽にしてあげられるような、そんなコーチングをしたい。
(2)経営者;経営者は孤独である。そんな経営者に対するコーチングも出来るが、例えば『財務の見方』のティーチングを半分入れたコーチングも出来る。
(3)企業内コーチングやセミナー;経営者からの要望で行なうことを考えている。
(4)セミナー;いろんなところでセミナーをやりたい。私というコーチがいることも知ってもらいたいし、コーチングをたくさんの人に知ってもらいたい。

ここからが、上のそれぞれの対象に対してどう動くかです。でもここでまた『セールスしたくない』病が出ました。「何故トトロさんは『セールス』という言葉に敏感なんでしょう?」と質問され、何故なんだろうと考えてみました。私は銀行に30年勤務し、一通りすべての業務を経験しました。他の銀行員があまり経験していないこともやってきました。例えば、審査部で企業の建て直し、広報室(広告・宣伝やニュースリリースなど新聞社対応等)や関連事業部(子会社・関連会社の整理)、お客様相談室(苦情承り部署)などです。若いときは営業も6年半ほどやりました。当時はまだ金融の自由化がなされておらず、いわゆる護送船団方式といって大蔵省が銀行を横並びになるよう徹底的に指導していた時代です。当時は預金の種類も預金金利もどこの銀行もすべて同じでした。ですから、お客様に「どうか預金を当行に移して下さい。どこも金利は変わりませんから」とお願いセールスばかりしていました。ですから「セールス」と聞くと「お願い」というイメージから離れられないのです。私はそれをトラウマと言うとちょっとオーバーですが、そんな感じを持っていたのだと思います。

Hさんは、食品関係の会社で営業や企画の仕事をしていたそうですが、自社の商品は他にない良いものであるという自信があったので、セールスも自信を持ってやっていたそうです。しかし、私はコーチングはいいものだと自信を持っています。ですからコーチングを紹介することには何の抵抗もないのですが、「セールス」という言葉が出ると反応してしまうんです。

パーソナルについては、インターネット上にコーチを紹介するいろんなサイトがあるので、そこへ登録します。この前Hコーチから「まるで釣りをしているよう」と言われたことですが、これはこれでいいと思います。でも、どれだけ申込があるかはわかりませんが・・・。それ以外についてどうしますか?と聞かれました。私はいろいろ言ったのですが、Hさんは「今持っている名刺を活用しないんですか?」と言われました。ここからがHさんを混乱させたセッションです。
私;う~ん、それはしたくないですね
Hさん;え?それは何故ですか?
私;今ある名刺の先には訪問したくないんです
Hさん;・・・それは何故ですか?
私;これからいろんなところでお会いする人には積極的に名刺を配り、コーチをやっていることを説明します。そして興味がありそうだったら説明したり後日の訪問の約束をします。でも、今持っている名刺の企業には「セールス」みたいで行きたくないんです。また、銀行時代の取引先をクライアントとしたくありません。
Hさん;・・・(困惑した声で)銀行時代の取引先は別としても、それ以外の知り合いの方に対して、起業したりしたら挨拶に行きますよね。そういうことはしないんですか?
私;え?挨拶?・・・、考えてもみませんでした。私は企業訪問は「セールス」で「お願い」と思っていたので、やりたくなかったのです。でも、プロコーチになりましたという挨拶に行くことはありですよね・・・。

このように、Hコーチに辛抱強くコーチングをして頂いたおかげで、自分の枠が少し取れた気がします。・・・少しです。プロコーチとしての自覚が出ても「お願いセールス」は嫌だ、という枠を取るのに自分で手こずっているトトロでした♪

今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。

『日本コーチ協会福岡支部』の勉強会は最上コーチでした♪(2-2)

2007-06-27 00:08:00 | コーチング
2007年6月27日(水)     心は

一昨日の続きです。一つ目の質問ゲームが終わりみんなで気付いたことを発表しました。「本当と嘘では間が違う」、「ノンバーバル(言葉以外)を注意したら見抜くことが出来た」、「嘘の場合は極力相手に話してもらうとボロが出る」や「一歩踏み込んだ内面を問う質問が必要である」等の意見が出ました。最上コーチは「感じる力」「聴く力」「ポロッと出た言葉」が大事だと言われました。「ポロッと出た言葉」は『キーワード』ですね。

そして二つ目の質問ゲームです。今度はさっきとメンバーを変えて行ないました。「この人が想像していることは何?」というゲームです。一人が自分の頭に名詞を思い浮かべます。名詞なら何でもOK、人名、地名、行事名、もの、出来事、何でもOKです。それを残りの3人が質問することで当てます。最初は私からだったので、先日あった「キャンドルナイト」にしました。これが失敗しましたねぇ。みんなの質問がかすりもしないんです。難しいのを想像しすぎました。時間ばかり経っていくので、ヒントをいくつか出してやっと当ててもらいました。また、私たちはクローズドクエッションばかりで行ってました。何故かオープンクエッションはしてはいけないと勝手に思い込んだからです。他のグループでは、オープンクエッションを使いどんどん当てているところもあったとのことです。

その次に「核心とは何か」をグループで討議しました。いざ言葉にしようとするとこれが難しい・・・。グループ討議終了後、全員で意見を出しましたが、いろんなものがありました。「本心・本音」「触れられたくない痛い部分」「一番大切なこと」「無意識の中にある行動や思考の原点」「すべての基本となるもの」「本人は気づいていないが、本当に求めているもの」「そこを突つくと原動力になるもの」「重要なこと」等・・・。これらは①コーチングのテーマになりうるもの②コーチの戦略になるもの、に分けられるそうです。

クライアントがストーリーを話す時、コーチは「強みや傾向を聴く」と共に、「一番伝えたいことは何か」を聴くべきであり、現状を聞きすぎるとコーチがそれに巻き込まれる可能性があり、そうなるとコーチング出来なくなることがあると最上コーチは言われました。まさにその通りで、特に私のようなピヨピヨコーチはクライアントと一緒になって解決案を考えてしまうんです。

それから、クライアントは最初に本当のことは言わないので、それをいかに引き出すかだそうです。これはクライアントが嘘を言うという意味ではなく、『本当のことを言いたくない』場合や『本当のことに気づいていない』場合があります。

その後、さっきと違う4人でグループを作り、コーチ、クライアント、オブザーバー2人に分かれて5分間コーチングを4回行いました。全員がコーチとクライアントをやります。これは、これまで学んだことを基に実際に5分間コーチングを行い、オブザーバーの二人はコーチの質問を全部書き留め、どれが機能したかを話し合った後、質問を書いた紙をコーチにプレゼントします。従ってみんな2枚ずつ自分が行なった質問を書いた紙をもらうわけです。

私は男性クライアントが「休みが取れない」というテーマについてコーチングをしました。彼は自分が休むと会社が回らないと言い、これまで実際にそういうことがあったとのことです。自分だけの思いで休めないのならやりやすいのですが、いろいろ聞くと実際に会社が回らないということなので一瞬これは難しいなと思いました。しかし、それではここで終わります。

そこで「年休を取る方法はないですか?」と原点に戻り直球で聞きました。すると、クライアントの考えが変わり「これまで言っていたのは過去のことであり、今は山笠の時に会社を休もうかなと考えていることを思い出した」と言いました。そこで「休みをとっても業務は大丈夫ですか?」と質問して「自分がいなくても大丈夫なように部下に仕事を教えています」ということを聞き、最後に「では山笠の時に休みを取ってみますか?」と言ったら、クライアントが「休みを取ってみます」と言ったところでちょうど時間切れとなりました。途中で危うく諦めて危険なループに入りかけたのですが、そこで自分の気持ちを立て直して原点に戻したのがよかったと思います。このセッションはピヨピヨコーチの私としては上出来でした♪これで気づいたことは、行き詰ったら、クライアントの直接聞いてみるということでした。(やっぱりそれでいいんだ♪)

最後に①今日の学び②今日手に入れたこと③今後どうして行くかの3点について、2人一組でコーチングをしました。私たちは「ストーリーに引き込まれてはいけない」「ノンバーバルに注意を向ける」「経験を積んで核心がわかるようになる」「自分なりの質問をたくさん持っているといい」ということでまとまりました。最上コーチ、楽しいエクササイズといろんな気づきを有難うございました♪

