熊本市在住『コーチトトロ』のコーチング&カウンセリング気づき日記

熊本市でコーチングやカウンセリングをしながら、幸せとは何かを追及しているコーチトトロが、日々感じたことをアップします♪

なんと100人で話せるという『スカイプキャスト』ですが・・・?

2007-04-30 00:57:27 | スカイプ又はスカイプキャスト
2007年4月30日(月)  心は

土曜日のエリザ勉強会で、「スカイプを使って勉強会をしようと思いますが、皆さんどう思われますか?」と尋ねたところ、皆さん賛成していただきました。既に書いたように、最近スカイプがバージョンアップして、一度に10名まで会議が出来るようになっています。スカイプで勉強会が出来れば1箇所に集まる必要がないので、なかなか外へ出られない主婦の方なども、参加しやすいのではないかと思いました。

そこで昨日、インターネットでいろいろ調べていたら、スカイプには『スカイプキャスト』という“新兵器“があることがわかりました。スカイプを立ち上げると、画面の上の方に、「コンタクト」「電話へ発信」「ライブ」と書いてあるのですが、その「ライブ」をクリックします。すると、「ライブの公開通話」として、いくつものサイトが載っています。その右の「参加」を押すと、そのサイトに参加して会話することが出来ます。その時点で何人参加しているかも書いてあります。それが『スカイプキャスト』です。

まだベータ版(試験中で正式版ではない)なのですが、なんと!一度に100人まで一緒に会話出来るというではありませんか!さすがに100人もいれば、お~いと言っても聞こえない(笑)じゃなくて、誰がいるかもわからず収拾がつかなくなると思いますが、スカイプ会議は10名ですので、その10倍です。参加希望者はほとんどはいれることになります。『日本コーチ協会福岡支部』の勉強会も、これで出来るようになるかもしれませんね(笑)。

これはいいぞ!と思って、早速進行中の『スカイプキャスト』の一つに入ってみました。そこは、福岡の40歳代の女性がホストであり、参加者は5人くらいで少なかったのですが、南米のボリビア在住の定年リタイヤ日本人男性や、途中からフランス在住の日本人女子学生が入ってきて、世界を股にかけたコミュニケーションの場となり、結構面白かったです♪ ボリビアは夜の11時前、フランスは朝の5時前ということで、フランスの女性は失恋をして眠れなくてそこに入ってきたそうです。私は少ししか話さなかったのですが、時々キューンと雑音が入った以外は、途中で切れることもなく音質も良好でした。

最初に2時間などと決めてやるものらしく、私が入ってしばらくして2時間を過ぎたので一旦閉鎖しますということになり、私も退席しました。すると、ホストの女性がチャットで「もう少し話していいですか?」と言ってきたので、スカイプで話しました。私が熊本と言っていたので、近いからということでした。何をしているかと聞かれたので、コーチをしていると答え、ご存じなかったので説明したのですが、どうも怪しいと思われたようです(笑)。未だにコーチングの説明はうまく出来ません。課題ですね♪

『スカイプキャスト』は、最初に自分がホストとしてサイトを作る時に、「公開」か「隠し」かを選択するようになっています。「公開」は文字通り誰でも入れるもので、「隠し」にすると一般に公開されないので、そのサイトのアドレスを知っている人だけが参加できます。「隠し」でサイトを作成し、そのサイトのアドレスをメールなどで参加者に教えることにより、ホストの知人だけが参加できることとなります。

そこで、石川コーチの話の通り、思い立ったが吉日と、早速『熊本コーチング倶楽部で雑談しよう♪』という『スカイプキャスト』のサイトを登録しました。時間は昨日29日(日)の20時から22時の2時間です。そして、勉強仲間の10名に、『スカイプキャスト』の説明とアドレスを書いたメールを送りました。但し、連休中で、しかも急な連絡なので、「時間がある人だけ、自分の好きな時間に来て、自分の好きな時間に抜ける。参加するしないのメールも不要」ということでメールしました。そうすれば、時間がある人は2時間のうちの10分でも入れると思ったのです。とにかく、これでどれくらい話せるかを実験したいと思いました。

20時になるのを待って、私は『熊本コーチング倶楽部で雑談しよう♪』に入ろうとしました。ところが、な、なんと、私が入れないではありませんか!ホストの私が入れないと、誰も入れないでしょう・・・。入れるのかな? しかし、何度やっても「終了しています」という文字が出て入れません。ほとほと困り果ててしまいました。実は、昼間15分のサイトを「隠し」で作ってみて試してみたのですが、その時はきちんと入れたのです。私は何を隠そう、隠してもわかると思いますが『アナライザー』です。こういうところは、事前にきちんと検証するんですね♪ ところが、いざ本番で何度やっても入れない・・・。何なんだこれは・・・。

ちょうどそこへ、メールを送った仲間の一人、熊本のNさんがスカイプチャットで話し掛けてこられたので、Nさんに協力いただいて入っていただこうと思ったのですが、やはり「終了しています」で入れませんでした。9時前にはあきらめて、「どうしようもありませんね」とNさんとのスカイプ電話に切り替えて、5分間コーチングなどをしてしまいました(笑)。

いや、笑い事ではありません。その後、久留米のNさんからメールが来て、何度も試したけどやはり入れなかったとのこと、申し訳なかったです。それからインターネットでいろいろ調べてみましたが、どうもスカイプ側のエラーらしいということしかわかりませんでした。ある人も、あるサイトに入ろうとしたが入れなかったので、別のスカイプ名を作ってやったら、入れたとのことでした。私の場合は、事前に何時から行いますと予告するので、入れなかったとき別の名前で入ったらホストが不在になりますよね。でも、コーチな人々ですから、ホストがいないほうがかえって盛り上がるかもしれませんね♪ 10人の会議のほうは大丈夫だと思いますが・・・、いや、これも実際やってみないとわかりませんね~。

そういうことで、スカイプはもう少し研究することにします。もし、読んで頂いている方で、『スカイプキャスト』に関する情報をお持ちの方がおられたら、「〇〇に書いてあるよ」とコメントを頂けると助かります♪

熊本のNさんを除いて、メールを送った方には以上の事情を説明したお詫びのメールを送りました。本当の申し訳ありませんでした。この場で重ねてお詫びさせていただきます。

最後に、もし他に入ろうとして入れなかった人がおられたら、本当に申し訳ありません。これからも頑張って、みんなで楽しい時間が持てるように調べてみますので、参加を呼びかけた時は、是非楽しい雑談の会にご参加下さい♪

もう一つお願いなのですが、『熊本コーチング倶楽部で雑談しよう♪』に参加するメンバーの男性は、私と鮫島さんだけです。いつもメールチェック時に私のブログを読んで頂いているRさんに連絡を取ろうと思ったのですが、名刺にメルアドが書いてありません。Rさん、是非私にスカイプ名を書いてメールをいただけませんか(笑)? ほとんど女性ばかりの、楽しくも元気のいい(失礼)会話に参加しませんか? 私も、いつぞやお聞きしたRさんの熱い思いをもう一度聞きたいです。雑談の会がうまくいけば、少しずつメンバーを広げていきたいと考えていますので、皆さんよろしくお願いします。


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

エリザ上元勉強会開催さる!(世界極悪会議ではありません(笑))

2007-04-29 00:04:20 | コーチング
2007年4月29日(日)  心は

昨日はエリザ上元さん主催の勉強会が、熊本総合女性センターでありました。参加者は、私以外に、Aさん、Mさん、Tさんで、エリザさんを含めて合計5名でした。私以外は全員女性です。そのうち私とMさんとTさんがCTPを受講中、Aさんが医療関係のコーチングを終了、エリザさんはCTI受講中です。やはり勉強機関によって考え方が違うので、いろんな意見が出て面白かったですよ♪

エリザさんの勉強会も自由にやりたいことをやるという趣旨だったので、最初に私が「『ニーズ』と『価値』」について、皆さんの意見を聞かせていただきました。まず私が「マズローの欲求5段階説」を使って皆さんに説明して、それに対する意見を求めました。その結果、いろんな意見をいただきました。