最後になりますが事務連絡です。昨日、(財)生涯学習開発財団認定コーチの試験結果が発表され、おかげさまで無事合格しました。因みに息子も合格していました。いつも相互セッションをしてくれている私の勉強仲間や【熊本コーチング倶楽部】、【インターナショナルコーチング倶楽部】の勉強会の皆さん、またこのブログの読者の皆様のおかげだと感謝しております。本当に有難うございます。これからの目標はボケないで生き続けることと、10年後の65歳の時には国際コーチ連盟のマスターコーチの資格取得をしていることです。今日受講したCTPで10年後の目標としてそのことを言ったところ、岡松クラスコーチが「コーチをやっている人の頭は若返るそうですよ」と言ってくれました♪

時にはハードボイルドコーチとして博多の地下街で探偵ごっこをしているかもしれません。もしかしたらボケて徘徊しているだけかもしれませんが・・・。そんな挙動不審な私を見かけたら、たとえ関わりたくないと思っても是非前から声をかけてください。間違っても後ろから肩などたたかないで下さいね。マスターコーチになるという志半ばのまま心臓麻痺なんかで死にたくありませんから・・・。今後ともよろしくお願いします♪

今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。

『日本コーチ協会福岡支部』の勉強会は最上コーチでした♪(2-1)

2007-06-25 23:59:41 | コーチング
2007年6月25日(月)     心は

24日(土)の最上会に参加し、翌日曜日は『日本コーチ協会福岡支部』の勉強会に参加し、泊まって今日熊本に帰ってきました。

24日の最上会は、熊本の社労士でありイメージコンサルタントでもある川内恵理さんの「パーソナルカラー活用セミナー」でした。内容は、一人一人に合うパーソナルカラーがメインテーマでしたが、コーチングでいうタイプ分けともつながっているという話でした。

私は以前カラー診断をしてもらったと書きました(4月17日 『カラー診断を受けました♪』5月17日 『カラー診断のその後』)が、パーソナルカラーは「夏」がメインで、それに「春」も少し入っています。川内さんいわくタイプ分けでいうと、「夏」は『サポーター』で「春」は『プロモーター』だそうです。タイプ分けのテストを何度もやってみましたが、私は『コントローラー』と『アナライザー』が同点トップで、次が『サポーター』、最後が『プロモーター』でしたが、最近は3番目に『プロモーター』が上がってきて『サポーター』は最下位に落ち込んできています。

でも考えてみると、私を見た方の第一印象は「おとなしそう」です。昔から、「おとなしそうに見えるけど、意外と・・・」等といわれることが多かったのです。ですから、内面のタイプ分けとは違うけれども、外見上でみるカラーで見たタイプ分けが、おとなしそうな見かけで『サポーター』と出たという点では、それなりに合っているのかなと思いました(私の言いたいことわかります?自分で書いていて、説明するのが難しいのですが・・・)。川内さんはその後はカラー診断の実践などをしてくれましたが、特に女性は「うんうん」とうなずきながら見入っていました。

翌日は午後1時半から4時半まで『日本コーチ協会福岡支部』の定例勉強会に出席しました。講師は国際コーチ連盟のプロフェッショナルコーチであり、コーチ21のクラスコーチでもある『日本コーチ協会福岡支部』監査役の最上輝未子さんでした。最上さんはもともと九州大学の薬学部を卒業され大学院まで出ておられ、医療系コーチングやセミナー、子育てコーチングくらぶ“ダブルス”も運営されています。現在のパーソナルコーチングのクライアント数は30人とのことで、家事をやりながら全国でセミナーをやり、コーチ21のクラスコーチをしながら30人のクライアントとのコーチングするという、私から見るとスーパースーパーウーマンです!

また、その日のテーマが「相手の核心を速攻で引き出す質問トレーニング」でした。これはコーチングを学んでいるものにとっては、「死んでも聞きたい」テーマですよね。また、ワーク盛りだくさんの楽しいセミナーでした♪

最初は質問ゲームを二つやりました。一つ目のゲームはなるべく知らない人と4人組になり、自己紹介を兼ねて1人が名前を言った後に「実は私は〇〇なんです」と言います。それは嘘でも本当でもいいのですが、その後残りの3人が3分間その人にいろんな質問をして、その人が本当のことを言っているのか嘘を言っているのかを判断します。ちゃんと考えて質問をしないと真偽はなかなかわかりません。

私のグループは、女性が1人で男性3人だったのですが、女性が最初で「私は今はこんなに色が白いんですが、実は沖縄の黒島出身なんです」と言いました。3人で考えられる限りのいろんな質問をしましたが、実に詳しいんですね。3分後、我々は全員シロ(本当)に手を挙げたのですが、その女性の答えは「嘘です」でした・・・。後で考えると、最初に「私は今はこんなに色が白いんですが・・」などはとても怪しいですよね。でも本当かもしれません。その女性はとても喜んでいました・・・。

その女性は虫も殺さないような顔をして我々善良な男を騙したのです・・・、と言うのは冗談ですが、私はその人の顔を見た時から、「この人は嘘はつかないな」と先入観がありました・・・。多分、最上さんに言わせると「それは想定外」だろうと思います。最初から嘘を言ってもいいと言うルールになっているのに、「この人は嘘はつかない」と思い込むのは駄目です。その女性は、以前黒島に実際に住んだことがあるそうで、それで詳しかったのです。でもヒントは出したらしいのです。「冬の気温は大体何度くらいですか?」と聞かれて、わざと23度とか答えたんですが、私もその時はちょっと高いんじゃないかい?と思ったのですが、何せ先入観の男ですので思い込んだら一筋です!

次は私の番でした。私は「実は私は熊本の阿蘇の出身なんです」と言いました。「いつまで住んでいたのですか?」と聞かれたので「小学校までです」と答えました。すると「阿蘇には有名なゴルフ場がありますよね。知ってますか?」とか聞かれました。私は福岡にいた時は仕方なくゴルフをしましたが、熊本に帰ってきてからはしていません。だから、ゴルフ場にも詳しくないんです。だから「知りません」と答えました。3分後、女性が「本当」、男性二人が「嘘」でした。答えは「本当です」。すると女性が言いました。「岩下って言う姓は阿蘇に多いんです」と。私はコーチトトロのニックネームですが本名は岩下なんです。自分でも「あ、そうだった」と言われて気づきました。ばればれでしたねぇ。そんな問題を出すなんて私ってなんて馬鹿なんだろう・・・。

次の男性は「実は私は独身なんです」と淋しそうに言われました。我々善人グループは「うっ」ときました。でも嘘だったら見破らなければなりません。私自身が独身なので、自分の困ったことなどを聞きましたが、たとえ奥さんといる人でも、大体答えられますよねぇ。ですから質問しても全然わかりませんでした。私は「嘘」「本当」と続いたので、「嘘」と答え、他の二人も「嘘」といいました。答えは「嘘」でしたので、全員見破ったことになります。

最後の男性は「私の仕事はお菓子屋さんです」でした。紅一点の女性が、これからの季節で一番売れるのは何ですか?と聞いたところ、彼は「キャンディです」と答えました。3分後全員「嘘」と言いました。これは自信があります。これからのシーズンは冷菓でしょう。答えは「本当」でした・・・。梅雨はキャンディで、その後の夏が冷菓だそうです。面白かったのは、その男性が逆に「僕は本当にお菓子屋だから一生懸命真面目に答えたのに・・・。自信をなくしました・・・」と落ち込んだことです。大丈夫ですよ。我々3人がいい加減なだけですから・・・。また、独身ですと言った男性も「私だけ全敗です」と落ち込んでました。

でもこのゲームは盛り上がりました。でも難しいですねぇ。いかに嘘を見破るのが難しいかがわかりました。みんな相手の目を見て嘘をつくのです・・・。嘘をついても目が泳がないのです・・・。その後、各グループがこのゲームで学んだことをシェアする場面がありました。私のグループは核心を突く質問どころか、「先入観」だったり「独身と言った人にはかわいそうで突っ込めない」等と言って大いに会場を沸かせましたが、このゲームの意図を正確に理解していなかったというか甘いというか善人なんです。でも、私は性善説なので、騙すより騙されたいと考えています。でも、このゲームの主旨と全然違いますよね(笑)。

何と一つ目のゲームを書いただけで、3,000字を超えてしまいました。この続きは明日にします。ではおやすみなさい。


今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。

私は質問をしないコーチです・・・か?