● そもそも、『ニーズ』とか『価値』などは考えない。
● こういうことは普段考えないので、CTPでは議論することによりいろいろ考えている。
● 『ニーズ』と『価値』は全くの別物であり、それを比べることがおかしい。
● 『価値』はその人のバックボーンにあり、いろんな選択の尺度。その人がその人であるための拠り所。
● 『ニーズ』に振り回されてはいけない。

こういった意見を頂いた後、皆さんの価値観を聞いてみました。
● 自分の心に嘘をつかない
● 自分らしく生きる → 自分に嘘をつかない
● 楽しく生きる
● やりたいと思うことをやる。二つあったときの選択肢は、自分が楽しくやれるかどうか。

私も、会社に勤めていた時はやりたくないこともやっていたので、今は好きなこと、したいことをしている。また、自分にも他人にも嘘をつかないと言いました♪

次にやはり私が、「『戦略』と『戦術』」について聞きました。参加者の皆さん、済みませんでしたね。硬い言葉の意味ばかりを聞いて。でも皆さん、コーチな人々ですから、嫌な顔一つせずに私に付き合っていただきました。エリザさんは、そういったことは全く考えないと言われました。テーマを聞いて、とにかくその人に寄り添って感情にフォーカスするそうです。また、戦略を考えてやると、コーチがクライアントを導きかねないという意見も出ました。

ブルーインパルス
ちょうどその時、誰かが窓の外を見て歓声を上げました!なんだろうと思ったら、熊本城築城400年祭の一環として、航空自衛隊のアクロバット・チーム「ブルーインパルス」の祝賀飛行が、14時10分から20分間熊本城上空で行われたのです。私たちは、デジカメや携帯のカメラで写真を撮りながら、「かっこいい!」と歓声をあげながらみとれました♪ これが自由勉強会のいいところですね。誰も文句を言いません♪

ブルーインパルスも飛び去り、私たちは興奮の余韻を残しながら勉強会の続きを行いました。次に何をしようかということになりましたが、みんなCTIのコーチングを見たいということになり、エリザさんに実際のコーチングをやってもらうことにしました。クライアントを募集したところ、Mさんが手を挙げました。

エリザセッション開始
涙の後の笑顔
前に椅子を二つ並べて、二人向かい合ってセッションが始まりました。エリザさんは、とにかくMさんの感情に焦点を当てて聞いていきます。開始から10分くらいたったときでしょうか、二人は立ち上がって、3年後のMさんの情景を頭に描いていました。Mさんの言葉を聞いて、私もなんとなく頭に情景が浮かんでいました。すると、エリザさんが「今、Mさんの中で何かが起こっているね」とMさんに言いました。Mさんを見ると、・・・な、なんと涙がほほをスーッとこぼれたのです!私はビックリしました。CTIは泣くと話には聞いていたのですが、目の前でしかも短時間で涙が出る・・・。でも、その後は嬉しそうな笑顔でセッションが続きました。時間は20分くらいだったでしょうか。

セッションの後、オブザーバーが意見を言い、また質問をしました。私はMさんにどうしても聞きたくて、「涙が出た時の気持ち」を聞きました。やはり嬉し涙だったとのこと。将来の自分の理想の姿を想像していたら、自然と涙があふれてきたそうです。

エリザさんが言いました。CTIにはいろんな人が勉強しに来ます。組織ではかなり偉い人も受講しに来て、最初はCTIのやり方に戸惑いグチャグチャになります。そのグチャグチャを通り越して、3日目には号泣する人もいるそうです。その結果、最初は怖そうだったおじさんが優しいおじさんになるとのこと。

ううっ、私も6月末にCTIの基礎コース3日間を受けます。グチャグチャになるんだろうか・・・、号泣したくない・・・。すると、エリザさんが「大丈夫ですよ、トトロさんもグッチャグチャになります。誰でもそれを通り越すから心配しないで下さい」と元気よく言ってくれました。エリザさんも補助員として参加するそうです。「私よりすごい人がたくさんいますよ!」・・・エッ、エリザさんよりすごい?・・・エリザさんくらいならいいんだけど・・・やっぱり浮気は良くないから、CTP一筋でいこうかな~。


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七夕に福岡で石川尚子コーチのセミナーあり♪

2007-04-28 00:00:40 | コーチング
2007年4月28日(土)  心は

福岡の勉強会でお会いしたSさんからメールが来ました。その内容は『日本コーチ協会福岡支部』が行った、2月スペシャルの講師である石川尚子コーチが、七夕に福岡で開かれるフォーラムに参加されるというお知らせでした♪

石川コーチは、高校生のカウンセリング(就職相談)などもやっておられ、著書『子どもを伸ばす共育コーチング』を読みとても共感しました。私も将来は是非そういったことも出来たらと考えています。そういう意味で、また石川さんが福岡に来られるというとてもありがたい情報を教えていただき、Sさんには感謝しています。

既に知っている方もおられると思いますが、それ以外の方のために、そのフォーラムのサイトを下に書いておきますので、興味がある方は一度そのサイトを覗いてみてください。こんな活動をしているグループがあったのかと思いました。さすがに福岡にはいろんなグループがあるんですね♪ 私はもちろん申し込みます。5月7日までに申し込むと、当日5千円が3,500円で参加できるそうですよ♪

そのフォーラムは、「コミュニケーションフォーラムin福岡」として、2007年7月7日(土)の七夕に、福岡市中央区天神の都久志会館で10時~16時まであります。プログラムは次の通りです。
10:00~12:00 岸秀光氏の基調講演「コミュニケーションとは~be with~」
12:00~13:15 休憩
13:15~15:00 分科会(6つあり、その内の一つが石川コーチ)
15:15~16:00 岸秀光氏の講演「七夕の日に・・・」

   詳しい内容や申込については下のサイトでご覧下さい。
     http://cffukuoka777.communication.ne.jp/


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心理学セミナー基礎コース後編2

2007-04-27 22:40:00 | 心理学
2007年4月27日(金)  心は

昨日は心理学セミナー後編の2回目でした。実は先週が2回目だったのですが、父の血圧が異常に高く、またフラフラすると言うので急遽取り止めました。勉強より家族の健康の方が大切ですからね♪ 本当は前日までに欠席の連絡をしなければならないのですが、当日の午後迷った末に参加の中止を決め、その旨を事務局に電話したら「家族のご病気でしたら当日でも大丈夫ですよ」と言ってくれました。事前に了解をもらうと、他の日に振り替えることが出来ます♪

昨日、前回の様子を聞いたところ、参加者がとても多く(60名くらい?)、その後の懇親会も40名くらい参加し、更にその後のカラオケにも20名くらい行ったと聞いて驚きました。もちろん講師は衛藤先生ですが、福岡の受講生もだんだん増えてきているんですね。その内、東京と同じように申し込んでも受講まで待つようになるかもしれません。

昨日の参加者も多く、多分60名近かったのではないかな? 懇親会も30名くらいだったと思います。何故こんなに多いかというと、前も書きましたが、一旦受講が終了した人でも再受講が1回千円で出来るからです。もちろん事前の申込は必要ですが、そういうシステムですので、基礎コースの後の研究コースに通っている人や、全部終わった人も来ています。夫婦や親子もいます。昨日は母娘で東京から来ている人がいて驚きました。聞いてみると、親子で衛藤先生の追っかけをしていると言われました。同じお金がかかっても、歌手なんぞを追っかけるより、心理学の講師を追っかけた方が勉強になり、よっぽど健全ですよね♪

講義のテーマは「ストレスなく生きる心理学」で、前編4で習った『ゲシュタルト療法』と『野口療法』の二つについて再度説明し、それらの考え方を用いて、如何にストレスを減らして前向きに生きるかという内容でした。『ゲシュタルト療法』は『野口療法』に多大な影響を受けているそうで、このブログの『基礎コース前編4』にコメントを頂いたトシさんのおっしゃるとおりでした。『ゲシュタルト療法』とは、問題解決をしようとするときに物事の特定部分に焦点を当てないで、全体像を捉えようとする考え方だそうです。

上司が自分に「君は仕事が遅い」といった時、「上司は私のことを仕事が遅いと考えていらだっている」のであり、自分では決して仕事が遅いと思っていないとすれば、それを『上司がそう考えているだけなんだ』と客観的に考えることで、ストレスを抱え込まないで済むというものです。人はいろんな考え方をするものであり、それが事実とは限らず、また、みんながそういう考え方をするものではないという風に考えることにより、ストレスを減らすのでしょう。

その後、エンプティチェアーの実例もされました。椅子を二つ向き合う形で置き、クライアントを片方に座らせて、たとえばお父さんが空っぽの椅子に座っていると仮定して不満をぶつけさせる。次に、反対側に座ってもらい、お父さんの立場に立って自分に反論する。それを繰り返すことによって、相手には相手の考え方があり、自分の考えが必ずしも正しくなかったり、相手がそういう行動を取らざるを得なかったなどということに気づき、相手への憎しみが薄れたりなくなったりするというものです。

コーチングでも、クライアントの隣に椅子を置き、そこに「10年前の自分」が座っていると仮定して考えてもらったり、「部下」がそこに座っていると仮定して、「目の前の部下は何故そういう風に考えるのでしょうか?」とコーチが質問して、クライアントに答えてもらうなどということをやります。コーチングというのは、各方面のいろんなやり方のいいところを持ってきているそうなので、心理学のエンプティチェアーも使っているのだと思います。コーチングは「エエとこ取り」なんです♪

衛藤先生が昔やったエンプティチェアーの中で、変わっていたものとして、7年間便秘している女性に片方の椅子に座ってもらい、正面に「便秘」を座らせてやったそうです(笑)。本来は対面に座るのは人格なのですが、その女性は漢方薬をはじめとして、ありとあらゆるものに取り組んだが便秘が治らずに、衛藤先生のところに来たとのことです。そこで、普通はやらないし、その女性も「便秘」とは話したくない(笑)と言ったそうですが、信頼関係が出来ていたのでやってもらったら、なんと・・・しばらくして電話がかかってきて、直ったという報告を受けたそうです。その時の「便秘」の反論が、「あなたは努力していると言っているけど、いつも他人を当てにしていて、何にも自分ではやろうとしないよね」等というもので、エンプティチェアーをしたことで、それに自分で気づき、直ったのでしょうね。

これがまさに、コーチングで言うところの『セルフコーチング』ですね。私もしょっちゅうやっています。何かをやろうとするとき、自分で自分に「他に方法はないか?」とか「それは正しいか?」と聞き、その答えを自分で考えます。特に自分のやり方を人から非難されたりしたら、自分で「倫理チェック」をします。「倫理チェック」とは、『あなたが行っていることが明日の新聞の一面に載るとして、それに耐えられるか』や『あなたの行動をあなたの子供がずっとみている。あなたは子供に自分の行動を自信を持って説明できるか』というものです。誰かが私の行動をよくないと言った時、本当にそうなのかと考え、自分では間違っていないと結論を出したとしても、やはり落ち込んでいました。

そんな時、斉藤一人さんが次のようなことを書いておられるのを読みました。『あなたが行動を起こすと、圧力が生じる。そこで圧力をはね返すか、それとも圧力に負けてスピードを落とすかで、どんどん上に上昇できるか墜落するかが決まる。飛行機は離陸の時に空気抵抗を受けるが、その抵抗をはね返すためにジェットエンジンをふかして加速し、大空に飛び立つ。空気抵抗があるからこそ大空を飛べる。もしパイロットが空気抵抗が怖いとスロットルを絞れば飛行機は墜落する。ほとんどの人が抵抗を受けるとエンジンパワーを緩めてしまう。でも上昇するためには、そのままあるいはそれ以上のパワーで噴射する必要がある』私はこれを読んで、自分が正しいと思った時は、自信を持ってやるんだ!という勇気がわきました♪

脱線しましたので話を元に戻すと、私たちコーチは、質問することによりクライアントの新たな気づきを引き出して、具体的な行動に結び付けていくわけですが、エンプティチェアーを使うことにより、ストレスの原因となっている相手の気持ちになってもらい考えさせるので、これも有効なスキルだなと思いました。

セミナーが終了したのは10時半ちょっと前で新記録だそうです。本来は19時から21時半までとなっています。従って、約1時間オーバーしました。でも、もちろん誰も文句を言いません。最後の30分は、小さい子どもが病気で亡くなったという話だったので、かなりの人がハンカチで涙を拭きながら聞いていました。

その後の懇親会で、福岡で経営コンサルタントをされているYさんと話したのですが、最近コンサルが軌道に乗って、売上が順調に伸びているという興味深い話をすることが出来ました。こんな話が聞けるのも心理学を学びに行っているからであり、いろんな勉強をしていると世界が広がるなと実感している今日この頃です。明日土曜日は、エリザさんの勉強会です。楽しみだな~♪

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スカイプを使い、みんなで盛り上がろう♪

2007-04-26 11:40:03 | スカイプ又はスカイプキャスト
2007年4月26日(木)  心は

以前、MSNメッセンジャーを使って関西の人とよく話をしていました。MSNとはマイクロソフトネットワークの略で、今はウインドウズメッセンジャーに変わっています。これは何かというと、スカイプと同じパソコン無料電話です。チャットも出来るし、会話も出来る、カメラをつなげばテレビ電話にもなるというやつです。ちょっと前ですので、当時は10分おきに回線が切れたりしていました。でも無料ですので、そのたびにつなぎ直し、我慢してやってました。お互いの顔を見ながら話し、時にはインターネットのサイトのアドレスをチャット機能で送信し、お互いにその画面を見ながら話したこともあります。また、会話中に私が作ったファイルを送ったこともありました。

昨日書いたように、今度Mさんとセッションを行う時、私が入力したファイルを転送してそれを見ながら話したいと思い、スカイプでも出来るはずだと調べてみました。すると、スカイプがバージョンアップしているではありませんか!しかも、これまで同時に話せるのが5人までだったのが、10人になっています。う~ん、これは使えるかもしれないと思いました。

コーチ21の自主勉強会を見てみると、一番上にスカイプでの勉強会が載っています。3人一組でセッションを行うそうです。コーチとクライアント、オブザーバーとしてやるとのこと。私も出来そうだなと思ったことはあるのですが、実際にやるのがすごい!尊敬してしまいます。

私の勉強会もそうですが、普通は集まって行います。でも、会員みんなの都合のいい日はありません。昼間がいい人もいれば夜なら大丈夫な人もいます。平日や土日でもそうです。全員を満足することは無理です。しかし、自宅にいながら出来るなら、もっと参加者が増えそうな気がします。しかも全国無料です。例えば、日曜日の夜などに行うと、案外出来るのではないでしょうか?

最初から勉強会というと、テーマをどうするかとか、どのように進行するのかなどを事前に決める必要がありますが、例えば、最初は「スカイプで盛り上がろう♪」ということにして、自由におしゃべりをするというのはどうでしょう?私のコーチ仲間はプロモーターが多く、楽しい意見が飛び交い、きっと面白いと思います♪ 熊本や福岡、広島などどこにお住まいでも参加できます。また、カメラをつけてみんなの顔を見ながら話すのもいいと思います♪

スカイプは、研究するといろんなことが出来て面白そうです。今度の土曜日のエリザさんの勉強会で、「スカイプで盛り上がろう♪」企画を提案してみようと思っています。これを読んでいただいている皆さん、是非ご意見をお願いします。また、その節は参加されませんか?きっと、ただ聞いているだけでも結構面白いと思いますよ♪

お、今メールで認定試験の問題が送られてきました。今日は夕方から心理学のセミナーで福岡へ行き泊まってくるので、今からちょっと問題を見ようと思います。一緒に受験する仲間の皆さん、頑張りましょうね♪


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

自分のコーチングに何故納得できないか・・・

2007-04-25 23:55:54 | コーチング
2007年4月25日(水)  心は

今日、クライアントのMさんとコーチングをしました。終わった後、自分のコーチングにどうも納得出来ず、いつもの楽しかったという感情がわきませんでした。コーチが自分で言うのも何なのですが、型どおりの面白くも何ともないコーチングをしていると思いました。これではいけないと思い、何故そうなったのか考えることにしました。