2007-06-23 00:00:44 | コーチング
2007年6月23日(土)   昨夜は『キャンドルナイト』  心は

昨晩は東京のMさんと雑談をしました。雑談といっても、私の場合はコーチングに関することだけになりますので有意義です。20時から開始しましたが、先日書きましたように昨晩は『100万人のキャンドルナイト』なので電気を消してローソクをつけてセッションを行ないました。でもスカイプを使いますのでパソコンをつけており、ローソクも念のために2本つけていたので結構明るかったです。21時半過ぎに雑談が終わり22時になりましたが、心理学セミナーでもらった小さなローソクがまだ十分残っています。この調子だともしかしたら一晩もつのではないでしょうか。

20時にスカイプを始めた時、Mさんが「トトロさん、ローソクでのセッションはいかがですか?」と言いました。彼女も私のブログを読んでくれています。私も東京の「キャンドルナイト」はどうですかと聞いてみました。東京は雨だそうで外の様子はあまりわからないそうです。私も外を見ましたが、明らかに電気が消えているなというのはわかりませんでした。22時を過ぎたとき、電気をつけてカーテンを開けて周りの家を見ましたが、お隣が真っ暗なのでキャンドルなのかもしれません。しかし、他はわかりませんでした。


閑話休題
東京にはいろんな勉強会があるそうです。有名なコーチの勉強会もあり、そこはいつも参加者が多いとのこと。彼女はたくさん勉強会に参加していろんなコーチと話してきたそうですが、自分が思ういいコーチの話をしてくれました。あまり質問をしないそうです。こう書くと誤解を受けそうですが、「クライアントの望む方向に進む」、すなわち「コーチが自分で決めた質問をすることでクライアントを引っ張らない」ということだと私は理解しました。

そんなことは当たり前だと思われるかもしれません。もちろん、クライアントが望む方向にセッションを進めるのが当然だと思います。しかし、私は以前クライアントが望む方向と違ってしまったという経験をしました。そこで、最近はその日のセッション開始時に、今日はどうしますか?と聞くことにしています。そのクライアントは私のそういうやり方を知っているので、「今日は本来のテーマと離れてこの問題を取り扱ってください」と言ってくれます。従って、私とこのクライアントの思いが違うということはありません。

Mさんがすばらしいと思うコーチは、ほとんど質問しないそうです。相槌と承認でセッションを進めていき、最後に自分の感じたことを言うか提案をするそうで、それがきちんとはまるんだそうです。またMさんは、勉強する機関やスキルではなく、その人そのものだと言いました。4月12日の「2月10日の『日本コーチ協会福岡支部』石川尚子スペシャルについて」で書きましたが、石川コーチが「コーチはスキルではなくあり方」と言われたこととまったく同じです。「スキル」は学べば身につくけれど、「あり方」は一朝一夕には身につきません。ある意味、その人の存在そのものです。そういえば、石川コーチもあまり質問をしなかったな~。

その後、Mさんに5分間コーチングをしてもらいました。テーマは「トップコーチを目指すためにクライアントが必要だがセールスはしたくない。セールスをしないでクライアントを獲得する方法」というものです。私も馬鹿ですねぇ。おおよそ答えはわかっているにもかかわらず、きちんとした考えを持てず相変わらずこの問題を考えています。セッションを始めると私の思いをどんどん話していって、途中でMコーチから止められました。テーマから離れていったからです。30分コーチングのときは15分くらいは黙って聞いているそうですが、今日は5分ですからね。Mさん曰く、私は話しているときは『プロモーター』だそうです。自分では書いているときが『プロモーター』で、普段は『コントローラー』、『アナライザー』だと思っていましたが、話はどんどん広がっていくのです。多分、自分の本当のテーマを掴んでいないのでしょうね。

5分間コーチングをやってみて、自分がコーチをやっていることを会った人に話すことをセールスと思っていたらしいと気づきました。「僕のコーチングを受けませんか?安くしときますよ」などと言うとセールスになるのですが、自分がコーチをやっていることや、コーチングの良さを話すことはセールスではないというふうに考えられなかったのです。というか、だいたいそんなことを考えてはいたのですが、きちんと自分の中で整理できていなかったのです。

ですから、今後は自信を持っていろんな人と会って、話をしたいと思います。また、「質問をしないコーチ」もいいな・・・。今度誰かとやってみたいと思います。最初に質問をして、後は「なるほど」とか「うんうん、それで」や「いいねぇ、で?」等でセッションを進めたいですね。これだと、確かにクライアントは自分の話したいことを話しますので、クライアントの考えとコーチの考えが食い違うことがなくなります。これまで、私もクライアントとしてコーチングを受けたとき、「それと違うんですけど・・・」と思いながらセッションをしたことがありました。終わった時もやもやが残りますし、あそこでこう言って欲しかったと言っても後の祭りです。クライアントとしても、その時にきちんと言いたいことを言うことがコーチにとって有難いクライアントだと気づきました。

私の知人に「教えないコンサルタント」を売りにしているコンサルタントがいます。私も「質問をしないコーチ」を売りにしようかな(笑)。


今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。

22日は『100万人のキャンドルナイト』に参加します♪

2007-06-21 00:00:41 | 心理学
2007年6月21日(木)     心は

18日(月)は、受講している心理学セミナーの基礎後編の8回目、最終回でした。この日をもって心理学セミナーの基礎編が無事終了です。一緒に受講し始めた仲間のうちの8人ほどが卒業しました。

この日のテーマは「各種心理テスト」で講師は林先生でした。いつもの通り、隣の部屋で研究コースがあっており、そちらにかなり参加しているので、こちらの部屋は少なめでした。

心理検査にはいろいろあります。主なものとして、質問紙法ではエゴグラム、YG性格検査、MMPIなどがあり、投影法ではロールシャッハ、TAT、SCT、絵画法などがあります。実際にやる時は、1つだけではなくいろんなテストをやってもらって、それらの結果により多面的に見るそうです。

この日、私たちが実際に行った最初のテストは絵画法です。B4の紙が2枚あり、それに12色のクレヨンで「木の絵」と「家族の絵」を描いてくださいと言われ、みんないっせいに取り掛かりましたが、私は本当に絵が苦手です。小学校1年生の時、野外に出て書いた、どこから見てもただの豚の絵が学内で金賞に選ばれた以外、絵に関しては全くダメです。でも心理学のテストだから、絵は紙全体を使って大きく書くほうがいいと思いましたので、どちらも紙一杯に書きました。でも人に見せるような絵ではありません。グループの他の人は上手な人が多く、目がキラキラした女の子などを書いていました。

その後、いろんな絵の実例を見せて心理状態を説明してくれましたが、例えば斜面に立っている曲がった木を書いた人の心理などです。家族の絵でも、説明を受けるとなるほどと思うような絵でした。もちろん、特にそういうものが表れている絵を選んで持ってこられたのでしょうが、心理状態がはっきり絵に表れていました。本人は気づかなくても、ちゃんと表れるんだなと思いました。

興味深かったのが、強迫性神経症(例えば、1日何十回も手を洗うなど)の人は、症状が重い人ほど絵が重いそうです。最初は「重い感じの絵」かと思ったのですが、そうではなく、クレヨンを何重にも塗り重ねるので絵の重量が重くなるそうです。見た感じでわかるし、持ってみるととても重いそうです。そして、症状が軽くなるにつれて、段々絵も軽くなるとのこと。いろんなところに表れるものなんですね。

次にYG性格検査をやりました。これは120問あり、林先生が読んでいくので、「はい」なら○、「いいえ」なら×を書きます。どう考えてもどちらでもない場合は△です。私の結果は、大雑把にいうと『情緒は安定していて活動的である』という結果でした。

多分これは、会社を辞めストレスが大幅に減っており、自分の好きなコーチングの勉強をしていることが表れていると思います。もともと、私はあまり社交的ではありません。しかし今は結構人と会うことが楽しくなっています。私のグループの人とも見せ合ったのですが、たいていのひとは情緒が安定していました。心理学を学んでいろんな気づきがあり、気が楽になった人が多いためではないでしょうか。

セミナーの最後に、机においてあった新聞の説明がありました。それは『6月22日の20時から22時まで電気を消そう』ということを書いた新聞でした。地球温暖化を少しでも止めようと行なわれるそうです。夏場『打ち水大作戦』というのがあっているのを知っている方は多いでしょう?私も会社員だった時、熊本市の中心部に行き、いっせいに打ち水をしたことがあります。この新聞には2006年の『打ち水大作戦』は、日本全国で770万人以上が参加し、ストックホルム、パリにまで広がったと書いてあります。

6月22日の電気を消すイベントは「世界中でスローな夜を!『100万人のキャンドルナイト』」と題して全国で664万人が参加し、2万2716箇所の施設がライトダウンすると書いてあります。更に韓国、オーストラリア、フランスなどにも広がっているとのことです。心理学セミナーで、その新聞と直径4センチ、高さ2センチの小さな丸いプラスチックケースに入ったローソクを1個もらってきました。ただ、私はアナライザーなので、この小さなローソクで2時間もつのだろうかと考えてしまいましたが・・・。

私も22日(金)は20時から22時までローソクで過ごしたいと思います。20時から1時間、コーチングセッションが入っていますので、スカイプを使うためにパソコンだけは使わせていただきたいと思います。皆さんの中にも参加しようという方は多いと思いますが、初めて知った方も是非参加していただくと嬉しいです。家全体が難しいなら自分の部屋だけでもいいと思います。皆さんの周りの家でも結構電気が消えるのではないでしょうか?