私は『さあ、才能に目覚めよう!』で、自分の5つの能力がわかったのですが、その中に『内省(ないせい;考えることが好き)』と『分析思考』の二つが入っています。何が原因かなどを考えることが好きらしく、いつも考えているようです。

そこで、今日のコーチングが何故納得いかないのかを、ジムへ行って、ランニングマシンの上を走りながら考えることにしました。ジムは考え事をするのには最適です。単純に体を動かしながら、頭で考えるという両方が出来ます。いつもMPプレーヤーに次回学ぶCTPのストリーミングクラスを入れ、それを聞きながら走ります。だいたい同じクラスを2回くらいは聞くので、1回目はじっくり聞き、2回目になると聞きたいところだけを聞きながら他の事を考えています。今日も2回目だったので、聴きながら頭ではMさんへのコーチングのやり方のどこが悪いんだろうと考えていました。

Mさんは、「これからのコーチとしての展開をどうするか」ということをテーマにしていますが、私が型どおりの「理想の姿」や「今後行うべきこと」について聞くと、スラスラと答えが出ます。ラーニングコーチを受けられたから、それらは既に徹底的に考えられたのでしょう。私も受けたのでわかるのですが、多分それ以上に新しい気づきなど出てきません。ですから、コーチングをしていても、お互いにわかりきったことを話している感じで、面白くなかったんだろうと思います。

今日の2回目のセッションを終わって、やっとそのことに気づいたのですが、何故そうなったかというと、Mさんには申し訳ないのですが、あまり戦略を立てないで臨んだためだと思います。というのが、Mさんと私はほとんど同時期にCTPを始めており、今回認定試験を受けるのも同じです。また、プロコーチでやっていこうという考えも同じです。そのため、クライアントというより同志のような気持ちがして、Mさんと自分が同じ方向を向いて進んでいることもあり、コーチングというより、二人で検討しているような気持ちが、私の中にあったのだと思います。寄り添っているといえばそうなんですが、寄り添いすぎてコーチングになっていなかったと思いました。

では戦略をどうするか・・・。私はMさんからプロコーチになるということはお聞きしていますが、どんなコーチになりたいかは聞いていないことに気づきました。そこで、Mさんには申し訳ないのですが振り出しに戻らせてもらい、まずMさんの価値観を二人で見直したいと思います。それがわかったら、その価値観を元に、Mさんがどんなコーチになるのか、Mさんの持っている強みや資格などとどう組み合わせたコーチが考えられるかなどを探っていくという戦略を立てました。後はそれを戦術に落としていきます。戦略さえしっかりしていれば、戦術はセッションの様子で臨機応変に変えることが出来ます。

戦術としては、まず、価値観を探るための15の質問をしてみたいと考えています。クライアントの価値観を探すために、私は15の質問をワードで作っています。その質問をスカイプでMさんに答えてもらいながら同時にそれを私が入力し、完成したらスカイプでMさんに送り、二人で結果を見ながら価値観を探す、それは楽しい作業になるだろうなと思いました。また、それ以降は、Mさんの強みをお聞きして、価値観を大事にしながらMさんらしいコーチ像を探る作業をしていきたいと考えています。

以前も書きましたが、私の場合は『アナライザー』がメインタイプなので、その場で考えるということがあまり得意ではありません。じっくりと考えることによって、いい考えが出てきます。ですから、人と話すことより、どちらかというと書くことの方が得意なのです。では、クライアントが答えることを聞きながら、その場で質問を考えるコーチという職業に向いていないのではないかと言われるかもしれませんが、それは経験や実践の積み重ね、それから質問やスキルなどをたくさん持っていると、出来るようになると考えています。ただ、やはり私にとっては、戦略は事前に十分考えておく必要があることを再認識しました。

Mさんには申し訳ないのですが、2回のセッションが無駄になりそうです。でも、私はこの失敗により新たな気づきをもらいました。この気づきをMさんとシェアし、別のやり方で進めていけば、このまま進むよりMさんにも喜んでいただけるのではないかと思っています。ああ、やっと気持ちがすっきりしました♪

明日は福岡へ夕方行き、心理学のセミナーを受講しあさって帰ってきます。よし、エネルギーがたまってきたぞ~!


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

『ニーズ』と『価値』について

2007-04-24 23:24:32 | コーチング
2007年4月24日(火) 外は雨 心は かな?

今日は、CTPK-17 ファウンデ-ションプログラムの第3週を受けました。今回のテーマは「ニーズを満たす、価値を見直す」です。このテーマだけをみると、自分が望んでいるものを満たす、また自分が最も大切としている価値を見直すというように読めますので、別段何も悩むことがないように思えます。ところがテキストを読むと、以前悩んだ『構造』と同じように、悩ましい説明がしてあるのです。私は、今回もストリーミングのクラスを聞いた後受けたのですが、どちらのクラスでも「難しい」や「いまいちわかりにくい」という人が結構いました。

しかし、今日の安田コーチはとてもいいやり方をされました。まず、私たちに紙を準備させて、「次のように書いてください」と書く内容を説明されました。それは4つのマトリックスを作り、そこに、ニーズと価値についての事柄を入れていくのです。そのマトリックスが完成して眺めてみると、なるほどと思いました。またその後、二人一組になりニーズと価値について話し合い(コーチングではありません)、別の一人がそれが終わった時にコメントするということをやりました。3人が一組になり、それを3セットやりました。

誰かいませんかと言われましたが誰も手を挙げません。そこで私が最初に手を挙げました。私はK さんという女性とお互いの考え方を話し合い、それについて別のK さんという女性がコメントされました。それが3セットありましたので、こういう風にたくさんの人で話をすると、いろんな意見が出て結構理解できました♪

理解に苦しむ理由としては、マニュアルの中の『ニーズ』の説明が、「生きるうえで必要不可欠だが健全なエネルギーではない」と書いてあり、我々が一般的に考える『ニーズ』と概念が違うことがあげられます。必要ではあるが健全ではないので、出来るだけ早く『ニーズ』を満足させることにより自分の欲求から抜け出し、他人を思いやったりする余裕を持つ必要があると書いてあります。また、『ニーズ』を自分で認識していないケースもあり、そうなると気づいていない『ニーズ』にイライラしてしまうので、クライアントに『ニーズ』に気づかせる必要があるとのことです。

私の『ニーズ』の考え方は次の通りです。『ニーズ』とは、「不満や一時的な欲望」だと考えました。マニュアルや安田コーチの説明によると、物質的な『ニーズ』は、「お腹がすいたからご飯を食べる」で、物質的な『価値』は、「ただご飯を食べるのではなく、好きな中華料理を食べる」ことだそうです。『ニーズ』は必要不可欠だが、『ニーズ』を満足させると無くなるものとなっています。ご飯を食べると満腹になり、食べたいという欲求はなくなるのです。ただ、コーチングの場合の『ニーズ』は、物質的なものではなく内面的なもの(心のあり方)を言い、例えば『ニーズ』が「愛されたい」で、『価値』が「愛している」となります。

ここまで書いて、到底わかってもらえないだろうと思いました。ハハハ、もう笑うしかありません。自分ではわかっていたつもりですが、こうやって書いて説明できないのは、わかっていないことですね。

では、方針を変えて、私の意見ではなく、他の人から出た意見で説明を試みます。I さんは「マズローの欲望5段階説」で説明されました。ご存知の方も多いと思いますが、知らない人のために念のために説明します。マズローは、人の欲望には5段階あると言っています。ピラミッド型になっていて、一番下が「生理的欲求」、2番目が「安全と安定の欲求」、3番目が「所属と愛の欲求」、4番目が「承認欲求」、最後の一番上が「自己実現の欲求」です(言葉は訳によって若干違っていますので、ご了承下さい)。

人は一番下の生きるための最低限の欲求を満たそうとします。水を飲んだり食べたり寝たりすることです。それが一番下の「生理的欲求」です。そして、その欲求が満たされると上の段階の欲求が生まれます。次に安全を求めるというように、欲求が満たされると上へ進み、それらがみんな満たされると、最後は「自分にしかできない固有の生き方をしたい、自分の可能性を最大限に実現したい」という「自己実現の欲求」になるのです。I さんは、この一番上の欲求が『価値』の部分だと言い、『ニーズ』は「自己実現」より下の欲求です。私にはI さんの説明が一番、ヒットしました。

また他には、「『ニーズ』とは赤ん坊が求める欲求のようなものである」という意見もありました。

安田コーチは、『ニーズ』と『価値』の違いがわかることが、コーチングを学ぶ上でとても重要なので、次回もやるとおっしゃいました。また、各人が自分で宿題を決めてやってきて下さいと言われ、再び誰も手を挙げなかったので、私が手を挙げて「『ニーズ』と『価値』の説明を3人に行い、それぞれの『ニーズ』と『価値』を聞いてきます」と言いました。全員が何をやってくるか宣言し、クラスが終わりました。私は本当に説明できるのでしょうか?でも、説明しないと自分が理解しているかどうかがわかりませんよね♪

28日の土曜日に、エリザ上元さんの勉強会が、熊本総合女性センターであるので、出来ればそこでこの議題をテーブルに載せ、みんなで検討できたらいいなと思っています。

エリザ上元さんの勉強会は次の通りですので、熊本在住でコーチングに興味のある方や勉強中の方は、ご連絡下さい。堅苦しい勉強会ではなく、会費も会場費を割り勘する程度です。

日時:4月28日(土) 午後1時半から4時半
場所;熊本総合女性センター(浄行寺交差点から3号線を植木方面へ500mほど行った右側)
お問い合わせは私まで電話やメールでお願いします。このブログのトップに書いています。


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

青少年のためのコーチング♪

2007-04-23 23:32:20 | コーチング
2007年4月23日(月)  心は

昨日は、『日本コーチ協会福岡支部』の勉強会と、その後の『ピヨピヨコーチ倶楽部』の勉強会に福岡へ行ってきました。普段はほとんど自宅にいて、ジムや買い物には行くけれど、家族と食事の時に話すくらいで、知人と会うこともない暮らしを普段はしているので、好きなコーチングの話がたくさん出来るということで、福岡へ行くのが毎月楽しみなんです♪

『日本コーチ協会福岡支部』のテーマと講師は次の通りです。
(『日本コーチ協会福岡支部』のホームページのコピーです。)

【 プログラム 】
「目指せ!!ワンランクアップの研修講師」
【 内容 】 研修をして欲しいと頼まれ、引き受けたものの、何からどう準備を始めたら良いのか、時間ばかりが過ぎてしまった経験はありませんか?
そこで、どうすれば参加者に効果的な研修を行う事が出来るのか、インストラクターとして長年使ってきたノウハウをお伝えします。
内容は、研修講師としての考え方や準備方法。
研修を行うにあたり、プラン作成に必要なノウハウを知り、対象者にふさわしい研修の設定と準備が効率的に出来るようになるために、
1.研修を行うにあって
2. 教授法と補助教材
3. プランニング
4. コミュニケーション
を予定しています。 
この勉強会の後に、皆様が自分なりに使って頂く事が出来ればと思います。

【 講師 】
原口 ゆか(はらぐち ゆか)氏
長崎県生まれ。某航空会社で社内・社外のインストラクターとして、長年教育業務に携わる。色々な相談を受ける立場として、ただなにげなく聞いている状態に 疑問をもち、相手の中にある答えを引き出し、行動につなげる為のコミュニケーション方法を身につけようと、コーチングを学び始める。コーチングスキルを仕事 で活かすだけでなく、パーソナルコーチとしても活動中。最前線で働く女性の応援団として活動していきたいという思いを持ち、日々勉強の毎日。  HP:キラキラコーチング☆
日本コーチ協会福岡支部運営委員 (財)生涯学習開発財団認定コーチ

参加者は約40名と盛況でした。原口コーチの自己紹介の後、アイスブレークとして全員立って自己紹介を行いました。そのやり方は、出来るだけ多くの人に自分の名前を言い、その人のいいところを言うというやり方でした。私は一人と男性と長く話し込んでしまったので5人くらいだったでしょうか。10分間という結構長い時間だったので、皆さんは多くの人と和気藹々と話しておられました。自己紹介が終わった時には、さすがに40人が動いたので室内の温度が上昇したような気がしました。

いつものコーチングの勉強会では、結構コーチングセッションをしたりするのですが、今回はテーマが「目指せ!!ワンランクアップの研修講師」でしたので、主に原口コーチが準備して、みんなに配った資料を基に説明する形で進められました。ただ、資料の中にはところどころ空欄があり、そこに入れるべき言葉を受講者に質問するという、一方的な講義にならないような工夫もされていました。この講座が終わった時に「研修を行う際、対象者にふさわしい研修の設定と準備が効率的に出来るようになる」ことを目的に2時間半の講義があり、途中で活発な質問が出るなど有意義な勉強会でした。

その後、運営委員が中心となり、行きつけのレストランでコーヒーを飲みながら反省会を行い、その後18時からの『ピヨピヨコーチ倶楽部』の会場へ向かいました。今回のメンバーは『日本コーチ協会福岡支部』勉強会に参加していた7人と、鹿児島から参加されたHさんの8人でした。

冒頭に、生涯学習開発財団認定コーチであるHさんが鹿児島でされた、高校生を対象とした『自分発見塾』という青少年向けコーチングセミナーの内容の説明がありました。Hさんは本業が建設業なのですが、青年会議所の役員をされていて、その関係で高校生16人を対象に、無料の1日コーチングセミナーを行ったとのことです。主催は青年会議所で、霧島市と霧島市教育委員会の後援をもらい、幾つかの高校の男子生徒10名、女子生徒6名で行ったとのこと。ただ、高校生というのは難しい年頃なので、「このセミナーが成功するかどうかは、最初のアイスブレークが鍵です」とHさんは言われていました。参加者は、勉強会なのでどうせ楽しいはずはないと思って参加していますので、最初の段階で「楽しいんだ」ということをわからせるそうです。

もちろん、最初に「〇〇して下さい」と言っても動かない生徒もいたそうですが、そういうことも想定して準備や工夫をしていたので、そういう生徒もうまく巻き込んで、最後まで出来たとのことです。終わってから、全員に感想文を書いてもらったそうですが、多分2~3行しか書かないだろうと思い、10分という時間を設定していたらみんな用紙一杯に書いてくれて、それが嬉しい誤算だったとのこと。そういうこともあり、9時から17時までの予定が18時になったとのことです。

ピヨピヨコーチ倶楽部でもHさんの話は30分の予定でしたが、みんながどんどん質問をしたので、大幅に時間をオーバーしてしまいました。そして、まだ30代前半のHさんが青年会議所に提案をして承認をとり、いろんな人を動かして、青年会議所の主催とはいえ、高校生に対して無料コーチングを行ったことに対して私たちは感動しました。

次に、「コーチングにおける戦略とは何か」について討議しました。私は、診断士の資格を取った後に、社内の企業再生プロジェクトのメンバーだったことがありました。企業診断を行う場合、最初にまず企業理念がきちんと出来ているかを見、その後その企業の経営戦略をきちんと立て、それを具体的に実行するために戦術に落とすということを常に行っていましたので、戦略や戦術という言葉に全く違和感はありません。何かを行う時に、まず戦略を立てて、それを具体的な戦術に落とすことは、自分の中では当たり前のことのように自然に行っています。

コーチングでもそれは全く同じで、3ヶ月間のコーチングだろうが5分間のコーチングであろうが、コーチングをする段階でまず戦略を考え、それを具体的にはどうしようかという戦術を考えます。もちろん5分間だとすると、そう細かいことは考えずに大雑把なものになるんですが、それにしても戦略や戦術を考えないと私はコーチングが出来ません。例えば3ヶ月間行うクライアントだったら、オリエンテーションが終わった後、大まかに3ヶ月間のやり方(戦略)を説明します。そうすると、クライアントも今どこをコーチングしてもらっているかがわかり、安心すると思うのです。自分のコーチングセッションの中の自分の今いる位置がわからないと、クライアントも不安になる可能性があります。