心理学セミナーの参加者には携帯のお箸を持っている人が何人もいます。自分たちで出来ることを少しでもやろうということです。それを知った私も100円ショップで携帯のお箸を買いました。いえ、ケチったわけではなく他に売っている店を店を知らなかったのです。


今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。

【インターナショナルコーチング倶楽部】勉強会をしました♪

2007-06-20 00:00:30 | スカイプ又はスカイプキャスト
2007年6月20日(水)     心は

先週の日曜日17日は、【インターナショナルコーチング倶楽部】の勉強会でした。久しぶりに『スカイプキャスト』を使ってやってみることにしました。

21時からだったので、20時半に『スカイプキャスト』を作りヤフーグループの「ブリーフケース」に入り口の案内を置こうとしました。「今すぐ開始」で作ったので、『スカイプキャスト』はすぐ出来ました。ところが、これまでと同じように、作った『スカイプキャスト』に私が入れなかったのです。何度かやると入れるのですが、5秒で電話が切れてしまいます。何度やっても入れないか、切れるかです。いつまでもヤフーグループにアップしないと誰も参加できませんので、一応作った『スカイプキャスト』のURLをワードで作成してヤフーグループの「ブリーフケース」に置きました。そして、「入れなかった人は、私にスカイプでチャットして下さい」と書いておきました。

その後も21時まで何度も『スカイプキャスト』に入ろうとしたのですが、何度やっても同じ状況でした。その内、参加者からチャットがあったため、100人まで参加できる『スカイプキャスト』は諦めて10人までの『スカイプ会議』で勉強会を始めました。途中で入った方もあり、最終的に私も含めて4名の参加でした。参加者はいつも4~5人程度なので『スカイプ会議』で十分なんですが、10人を超えた時のために『スカイプキャスト』を成功させたいのです。参加していただいた皆さん、有難うございました。Nさんが『スカイプキャスト』に何度やっても入れなかったとコメントに書いておられました。そういう事情だったのですみませんでした。

この日のテーマは「コーチングって何ですか?」と聞かれた時にどう答えるかでした。皆さんから意見をもらったのですが、どなたも『相手次第』と言われました。また、「セッションをしてもらう(体験)」や「体験することを勧める」という意見も皆さんが言っておられました。それから、最近はスポーツのコーチもコーチング手法を取り入れている人が多く、そこから説明するという方もいました。ただ、こう説明すれば大丈夫という模範的な説明は難しいようです。聞く方は一人一人違いますので、どの程度コーチングをご存知か、また、どの程度興味があるかなどによって違いますからね。

以前、Nさんと5分間コーチングをやったとき、同じテーマで私がコーチ役でNさんにクライアント役をやってもらいロールプレイをやりました。1回目は私の方から説明ばかりしてうまくいかなかったので、2回目はNさんに質問を投げかけるということでやったら結構うまくいきました。

そこで、この日の勉強会でも実際にやってみましょうと言い、クライアント役を募って私がコーチ役をしました。本当は複数の人にやってもらうと、どこがよくてどこがうまくいかなかったかが分かるので、何人かにやっていただきたかったのですが、時間の関係で私一人しか出来ませんでした。

ところが、今回やった時は再び私はいろいろ説明をしてしまい、終わった時に自分で「う~ん」という悪い例になりました。まあ、悪い例でも、模範的な悪い例なので聞いていた人の勉強になったと思います(笑)。

6月の【インターナショナルコーチング倶楽部】の勉強会は終了です。7月も出来るだけやりたいと思いますが、私の都合でやりますので何回できるかなと思っています。今月末から来月初めはCTIの勉強会ですし、15日の日曜日は日本コーチ協会の『「コーチ認定試験の母」とも言われるマーガレット・クリグバウム氏の講演会』へ大阪へ行きます。28日(土)は『日本コーチ協会福岡支部』の勉強会で、翌29日(日)はITコーディネータ協会九州支部の理事会・研修会があります。今書きながら、仕事はしてないが勉強は我ながらしてるなと今更ながら思ってしまいました(笑)。

スカイプでの勉強会は無料で出来ますし、どこの方でも参加できます。時間を見つけて今後も続けたいと思っています。拙い進行役で申し訳ないですがよろしくお願いします。


今日も最後まで読んでいただいて有難うございます。

毎日5分間コーチングをする方法がありますか?

2007-06-16 00:00:28 | コーチング
2007年6月16日(土)     心は

先日、以前相互コーチングでセッションを何度かしていただいた、東京のMさんとスカイプでいろんな話をしました。Mさんは私のブログを読んでいただいており、また彼女のブログを私も読みましたが、「うん、うん」という内容ばかりです。一度情報を交換しましょうということになり、久しぶりに話しました。

以前セッションした時もいろいろ気づきをもらったのですが、今回も気づきがありました。午前11時過ぎから1時間半以上も話してしまいました。コーチングの勉強をしている人と雑談をしていて面白いのが、相手の話が気になるといつの間にかコーチングをしていることです。Mさんがコーチすることもありましたし、私の時もありました。

コーチングがうまくいかない時は、私は次にどんな質問をしようかと悩みます。すると、当然のことながらクライアントの言葉を十分に聞いていません。ますますうまくいきません。そんな話をしていたら、Mさんが「この前ブログに書かれてましたね。そういう時はクライアントにどんな質問がいいか聞けばいいんじゃないですか?」と言いました。「え?クライアントにどんな質問をすればいいか聞くんですか?」と言うと、自分の体験談を話してくれました。

Mさんがコーチングの勉強を始めてすぐの頃、ある勉強会で有名なコーチにコーチングをしたそうです。ところが、勉強を始めてすぐだったので、どんな質問をすればいいか全くわからず、その有名コーチに「どんな質問をすればいいですか?」と聞いたそうです。すると、そのコーチが、「〇〇と質問してください。そうすれば僕は××と答えます」と教えてくれて、その通りにしました。しかし、次がわからずまた同じ質問をし、そんな調子で終わったそうです。終了後「どんな質問をしたらいいかわからなくなったらクライアントに聞けばいい」と教えてくれたそうです。更にそのコーチから「今日はいいコーチングを有難うございました。新たな気づきがありました」とお礼のメールが届いたそうです。

私はMさんには悪いんですが、その話を聞いて「本当かな~」と思ったのですが、彼女はウソをつくような人ではないし、そんなことを言っても何の意味もありません。その有名コーチはまるでセルフコーチングをしているようなものだったんでしょうか。自分で質問も答えも考えたのですから・・・。しかしセルフコーチングと違うのは、きちんと聞いてくれる人がいたことです。多分Mさんの聴き方がすばらしかったのでしょうね。

私は以前にもセッションをしていて、どうしようもなくなったことがあります。その時はクライアントの人から「お互いにループに入ったみたいですね」と言われたことがあります。どうしようかと困っていた時だったので、それを聞いてホッとした記憶があります。私がそう感じているということはクライアントも同じだと思います。そういう時は、素直に「ループに迷い込んでいるような気がします」と言って、「これからどんな風に進めたほうがいいですか?」と聞くのは1つのいい方法だと思います。但し、クライアントによっては「コーチなのに何言ってるの?」と感じる人もいるでしょう。人の感じ方はいろいろなので、それはそれで仕方がないと思います。


また、あるコーチング機関では、毎朝全員で5分間コーチングをしているとMさんが教えてくれました。毎朝5分間コーチング・・・、いいですねぇ。私も毎日コーチングをしたいと思っています。幸い、CTPの受講も含めれば、ほぼ毎日何らかの形でコーチングをしています。誰かと5分間コーチングをやってみようかな?しかし、最近は朝が弱いんです。すっかり素浪人の生活になじんでしまって、なかなか堅気の生活に戻るのが難しい状況です。たまに7時半に起きると、ベッドに座ってボーっとしています。会社員だった時は6時半頃起きてパッと行動に移っていたのですが・・・。また、5分間コーチングをしようとしても、5分ですまない可能性もあります。下手をすると30分とか1時間になりそうです。それもどうかと思います。家族とやってみることも考えましたが、それもいろいろあり難しい・・・。