また、私はオリエンテーションの後のテーマ決めに時間をかけます。もし、テーマが本当にクライアントの望んでいるものでなかったとしたら、そのテーマで進めてしまうと間違った方向に行く可能性があると思うからです。あるクライアントが資格を取りたいと思っているとします。でも、その資格を取ることが最終的な目標なのか、それとも資格を取りたいという奥に、もっと別の目標というかその人の価値観があるのではないかと考えます。資格を取るということはお金もかかりますし、また講座に通うという時間もかかるでしょう。もちろん、その資格を取ることも無駄にはならないでしょうが、本当の価値観を実現するために別のお金が必要だとした場合、そっちにお金を使った方がよりよいと考えます。でもこれは、プロのコーチだったら誰でもが行っていることであって、私が声を大にして言うほどのことではありません。これはコーチの戦略以前の基本的な考え方です。

その後、4人ずつの2グループに別れ、コーチングセッションを行いました。それぞれのグループで、一人がクライアント役になりテーマを説明した後、残りの3人のコーチ役がそのテーマに対してどういう戦略でコーチングを行うかをクライアントに説明し、クライアント役の人が一人のコーチを選んでコーチングをしてもらい、残りの二人がフィードバックを行うというやり方です。両グループとも盛り上がっていました。

勉強会が終わった後、Hさんと二人で中洲に飲みに行きました。彼は酒が強く、焼酎をロックでぐいぐい飲みます。私は好きだけど弱いので、ビールをジョッキ1敗飲んで、その後は焼酎の水割りでチビチビ飲みました。そこでの話題も、子どもたちに対するコーチングでした。今考えるとおかしいのですが、男二人が酒を飲みながら、「青少年に対してコーチングをしたい」という硬い話を3時間以上したのです。これは我々に、将来を担う若い世代に対してちゃんとした教育をしないと、世の中が良くならないという共通する気持ちがあるからでした。気がつくと午前1時だったのですが、私はHさんに「熊本でもそれを是非やりますので、その時はいろいろ教えてください」と硬い握手をして別れました。熊本や鹿児島だけではなく、ぜひ福岡市や久留米市でもやりたいものです♪ みなさん、日本を本当の意味で美しい国にしようではありませんか!


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

人間ドックへ行きました♪

2007-04-21 23:42:01 | その他
2007年4月21日(土)  心は

昨日と今日は人間ドック(ドッグ、犬ではありません。昨日も書いたのでしつこい?)の2日コースを受信しました。会社に勤めていた時は、年に2回の健康診断があり、また2年に1回は、会社が人間ドックの費用の9割を補助してくれたので、自分の健康状態は把握できていました。いかに会社にお世話になったか、辞めてみてわかります。感謝、感謝。

ところが、今は自分で自分を管理しないといけません。そこで、年に1回4月に人間ドックへ行くことにしました。これまで日赤健康管理センターで長年やっていたので、過去の記録が全部残っているし、今回も日赤で受診しました♪

2日標準コースは宿泊すると高くなるので、私の家はセンターから車で15分くらいだし、通所としました。驚いたのが、優友クラブに入ると、3年分の会費が3千円必要ですが、57,750円が、48,000円と3千円差し引いても6,750円安くなることです。日赤に友の会があるとは思いませんでした。

検査の結果は、6ヵ月後の再検査となりました(涙)。これは総コレステロールが高いためです。昨年も会社を辞める直前の4月に受けたのですが、同じようにコレステロールが高いということで再検査でした。最近は運動していますが、どうしても食生活がダメなので、やはりという感じです。また相変わらず γ―GTP が高いです。ビールの飲みすぎと言われました♪ それから尿酸値。これはもう相当前から、正常の範囲をわずかに上回っています。でも、痛風になったことはありません。

また、「軽度の動脈硬化が認められますが心配いりません」というのは、ちょっといけないなと思います。総コレステロールが高いからです。運動はしているので、食生活のバランスが悪いためでしょう。ただこれも、総コレステロールと悪玉コレステロール、善玉コレステロールのすべてが上がっていますが、動脈硬化指数は逆に下がっているので、心配はないと言われました。運動しているせいかな♪

他に目だって悪いところはなく、食生活さえ改善すればよくなると思います。でも、これが難しいんだな・・・。

また、体力測定でショックなことがありました。閉眼片足立ちなんですが、前々回(3年前)は120秒(完遂しました♪)、前回(昨年)は100秒なのに、今回は2回やって8秒と17秒でした! とてもショックで、『ああ~、年取ったんだぁ・・・』と呆然としました。その後にやった、上体起こし(足を押さえてもらって腹筋で起き上がる)は、30秒間でしょうか、その間に何回出来るかです。終わると「前回より2回増えましたよ」と言われましたが、片足立ちのショックから立ち直っておらず、「腹筋が2回増えてもなぁ」と思いました。前回の体力は40歳代前半と言われて、大いに気をよくしていたのですが、やはり年を取ったのかなぁ・・・、今回は60歳代と言われるかもしれないとしょげていました。

ところが説明があったとき、な、なんとまた40歳代前半だったのです♪ 

握力;50歳代
俊敏性;40歳代
柔軟性;60歳代(前屈です。指先が床に届きません。元銀行員は口と体は硬いのです♪)
平衡性;40歳代(これが片足立ちですが、基準が7~16秒なので、意外なことに1秒長かったため10歳若くなりました♪)
筋持久力;30歳代(これが上体起こしですがビックリ!基準が11から14回なので、私の19回は2階級特進です♪ もっと喜べばよかった。係の人は嬉しそうに言ってくれたのですが・・・。最近は、腹の贅肉を落とそうと、腹筋を命がけでやっていたのです♪)
全身持久力;40歳代(これは自転車こぎ。負荷がだんだん上がりきついんです)

やはり、ジムに通っていて良かった♪ 体には少しずつガタがきてるけど、体力は上々です。でも、49歳の時に30歳代と言われて喜んで、エアロビクスをやりすぎて肉離れを起こした苦い経験があるので、自重したいと思います♪

明日は『日本コーチ協会福岡支部』の勉強会と、その後ピヨピヨコーチ倶楽部の勉強会です。ここ2~3日、気持ちが沈んでなんとなくやる気がなく、ブログも休んでしまいました。よ~し、体力も40歳代前半だし、明日は元気を出して楽しむぞ、オー!明日は福岡に泊まるので、ブログは休みます。


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

ここで一度車を止めてみる?

2007-04-19 12:32:01 | コーチング
2007年4月19日(木)  心は

コーチングの勉強を始めて7ヶ月が過ぎました。どうも最近、テンションが低いというか、以前ほど心がきらめいていないというような感じがして、何故なんだろうとセルフコーチングをしてみようと思います。テンションとモチベーションの違いを知ろうと、インターネットで探してみたのですが、あるサイトに、テンションはその時の気分で上がったり下がったりするが、モチベーションは下がることはないと書いてありました。どうなんでしょう?

3月頃までは、基本的に学び始めた面白さがあり、またセッションをした時、その出来栄えが自分の理想としているものとかけ離れている時と、クライアントから、『話しやすい』、 『テンポがいい』などと褒め言葉を頂く場合とがあり、いろいろ悩み考えた時期でもありました。勉強を始めて6ヶ月が過ぎ、最初のクライアントは大体終了してしまい、相互コーチングのような単発のセッションを多くやったことで、そのセッションでどこまで成果を出すかに焦点を当てたコーチングをしていました。

4月から新たに二人のクライアントを得てセッションを始めましたが、長期のクライアントとセッションを開始するのは久しぶりで、その内のお一人のクライアントとは、次週までに何をするかを検討せずにセッションを終わろうとしたことに気づきました。その後それを決めたのですが、基本的なことが出来てないと思いました。やはり、長期のクライアントを常に複数持ち、コーチングをすることでスキルを高める必要性を感じました。

また、心理学を学び始め、ファシリテーションの勉強会にも出るようになり、自分の勉強会も始めました。認定コーチの試験にも申し込んでいます。CTIの6月の基礎コースも申し込みました。他の人が、仕事をしながら、あるいは主婦や子育てをしながら、一生懸命時間を作って勉強されているのを見ると、私は自分がやりたいと思うことを自由にやらせてもらっているので、とても恵まれていると思います。そういう家族に感謝しています。

CTPや心理学、ファシリテーションなどは、これからもレールに乗って学んでいけばいいので、新たに何をしようかと考えることはないのです。もちろん、CTPの内容をまとめることや、プレゼンテーションの資料を作ることなど、やりたいことはいろいろあるのですが、新しいことへの挑戦ではないので、ちょっと心が落ち着いた状況かなと思ってます。

車で言えば、発進してから徐々にスピードが上がり、今は50キロくらいの速度で落ち着いて走っているところでしょうか?だから、なんとなく心がざわめくこともなく、淡々と勉強している感じなのかな? しかし、認定コーチの資格を取ったらプロのコーチになると決めているのに、何の準備も出来ていないんですよ♪ 心を落ち着かせている場合ではないんですね♪

こういう風に分析をすると、またテンションが上がってきます。3月に3ヶ月間受けたラーニングコーチが終了し、今週からMさんにコーチをしてもらっています。やはり、こういう気分になった時に自分のコーチに聞いてもらうと、テンションが上がるというか士気を維持できるんですね。大いにコーチを活用させてもらおうと思いました♪

熊本から車で北海道へ向かって出発しました。出発してある程度時間が経ち、今はトップスピードで、しかも余裕を持って周りを眺めながら走っていますが、まだまだ自分の基盤が出来ていません。例えば、いろんな言葉についていつでも説明できるようにまとめようと思っていますが、手をつけていません。先日、CTPの授業の一環で、未完了リストの見直しと追加をしたのですが、10個ほどしかありません。おかしいですよね。プロコーチになるとか言いながら、未完了リストが10くらいしかない、この危機感のなさが問題なのですね。

う~ん、書きながら思ったのですが、いちど車を止めて考えるべき時期かな~。いえ、プロコーチになることは絶対に変えません!ここで、ちゃんとした目標を立てているのか、また、今やっていることなどについてもう一度棚卸をして、いつまでにどこまで行くか明確な目標を立て直して、今度は自信を持って車を発進させたいと思いました♪

今日はこれから心理学のセミナーに福岡へ行きます。19時から20時くらいまであります。いつもはその後の懇親会に参加して1泊して帰ってくるのですが、明日と明後日は人間ドックに行きます(話は違いますが、ある人が『人間ドッグ』と言って、上司からお前は犬か、と言われていました♪)。それで、もしかしたら、ブログを書けないかもしれません。よろしくお願いします。


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

カラー診断を受けました♪

2007-04-17 01:33:15 | その他
2007年4月17日(火)  心は

昨日は、福岡のファシリテーション協会の勉強会で知り合った、熊本在住のKさんにカラー診断をしてもらいました。Kさんは、メインの仕事はワークショップだそうですが、カラー診断もされており、ワークショップは面白く、カラー診断は好きなんだそうです。

色には『青系』と『黄色系』があり、それぞれに明るい方と暗い方があるので4パターンに別れます。それを春夏秋冬と言い、診断した結果、私のメインは青系(夏系)で、二番目が春系でした。すなわち、青をベースとした明るい色が似合うそうです。ただ、自分が好きな色が合う色とは限らないとのことでした。

診断の方法は、まず私の前に鏡を置き頭から胸までが写るようにします。そして白い前掛けをして、今着ている服を隠します。それからいろんな色の布を体に当てて、それにより顔がどう見えるのかを二人で見ていきます。最初の明るい色の時は、顔の色が明るく見えたり、暗く見えたりするのがわかったのですが、少し暗い色になると私にはわかりませんでした。

次に、夏系と春系の色を体に当ててみて、どれが合う色かを探していきます。私には、薄いピンクやベージュ、薄めのブルーなどが合うことがわかりました。意外なところでは緑も合うとのことです。人には、合う色が多い人と少ない人があるとのことですが、私は結構多いとのことで嬉しかったです♪

これから人に会うことが多くなり、また研修などで人前に立ちますので、見た目の第一印象は大事です。第一印象が柔らかく見え、ここで決めなければならない時には強い色で決断力を強調する、そういう色を着たいものです。しかし、自分で色を選ぼうとすると何が合うのかわからずに、どうしても好きな色だけど無難な色になってしまいます。しかも、それが果たして自分に合っているかどうかも自信がないのです。今までは、緑は好きではないし似合わないと思っていたので、全然目が行きませんでした。ところが合うとのことです。もちろん、緑は仕事着として着ることは難しいのですが、カジュアルとしてならいいし、また小物として使うといいそうです。

カラー診断をしてもらうにはもちろんお金がかかりますが、一度やってもらえば一生物です。しかも、着るものを選ぶときに、これまでは似合うだろうかと迷いながら無難な色を選んでいましたが、これからは自信を持って選べます。合う色は顔の色が明るく見えるということなので、やはり診断してもらってよかったなと思ってます。着るものの色で、自分の顔が明るく見えたり暗く見える。どうせなら、自分が明るく見える色を着たいと思いませんか?

Kさんに、結果をメールで送っていただくことになっていますし、その後Kさんと町に出て、実際にどの色がいいかなどを教えていただけるようになっています。すぐ、全部の服を変えるわけにはいきませんが、徐々に合う色にしていきたいと思っています。

皆さん!2~3ヵ月後のトトロに、乞う御期待!「なんか変わりました~?」と言われないように頑張らねば・・・♪


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

心理学セミナー基礎コース後編1

2007-04-16 23:19:25 | 心理学
2007年4月16日(月)  心は

12日(木)は前日に続いて、19時から心理学セミナー後編①でした。この日も講師は衛藤先生ではなく、丸山先生という女性でふっくらとした方でした。自分でも、「会う人毎に、一回り大きくなりましたね、と言われる」と冗談を言われていました。講義の内容は、≪心と体のバランス回復法≫でした。

最初に、いわゆるアイスブレイクとして、各グループで自己紹介をしながら、「入学式にまつわる思い出」を話し合って下さいとのことでした。基礎コースと顔ぶれがだいぶ違っていますが、再受講の人も多い(全体の半分くらいが再受講でした)ので、知っている方もいます。入学式の思い出については、私も含め学生時代の入学式は大昔のことなので、みんな思い出すのに苦労していました。

昨日の講座で、悩みの約60%は傾聴で解決するが、後の40%について何らかのカウンセリングをすると習いましたが、その一つとして『自律訓練法』があるそうです。『自律訓練法』は自己催眠(暗示療法)であり、心身症に大きな効果があるとのことです。心身症とは、心の悩みが生理的反応として体に症状が表れてしまう心の病のことです。もう一つ神経症がありますが、こちらは、体に症状が表れない心の病で、一定の行動を取らないと、気になって仕方がなくなってしまうような状態を言うそうです。

丸山先生のクライアントで、寝る前に敷いた布団の周りを右へ10回、左へ10回回らないと眠れない人がいたそうです。本当ですか?ネタではないですか?と言いたくなりますが、事実だそうです。やはり、病気にはいろいろあるんだなと思いました。そこで、各グループで、「自分がとらわれていること。これをやらないと落ち着かないこと」を話し合いました。ロッカールームでいい番号を探す、月曜日は右足から出かけるなどがありました。最後にある女性が、「イライラすると、一生懸命トイレの掃除や風呂場の掃除をする」とのことだったので、私は「一家に一人、そういう人が欲しいですよね~」と言いました。その人が病気ではないので、そんなことが言えるんですけどね♪

次に、何故ストレスが病になるかという説明がありました。脳には、中心に「脳幹」、その外に「本能脳」、その更に外に「理性脳」があるのですが、ストレスが強くなると、「理性脳」の『~しなければならない』という考えが、快いことをしようとする「本能脳」を抑圧し、「本能脳」にストレスが及ぶ。それが進んで、更に中心の「脳幹」の働きがおかしくなるとのことです。「脳幹」は自律神経などをコントロールしているところで、例えば、体温調節がうまくいかなくなったり、呼吸がおかしくなったりします。そこから心身症になっていくとのことです。