どなたか、毎日5分間コーチングをするアイディアはありませんか?もしかしたら、既に実行している方もあるかもしれません。そういう方がおられれば是非コメントしてください。よろしくお願いします。本気でやってみたいと考えています♪


今日も最後まで読んでいただいて有難うございました♪

私はクライアントとしては最低です(笑)

2007-06-15 00:00:21 | コーチング
2007年6月15日(金)     心は

私のブログをいつも読んで頂いている方と話すと、どうも私を過大評価して頂いているように感じます。確かに、コーチング、心理学、ファシリテーションを勉強し、【熊本コーチング倶楽部】と【インターナショナルコーチング倶楽部】の勉強会を立ち上げてやっています。本も少しは読んでいます。・・・ところがコーチングは下手なんです(笑)。コーチングが下手なことはこのブログに書いているのでまだいいのですが、一昨日のコーチングで更に私の悪いところがはっきりしました。プロコーチを目指しているくせに、自分が「アンコーチャブル(クライアントに向かない、あるいはクライアントにしたくない人)な人間」だとわかったのです(笑)。・・・実際、笑い事ではないのです・・・。

お互いを交代でコーチングしているHさんという方がいます。一昨日は私がコーチングをしてもらいました。自分で言うのもなんですが、私はコーチをしている時や普段話しているときはいい人です(笑)。ところが初めて気づいたのですが、クライアントの時は実にやりにくいヤツなのです。Hさんは私をコーチングしながら困っていました。自分でも以前から思っていたのですが言動が一致しないのです。有言不実行なのです。このブログに書くことや言っていることはすばらしいのですが、いざそれをやるという時には、「やりたくない」と言います。まるで駄々っ子です。コーチングの最後に、Hコーチから「いつまでも青年のようなトトロさん」とお褒め(?)の言葉を頂きました(笑)。

Hさんに「私は『さあ、才能に目覚めよう』という本によると、『最上思考』の人間なので、最終的な目標は国際コーチ連盟のマスターコーチまで行きたい(コーチ21で取得する資格の最高位)」と言いました。また、「九州にはトトロというコーチがいる」と言われたいと言いました。その後、Hコーチと次のようなおかしなセッションが行なわれました。

Hコーチ;ではトトロさん、目標を達成するためにどうしますか?
トトロ;ビジネスコーチ、パーソナルコーチ、カウンセリングコーチ、コンサルティングコーチなどいろいろやります。しかし、売り込み(セールス)はしたくないんです。
Hコーチ;九州のトトロや、国際コーチ連盟のマスターコーチになるのにクライアントはいらないんですか?
トトロ;必要です。でもセールスはしたくないんです。
Hコーチ;ではどうやってクライアントを探すんですか?
トトロ;いろいろやっていると、その内現れると思うんです。
Hコーチ;では、具体的な目標はないんですか?
トトロ;一応今年中に10名のクライアントを獲得すると、私のコーチと決めたんですが、セールスしたくないんです。
Hコーチ;目標のないコーチってクライアントにとってどうでしょうねぇ・・・。
トトロ;ズキッ!ウッ、今、心に刺さりました(笑)
Hコーチ;あ、ごめんなさい。でも、まるで釣りをしているようなものですね・・・。
トトロ;ははは。釣りですか?そう言われるとそんな感じですよねぇ。笑っている場合ではないですよね・・・。
Hコーチ;私、一生懸命同じ絵を描こうとして、いろいろぶしつけな質問をしているんですが・・・。
トトロ;私の絵は描きにくいでしょう?
Hコーチ;いえ、そんなことはないんですが・・・。

この日は実は1時間もコーチングを受けたのですが、だいたい上の会話のような感じが続きました。多分Hコーチは私の描いている絵がわからなかったと思います。いえ、絵がないんです。最終目標だけは決まっているのですが、今これからそれに向かって何をするかがないんです。まるで、プロモータータイプの人が、将来の夢を語るときのようです(プロモータータイプの方ごめんなさい。私はコン・アナなんですが・・・)。画用紙の真ん中にでっかい真っ赤な太陽が描いてあるだけなので、詳細な絵があるはずと考えているHコーチに描けるはずはありません。Hコーチの困惑が伝わってくるような1時間のセッションでした。Hコーチ、すみませんでした。自分の欠点というか、「釣りをしている」場合ではないと気づきましたので、次回のセッションまでには、せめて幼稚園児並みの絵を描いておきたいと思っています。

でも、前回と前々回は私がHさんをそれぞれ1時間ずつコーチングしたんですが、悩みが似ているんです。Hさんもクライアントの時は、あれこれ悩まれていました。とても人間らしさを感じましたし、その時は私が優しく聞いてあげました。ところが立場が変わると、Hさんはきちんとしたコーチとなり鋭い質問をされます。話し振りもあの時悩んでいるときと違って、凛としてそれは頼りになるコーチです。

今回、コーチングを受けてみて、人間はクライアントのときが一番「その人の人となり」が表れるのではないかと思いました(もしかして私だけ?)。私はコーチのときは、優しく話を聞く頼れるおじさんですが、クライアントのときはまるで子供のように駄々をこねてコーチを困らせます。・・・でも、どっちが本当の自分だろう?



今受講しているCTPの宿題で、今月一杯「毎日5分間自己観察をして、それをメモ程度でもいいから書く」というのがあります。自分を観察して『今何を考えているか』や『今の気持ちは』等を書きとめるということです。私はこのブログを書くことにより、毎日2時間くらい自己観察をしていますが、ブログの最後に【今日の自己観察】を毎日書きたいと思います。

【今日の自己観察;釣りをしている場合ではない・・・とちょっと真剣に考えている】

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「健康」にもいろいろある♪

2007-06-14 00:21:48 | コーチング
2007年6月14日(木)     心は

現在、CTPで「ヘルスマネジメント」について勉強しています。皆さんは「健康とは」と聞かれてどう答えますか?突然聞かれたら、私は「病気をしない元気な体」と答えます。もちろんそれは大事なのですが、それ以外に「精神的な健康」と「社会的な健康」があるとのことです。心の健康などがあるのは知っていますが、「健康とは?」と聞かれると、つい体のことだけを考えてしまいます。

社会的な健康って何だろうと思ったのですが、家庭や職場や地域の人たちとの関わり方、言葉を変えれば自分の周りの人とのコミュニケーションをきちんととるということでした。

また、健康度を知るセルフ・アセスメントがあったのですが、チェックする前は自分では食生活以外はきちんとしていると思っていたのですが、いざやってみると「運動・エクササイズ」もダメでした。基本的には毎日ジムへ行こうと思っているのですが、実際は週に3回くらいしか行っていません。最近、寝る前にビールを飲みながらブログを書いているので、再びお腹が・・・。結局、ちゃんとやっていると思っていた運動も、チェックしてみたところ、全然ダメだとわかりました。

また、心の部分では「自分を許している」や「ねばならないと思っていない」などのチェックがあり、昨日書いた心理学と同じでした。また、感情の部分では「自分の考えを文章にしている」というのがあり驚きました。まさに私はこのブログに自分の考えを書いているので、感情のマネジメントに役立っているんだなと思いました。またメンタルな部分では自分ときちんと向き合っているか、社会と関わっているかなどのチェックがありました。

クラスの中で、健康は××+〇〇×△△です、のように+や×を使って表してくださいというのがありました。私は、健康=(適度な運動+食事のバランス+十分な睡眠)×前向きな気持ち と言いました。自分ですばらしい答えだと自画自賛しましたが、いかんせん、出来ているのは「前向きな気持ち」だけなので0点です。気持ちだけで空回り・・・。

健康と一口に言ってもいろいろあることを知りました。まだ始まったばかりなので、これからいろいろ学び、コーチングにどのように取り入れていくかを考えようと思っています。


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心理学セミナー後編7

2007-06-13 00:27:11 | 心理学
2007年6月13日(水)     心は

11日の月曜日は心理学セミナー後編の受講に福岡へ行ってきました。後編は8つですので、後1回で基礎編は終了になります。今後のこのセミナーについての私の方向性として、ひとつは研究コースに進む、もう1つは基礎編を再受講する、最後の1つは足を洗う(笑)の3つがあります。

先日も書いたのですが、研究コースは次回いつ開催されるか決まっていません。来年という話もありますし開催されても年に1回程度です。25課程ありますので、もし何らかの理由で欠席した場合その次に開催されるコースで受講は出来るのですが、1年近く待たなければなりません。従って、現在受講している研究生は、欠席した分は大阪や東京で受講しているとのことです。毎週あったとして7ヶ月です・・・。あなたなら受講しますか?

また、再受講は1回千円で参加できます。本当に受講生のことを考えていただいていると思います。しかし、私の場合は熊本から出かけて宿泊してくるので、旅費と宿泊費で1回1万円程度かかります。福岡に住んでいるならば再受講するのに何の抵抗もないのですが、月に4回で4万円・・・ちょっと考えてしまいます。しかし考えようによっては、素浪人の今なら時間はたっぷりありますし、無料に近い1千円で勉強できると考えれば、旅費や宿泊費も何のそのです。

もともとは、基礎コースで終わろうと考えていました。私としては、コーチをやる上で心理学も知っておいた方がいいというくらいの気持ちでしたから。でも、受講後の懇親会で、「2回聞くと全然違う」や「同じ講座を5回聞いてやっと腑に落ちた」等と聞くと、迷いが出てきます。私としては、1回聞いて腑に落ちているとおもっているのですが・・・。で、今の私の頭の中の流れからいくと、何回か再受講してみる方向に傾いているようです♪

この日も研究コースと基礎コースが隣どうしで同時に開催されていました。ですから、基礎コースでの再受講の方は少なかったようです。ただ、私のテーブルには珍しい女性がいました。彼女は自己紹介で、「私は15期生です。多分7~8年前受講していました。途中で止めてしまっていましたが、今知人が受講しており、それを聞いて思い出して事務局に電話したら『どうぞ受講してください』と言われて来ました」と言われました。テキストも私たちの物と違う色です。私たちは55期なので、本当に相当前です。みんな目を丸くしてビックリしていました。「へ~」。しかも、見た目が若いので、『7年前?いくつの時だろう?』と思いました。

その後に言われたことにもビックリしました。「最近の体脂肪計には体内年齢というのがありますが、私は実年齢より15歳若いと出ました♪」と言われたのです。その女性はきれいな人で、私から見たら30代前半、20代でも通るような感じです。30歳としたら体内年齢は15歳?グループの誰もが「いったいあなたはいくつですか?」と聞きたい顔をしていました。それらしいことをモゴモゴと言った男性はいましたが、誰も聞けませんでした。私も「では体内年齢は小学生だったのですね?」と言おうと思ったんですが、最近、『誠実の権化』のような私を捕まえて「口がうまい」等という人がいますので言えませんでした。言えばよかった・・・。

その日のテーマは『固定観念から開放される心理学』でした。論理療法というそうです。私たちはある出来事があると、それに対する感情は誰もが同じだと思っています。というか、私はあまりそんなことは考えたことがありませんでした。例えば離婚をする → 悲しむあるいはつらい思いをする。ところが、斉藤一人さんが「結婚は嬉しいが離婚は2倍嬉しい」と言ってるように、実際は喜んでいる人もいます。すなわち、同じ出来事でもその人の受け取り方で感情が全然違ってくるとのことです。1つの出来事があったとき、「大変だろうな~」とか「つらいだろうな~」と思っても、本人の心は全然違うかもしれません。みんな同じだと思い込まないで聞いてみることですね♪

それからもう1つは、私たちは『~しなければならない』と考えることが多いので、それを『~にこしたことはない』に変えることだそうです。コーチングでいう「枠をはずす」や「支柱をはずす」ですね。例えば、私もこのブログは2000字以上を毎日書くと決めましたが、実際苦しいときもありました。しかし、ある時、コーチの提案もあり、何も毎日長文で書かなくてもいいんじゃないかと考えて、福岡へ泊まるときなどは休むことにしました。これでずいぶん楽になりましたねぇ。また、以前はランキングボタンを置いてクリックしてもらい、その結果を見て一喜一憂してました。上がる時はいいんですが、下がった時は「何を書いたから下がったんだろう」とか、「どんなことを書けば上がるんだろう」といろいろ考えたりします。最初は書くついでにランキングに登録したのですが、最後はランキングが上がるには?と目的が変わってきたのでやめました。やはり物事にとらわれると、ほとんどいいことはありません。

いつも書いていますが、最近は本を読んだり勉強会で言われたりすることは、全部一貫しています。固定観念も、コーチングで学ぶことと本に書いてあることと心理学で学ぶことが同じことです。コーチングは「いいとこ取り」なので、心理学などのいいところを持ってきているので当たり前なんでしょうが、真理はひとつということでしょうか。

また、この日の講座で行なったことに『ビリーフテスト』というのがあり、その中の1つに「失敗すべきでない」を1~10段階で表すというのがありました。そう思う気持ちが強ければ10、全くそうでなければ1です。それぞれが1~10を選んだ後、グループで話し合いをしました。さすがに1(どんどん失敗していい)という人は私以外いませんでした。「え?1ですか?」と言われたのでこう言いました。

「私も去年まで銀行に勤めていて『10』でした。しかし、今は銀行を辞めてコーチングの勉強をしています。勉強し始めたばかりなのでセッションをしていてうまくいかないことが多いんですが、何故うまくいかなかったかを相手に教えてもらうんです。そうすると、悪かった点がわかるのでだんだんうまくなります。ですから、私は今『1』なんです」・・・「へ~」

体内年齢が15歳若い人から「相手の人にどこが悪かったか聞くんですか?」と質問されたので、「はい。フィードバックといって、良かった点や悪かった点をクライアントに言ってもらうんです。普通にフィードバックをお願いしますと言うと、よかった点しか言ってくれないので、『私は悪かった点を言ってもらうのが一番嬉しいので是非教えてください』と頼みます。すると、ほとんどの方が『実は、あそこで・・・』と教えてくれるんですよ」と答えました。「へ~」

そういえば、コーチングを学ぶ前は、人に「私の悪いところを教えてください」等と頼んだことはありませんでしたからね。コーチングを真剣に学ぶ姿勢があると、とことん相手と同じ、若しくは下からの視線になるんですね。今これを書いていて気づきました。上から見ていたのでは、絶対に言えませんから・・・。今度から『土下座のトトロ』と呼んでください♪

恒例の飲み会の終わり近くになって、私は衛藤先生に言いました。その日はなんだか衛藤先生の活舌がおかしくて、カミまくりでした。今まで相当受講しましたが、多分1回もカマない日が多かったと思うのですが、その日は10回以上でした。そこで、「衛藤先生、突っ込みですが、今日は何故あんなにカマれたのですか?」と聞いてみました。「突っ込みですが・・・」と言うのはおかしいんですが、非難するのではなく大阪の突っ込み感覚で言わしてもらいますが、というような意味で言ったんです。

すると「いつも僕はカミまくってます」と言われたので、「いえ、今日はいつもと違ってました」と言うと、「そんなことに捉われていないで、もっと内容に集中した方がいいと思うんですが」と言われました。・・・ごもっともです。でも、何故だろうと気になったんです。きっと疲れてるんだろうなと思いました。でも、生徒の質問に、「いや~、実は睡眠時間が短くて疲れていて乗らなかったんですよ」等とは言えません。・・・そんなことを聞いた私が馬鹿でした。
 

今日も最後まで読んでいただいて有難うございました♪

【熊本コーチング倶楽部】勉強会をしました♪

2007-06-11 11:48:17 | コーチング
2007年6月11日(月)   気分は  

昨日の日曜日は、15時から17時まで【熊本コーチング倶楽部】の勉強会をパレアで行いました。以前も書きましたが、【インターナショナルコーチング倶楽部】というスカイプ勉強会でも同じようなことをしているので、わざわざ集まって勉強会をする必要があるのかなと思っていましたが、出席した人に聞くと「顔を見ながら勉強するのはいい」ということを皆さん言われたので、10月以降も続けようと決めました。メンバーの皆さん、よろしくお願いします。

昨日は最初にディスカッションを行ないました。テーマは「効果的な質問とは」です。出席者は私も含めて4名でしたが、CTPを受講中の人が、私と今年1月からCTP受講中のM子さん、それから新メンバーとして初参加してくれた、3月からCTPを受講中のM男さんの3名、それにCTIを卒業したEさんです。前の週に【インターナショナルコーチング倶楽部】で同じテーマで勉強会を行なったのですが、今回の出席者はそれに参加していなかったので、同じテーマでやってみました。

ディスカッションで出た意見は、6月4日のブログ 『【IC倶楽部】勉強会を開催しました。楽しかった~♪』 に書いたのとほぼ同じものです。ただ、CTIのEさんがいますので意見を聞いたのですが、「私は戦略を立てない。クライアントの心を聞いていく」ということでした。もちろん、効果的な質問などはあるのですが、とにかくクライアントを信じて、クライアントの心に焦点を当てて気になることを聞いているとのことでした。

私も将来はそうなりたいと思います。しかし、まずはスキルを学び、戦略を立てるなどしていろんなセッションのやり方を考えて実際に試してみることにより、徐々にテーマを聞いてスーッとコーチングが出来るようになるだろうと考えています。

今回はCTPとCTIで勉強している人がいるので、クライアント役を1人にしてもらって、CTPとCTIで5分間コーチングをしてみました。クライアントはM子さんで、まず私がコーチングをしました。私は6月7日のブログに書きましたが、クライアントの心に焦点を当てればどんなテーマでもコーチングが出来るような気がしていました。M子さんのテーマは、「クライアントに気づきを与えるためにはどうすればいいか」というものでした。

そこで「気づきを与えたい」がキーワードなので、「どういう状態であれば気づきを与えたことになると思うか」と最初に聞きましたが、そう質問したあと『あれ?心に焦点を当てるためには、ここからどう進めばいいんだろう』とハタと考えてしまいました。こんなはずじゃなかった・・・。そう考えてしまうと、クライアントの言っていることに意識が集中できなくなりました。M子さんが「クライアントが自分からコーチングを受けてよかったと思える状況」と答えましたので、どうしようかなと思いましたが、仕方なく「では、1年後のそれが出来ている自分から見て、何をしたから出来たと思いますか?」と質問しました。それをつないで5分間やりましたが、全然うまく出来ませんでした。・・・ううう、何でだろう?

M男さんにも、「折角参加したのだからやってみませんか?」と言いコーチングをしてもらいました。クライアントとテーマは同じです。M男さんは私と違ったアプローチでコーチングをされました。あれ?私よりうまい・・・。3月からCTPを受け始めたばかりなのにちゃんとコーチングしています。すごいなと思いました。

最後にCTIのEさんにもコーチングをしてもらいました。M子さんは私とM男さん、Eさんの3人から同じテーマで5分間コーチングを受けたんです。すると、開始したとたんにM子さんの目が潤んできて、ツーッと涙がほほを伝い落ちました。「早ッ!」・・・。4月29日のブログで書いていますが、その時もこの二人はコーチング開始後10分ほどでM子さんが涙を流したのです。Eさんはどこにどんな気持ちがあるかを聞いていきます。M子さんには胸にこぶし大の不安があり、それがEさんのコーチングを受けているうちに消えていきました。そして4月29日に書いたセッションの時と同じように、最後は晴れ晴れとした顔になりました。

今これを書きながら「何故私はうまくいかなかったのだろう」と考えています。EさんがM子さんの本当の気持ちを引き出してくれたのですが、「クライアントに気づきを与えたい」気持ちの裏には「今はそれが出来ず不安」という気持ちがありました。それを私は引き出せなかったのです。Eさんがやったことと同じなのですが、例えば「『クライアントに気づきを与えることが出来ない今の気持ち』はどういうものですか?」と聞けばよかったかなと思います。そうすれば「不安」という気持ちが出てきて、「その不安を解消するために何をしますか?」という質問につながっていきます。最終結果は私がうまくいかなかったセッションと同じだったかもしれませんが、M子さんの心は全然違います。自分が不安だったことに気づき、「M子さんならやれるよ」とコーチから励まされることにより、彼女の不安は解消して晴れ晴れとしたのではないでしょうか。今は恥ずかしながらこの程度ですが、これからも失敗をすることで学び続けます♪

今日は、これから心理学セミナー受講のために福岡へ行き泊まってきますので、もしかしたら明日のブログも書けないかもしれません。ご容赦くださいませ♪


今日も最後まで読んでいただいて有難うございました♪

今日は初めての悲しい話です

2007-06-09 00:00:03 | その他
2007年6月9日(土)   

今、8日の23時半です。明日9日は母の一周忌です。早いものでもう1年たってしまいました。これまでは、母の死についてなるべく考えないようにしていたのですが、1年経ったのでちょっと冷静になりました。ちょうど1年前の6月9日の午後、知らない人からの電話で両親の事故を知りました。母を助手席に乗せた父の運転する車が、中央線をオーバーして対向車線に入り、トラックと正面衝突したのです。事故現場を通りかかった人が、私に電話してくれました。

両親が交通事故を起こしたとしかわからず、連絡を受けた私はすぐ現場に向かいましたが、現場近くは大渋滞でした。やっと現場に着くと、両親は救急車で既に病院へ運ばれた後でした。現場の警察官に容態を聞いてもわからないということです。二人が軽症なのか重症なのかも全くわかりません。すぐ、母が運ばれた病院へ行きましたが、事故の3時間後に一度も意識が戻らないまま亡くなりました。しかし、嘆き悲しんでいる暇はなく、すぐ父が運ばれた別の病院へ行きました。父は麻酔が効いて眠っていましたが、胸と腕と頬を骨折し、また心臓からの出血が止まらず、予断を許さない状況でした。

母の葬儀のときは父はまだ危機を脱していない状態でした。葬祭場は「お母さんの元気な時の写真を何枚か下さい。編集してプロジェクターで流します」と言いました。交通事故で急死した人間の、元気な時の写真を会場で流すなどという、遺族の気持ちを考えない提案がどうして出来るのだろうと思いました。私は言いました。「何にもしないで下さい。余計なアナウンスもしないで下さい。最低限の言葉で進めてください」と。

母が亡くなった後も、父の容態のことや葬儀の手配などいろいろあり、夜以外に泣いているヒマなどありませんでした。しかし、通夜の会場で遺族席に座っていると、いやおう無しに母の死と直面します。そのときだけは、たまらずに人前で泣いてしまいました。その1回だけで、幸い葬儀の日は泣きませんでした。とても優しい母で、みんなから好かれていました。自慢の母でした。まだ76歳でした。

幸い、父は驚異的な回復を見せました。私たちが最も気を使ったのは、母が死んだことを父に伝えた時です。父はとても優しい人間なので、きっと自分を責めるに違いなく、生きる気持ちをなくし容態が悪化する恐れがありました。話したとき、父はきちんと受け止めてくれました。

父は、約2ヶ月の入院生活の後退院しました。驚異的な回復振りで、事故前と全く変わりません。おかげで今は洗濯と掃除を一手に引き受けてやってくれています。しかし、今でも仏壇の前に1日に何回も座って手を合わせています。

今日、あえて事故のことを書いたのは、もう一度1年前を思い出し、それから気持ちを切り替えて新たな出発にしたいと思ったからです。これまではここには「悲しいこと」や「つらいこと」等いっさい書かないようにしてきました。しかし一周忌の節目に、あえて当時を思い出し直視することにより、明日からまた元気に進みたいと思ったのです。当時のつらい思い出を書きながら涙することにより、吹っ切りたいと思ったからです。

近所の方が、昨日も今日もお参りに来て下さいました。母にはグチなどいろんな話を聞いてもらっていたので本当に淋しいと言われました。母はきっと今も天国から私たちを、特に父を優しく見守ってくれていると思います。今日は悲しい話を書いてしまいました。明日の一周忌が終わったら心機一転頑張ろうと思います。また母も、私たちがいつまでも悲しんでいないで、きちんと人生を歩んでいくのを喜んでみてくれていると思います。


今日も最後まで読んでいただいて有難うございました。

昨日は嬉しさテンコ盛りで「ガッテン、ガッテン」♪

2007-06-08 00:47:29 | コーチング
2007年6月8日(金)     心は

昨日は嬉しいことがいくつもありました。【インターナショナルコーチング倶楽部】の勉強仲間の1人のMさんと、毎週1回1時間半くらい雑談形式の情報交換をしているのですが、話していると自然に片方がコーチングをしていることがあり、昨日はそれで気づきをもらいました。それが一つ目です。二つ目は、以前相互コーチングをして、とても気づきをもらった方からメールが来て、「いつもブログを読んでいます。情報交換をしませんか?」との申し出があったことです。そして最後が、現在受講しているCTPで5分間コーチングのエクササイズがあり、それがとてもすばらしいコーチングで感動ものだったことです♪

一番目のMさんとの雑談形式の情報交換は3ヶ月目に入りました。毎回最低1時間、長い時は2時間くらい話しています。どちらも自由業(私はどちらかというと無職に近いというか、完全に無職なんですけど・・・)なので、午前中は比較的時間があります。最初はちゃんとセッションをやってたんですが、セッション後もいろんな話をしており、でもそれがいいんです♪ 私にとってはMさんはメンターコーチです。自分の考えていることや、これからやりたいことを聞いてもらったりしていると、それがコーチングになります。

私は現在無職なんですが、認定コーチの資格を取るまで無料でコーチングをすると言ってました。しかし、今月末には認定コーチになる予定なので、そうなると収入がないことに対する言い訳がなくなります。でもね、私はセールスをしたくないのです。今やっている勉強会などをしていれば、いつかは有料クライアントがあらわれると思ってますし、信じています。それは明日でしょうか?来月?来年?3年後・・・?

それではやはり困ります。というジレンマというか、これでいいのかという思いもあるのです。昨日はMさんにそれを言ったら、やはりコーチングをしてくれました。そして「有料クライアントを探すことを第三者任せにしていていいのか?」や「コーチングをすることに喜びを感じている。しかし、認定コーチを取ったら有料でやる。これまでみたいに、簡単にクライアントにはなってくれない」等を気づきをもらい、最後に「1年の目標を半年にしたらどうですか?」と言われました。「それは目標を倍にするスキルですか?」と茶々を入れながらも、ちょっと考えてしまいました。まだ具体的にどうするか決めていませんが、何か考えないとクライアントがいなくなり、好きなコーチングが出来なくなります。

二番目の、以前相互コーチングをしていた東京のMさんからメールを頂いた件ですが、同時期にコーチングの勉強を始めた方なのですが、とてもしっかりした考えをお持ちでした。このMさんから5分間コーチングでも十分効果があることを教えてもらったのです。メールに先月からブログを書き始めましたと書いてあったので見に行きました。毎日の短い文章の中に、「うん、うん」や「なるほど」や「その通り!」ということが書いてあり、「ガッテン!ガッテン!」と全部一気に読んでしまいました♪ 本当は私も短い文章の中に、きちんと伝えたいことをビシッと入れる、そういう文章が書けたらいいなと思ってます。ところが私は自分の考えを書いているときは、書きながらセルフコーチングをしているようなものなので、書き出しと最後に言っていることが違うことがよくあります。「新たな気づきがありました!」と書くと何でもありなんです(笑)。しかも私のブログだし誰に文句を言わせようか!と居直っている部分もあります(笑)。

最後のCTPの5分間コーチングはすばらしかった~♪ 勉強を始めたころは、同じすばらしいセッションでも、そのどこがいいのか、わからなかったりしたのですが、さすがに今はわかります。面白かったのがセッションが終わってからの感想で、コーチ役のSさんが、「私は5分間コーチングは苦手です。だから、戦略も立てずにとにかく聞くことに焦点を当てました」と言われたんです。苦手でそこまで出来る?と思いました。セオリー通りというか、5分間コーチングはこういう流れでいけば最高だという、私にとって理想的なセッションでした。

最初にSコーチがクライアントに「5分後にどうなっていればいいと思いますか?」と聞きました。すると、クライアントが「活性化のイメージを捉えることが出来ればいい」と答え、それに対してSコーチは「(あなたにとって)活性化できているとはどういうことですか?」と聞きました。何日か前に福澤コーチの研修会でキーワードを教えてもらいましたが、まさに『活性化』がキーワードでした。私もそれに気づいたので私ならそう質問するだろうなと思ったとおりにSコーチが質問しました。すごい!私は数日前に気づいたばかりだったんですが、Sコーチは自然にやってるんです。その後の流れも、実に自然できちんと行動まで行きました。セッションの途中で、クライアントの声が明るくなるのが聞いていてわかりました。

こんなセッションを聞いてCTPを終えるととても嬉しくなります。今日も幸せな気持ちで寝れるぜぃ・・・


今日も最後まで読んでいただいて有難うございました♪

自分のコーチングに少し変化が出てきた?

2007-06-07 00:49:54 | コーチング
2007年6月7日(木)     心は

最近受講しているCTPのあるクラスでは、エクササイズを行なう時、コーチ役とクライアント役がセッションを始める前に、メンターコーチ役がコーチ役の人に対してコーチングをします。CTPで勉強した方や勉強中の方は何度か経験があると思います。私も初めてではないのですが、このクラスではそれが非常に効力を発揮していて、その後の5分間コーチングがとてもいいものになるのです。クライアント役の人も聞いているオブザーバーもみんな「5分間でよくこれだけ出来た」と満足します。

もちろん、クライアント役の人もそのメンターコーチングを聞いているので、それを聞きながら事前に自分でも考えているからかもしれません。若しくは、CTPも半分近くになってくると、参加者の皆さんのスキルが高いのでしょうか。いずれにせよ、掛け値なしの5分間で、トントンと行動までいったり、クライアントに新たな気づきが生まれたりします。

ただ、一般のクライアントとコーチングをする時は、別のコーチを加えてやるわけにはいきませんので上記の方法は使えません。ではその代わりに何をするのか?やはり、テーマを決める時に、十分にヒアリングをしてきちんとしたテーマに絞込み、それから5分間コーチングを始めると、事前にメンターコーチを使ったような効果があるのではないでしょうか。

私も以前から書いていますように5分間コーチングをよくやるのですが、確かに行動まで行くこともあり、クライアントもそれなりに満足します。しかし、自分では「クライアントを急がせてしまった」ような、そんな気がして満足出来ないのです。フィードバックを求める時、「急がされた感じはしませんでしたか?」と聞くとほとんど「そう言われればそんな気もするけど・・・」というような答えなので、そんなに気にする必要はないのかもしれません。

これも以前書いたことなんですが、私が心がけているのは、「テーマ」と」「ゴール」と「コーチングを受ける目的」をきっちり聞くことです。これを1分から2分で行ないます。それから5分間コーチングを行なうようにしています。この手法は、相互コーチングで何度かコーチングをしてもらったFさんが実践されている手法です。これはいいなと思い私もやっています。「コーチングを受ける目的」が行動まで考えたいということであれば、5分間の最初の1~2分でゴールを見てもらい、その後はいきなり核心に触れていきます。そうすると、あれよあれよという間に行動までいってしまうので、クライアントもある意味満足します。



しかし最近は、クライアントの心に触れていって、どうすれば心が軽くなるかということや、セッションが終わった時点で声が明るくなって笑い声が出るようなセッションをしたいと強く思うようになりました。行動を引き出すことも大事ですが、その前に心を明るくしたいと思うようになってきたのです。

昨日はあるクライアントと30分間の定期コーチングをしたのですが、これまではそのクライアントが抱えている問題を詳しく聞き、一緒に悩み考えていました。そうすると、私もクライアントと一緒になって答えを探してしまうのです。そこで、昨日はまず「最近の気持ち」を10段階の数値で表してもらいました。そして30分後にどれくらいになっていれば満足かを聞いたのです。最近は職場で「3」、自宅で「5」であり、30分後には「7~8」になることが希望でした。そのクライアントは職場で問題を抱えています。

そこで、その3や5の気持ちを掘り下げて聞いていきました。で、その気持ちを引き上げるための方法をいくつも挙げてもらいました。普通のベテランコーチの方はこういうことを当然のようにやっておられるのでしょうが、私は恥ずかしながら、これまであまり心に焦点を合わせたことがなく、どちらかというとさっき言ったように行動に焦点を合わせていました。うまくいく時は結果的に心を省略して行動を引き出しているようなものなので、同じ答えになっていたと思います。

しかし、昨日は「あなたの心の数値を上げる」と言い続けたので、クライアントの口調がだんだん明るくなり、笑いも出るようになりました。30分後に「今の気持ちはいくつですか?」と聞くと「7~8になりました」と明るい声で言ってくれました♪これまでの定期セッションと違い、私はとても嬉しくなりました。以前から私は、悩んでいる人の心が軽くなるような、カウンセリングコーチみたいなものをやりたいと言ってきましたが、実践は全く出来ていなかったのです。ところが、昨日は少しそれが出来たと実感できました。もしかすると心理学を学んでいるので、心の大事さが遅ればせながら、やっとわかってきたのでしょうか。

コーチングの勉強を始めて9ヶ月が過ぎ、少しその内容がわかってきたところですが、その割には一向に上達しないと感じ始めていました。しかし、この数日もっともっとコーチングをしたいと思えるようになったトトロでした♪



今日も最後まで読んでいただいて有難うございました♪