やはり、ストレスをいかに減らすか、ストレスといかにうまく付き合うかということですね。私は、コーチングを学んで、自分で作っている枠をだいぶはずせるようになったというか、自分で枠を作っていることに気づきましたので、ストレスは相当減っていると感じます。また、斉藤一人さんの教えで、自分に都合の悪いことが起きても、「この程度でよかった」とか「これがあったおかげでよかった」と思うようにしていますので、結構ストレスをコントロール出来ていると感じます♪

ストレスへの対処として、リラックスすることによりアルファー波が出て、体を自然な状態に戻すのが最良で、アルファー波は自己治癒力を高める効果があるとのことです。すなわち『自律訓練法』の発想は、瞑想等でリラックスすることによりアルファー波を出し、それにより体を安定させることにより、心の安定を作り出すとのこと。ヨガなどもとてもいいそうです。

残り時間も少なくなったとき、丸山先生が「自己催眠を体験してもらいましょう」と言われました。「自己催眠で体が硬くなるというのを体験したい人、誰かいますか?」と聞くと、3人の女性が手を挙げましたので、3人に行うことになりました。最初の女性などは、背が高く全体的に細くて、丸山先生が乗ったら足はすぐ折れてしまいそうです。

丸山先生が被験者の後ろに立ち、頭に手を置いて「自分の思う方向に頭を回してください。ラジオ体操みたいにゆっくり回してください。はい、体がリラックスしてきました。それでは、これから後ろに体を倒してください。私が支えていますので安心して倒してください。倒すたびに体が硬くなります。3回倒すと鉄のように硬くなります。はい、硬くなる!はい、硬くなる!はい、硬くなる!!」ここで、周りの数人で被験者の体を持ち上げて、準備していた離れた二つの椅子に乗せます。持ち上げた時に、被験者は鉄のように体が硬いと思っていますので、体は棒のようになっています。背中の部分と足先だけが、離しておいてある椅子の上にあり、「頭」と「腿からふくらはぎ」は椅子に乗っていません。丸山先生が腿のところを持ち上げながら、「はい、硬くなりますよ。硬くなる!」ともう1回言い、その後、靴を脱いで被験者の宙に浮いている太ももに乗ります。最初に言ったように、丸山先生はふっくらしておられるため結構重いでしょうが、被験者の表情は変わりません。(目はつぶっています)。

その後、今度は「体が元に戻り柔らかくなりますよ」と言った後、再度腿の上にちょっと乗ると、被験者は「ウゲッ」や「痛い!」などと言います。3人とも、結果はみんな同じでした。丸山先生がその時どうだったか聞くと、全員「体が硬かった時は、全然痛くなく平気だったが、元に戻った時の痛さはすごかった」ということでした。みんな、テレビなどで見たことはありましたが、目の前で起こると「スゲー」という感じで、室内の温度がかなり上昇しました。

その後、今度は二人一組になり、体を持ち上げる体験です。二人が同じ方向を向き、前の被験者が目をつぶり、先生が言うとおりにします。「あなたは波止場にいます。前に海が広がっています。そこに大きな倉庫があります。そこへあなたは入って行きます(ここでみんな足踏みをします)。真っ暗な倉庫です。目が慣れてくると、地下に降りる階段が見えます。そこを地下に降りていきますが、一段降りるたびに体がだんだん重くなります。はい、1段、2段、だんだん重くなりますよ。はい、一番下に着きました。体はとても重くなっています。あなたの前の床に20キロのダンベルが置いてあります。それを両手で持ち上げましょう。重いですよ。はい、持ち上げてください!」
そして、ペアの後ろの人に対して「さあ、前の人の腰を持って持ち上げてください。どうぞ!」という声で、後ろの人が前の被験者を持ち上げますが、とても重くて、力いっぱい持ち上げようとしてもなかなか持ち上がりません。私も持ち上げることが出来ませんでした。かかとが床から上がらないのです。

その後、「それではダンベルを置いて階段を上がってください。体が軽くなります。倉庫の外へ出て前の建物に入ってください。明るい建物です。そこの階段を上に上がります。今度は上がるごとに体が軽くなりますよ。さあ、2階、3階、屋上に着きました。そのまま手すりのところへ行ってください。手すりに気球が結び付けてありますね。それをほどいて手に持ってください。体が浮かび上がりますよ。上へ上がっていきます。どんどん上がります」そして、同じように「後ろの人、前の人を持ち上げてください」と言われるので、持ち上げると、何と今度は軽く30cmくらい持ち上がり、前の人も「おおっ」等と驚いていました。これを、交代して行いました。全員が体験したわけです♪

これは何故だろうと考えました。自己暗示であると言われますが、暗示をかけられて体が重いとか軽いと思っても、実際の体重が変わるわけではありません。ですから、実際は2回とも同じ重さのはずなんです。丸山先生が言うには、被験者も後ろの人も両方が自己暗示にかかるからとのことです。多分そうでしょう。そう考えないと、理屈に合いません。

「体が硬くなる」も「体が重くなる」も、どちらもとても面白い体験でした。出来れば、「体が硬くなる」の方も自分で体験したかったくらいです。なかなか、自分で体験しないと信じられません。理屈に合わないからです。丸山先生が言うには、硬くなる方はやりたいという人だから出来たが、指名してやってもらったとしても、うまくいかないかもしれないそうです。やりたいと手を挙げたときから、既に暗示にかかっているようなものでしょうからね。いや~、心理学もおもしろいな~♪


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

心理学セミナー基礎コース前編4

2007-04-15 23:32:52 | 心理学
2007年4月15日(日)  心は

11日(水)は心理学前編の最終回、4回目で、講師は林先生でした。男前の先生で、日本メンタルヘルス協会には現在4名しか講師がいないとのこと。男性二人女性二人で、講師を増やして質を落としたくないとの考えだそうです。講義の内容は、≪各種カウンセリングの紹介≫でした。

カール・ロジャース博士の研究では、傾聴により悩みのある人の約6割が、自ら悩みを解決していくそうです。すなわち、悩みがある人の6割は、我々コーチが傾聴するだけで、悩みが解消するとの事です。傾聴はコーチが最も得意とするところですからね♪ 残りの4割の人のために、様々な教育開発的カウンセリングがあるとのこと。その教育開発的カウンセリングには、二通りあります。『行動療法』と『心理療法』です。『行動療法』は、うまくいっていない行動に働きかけ、心を変える療法です。逆に『心理療法』とは、うまくいっていない心理に働きかけ、行動を変える療法を言います。

具体的に『行動療法』の代表的なものとしては、森田療法というのがあるそうです。1919年頃、慈恵医大精神科の森田正馬教授によって創始された療法で、不安や葛藤を分析し、異物として除去するという西洋的な療法に対し、「内部から発する『あるがまま』の感情を受け入れること」を基本的なコンセプトとしているそうです。この考え方は世界中の多くの療法に影響を与え続けています。「~しなければならない」と考えるから、現実とのギャップに悩むことになります。完ぺき主義からの脱却を目指し、うまく出来るかどうかを問題とせず、まず行動することだといっています。コーチングがいうところの「枠をはずす」や「支柱をはずす」と共通していると思いませんか?

去年から『掃除ブーム』が起きているとのことで、掃除をすると変わる、という本が何冊も出ているそうです。心が不快な感情にとらわれた時は、それを無理に変えようとせずに、まず行動を変えてみるとのこと。例えば、掃除を一生懸命すると、終わった時にすがすがしい気持ちになる。そうすると、心は自然に変わってくるという考え方です。私は掃除をしないので何も変わりません。

『心理療法』には、まず論理療法があります。これは、アルバート・エリスという人が唱えているものですが、「出来事が私たちの感情に影響を及ぼす」のではなく、「出来事に対する私たちの受け止め方が感情に影響を及ぼす」というものです。もし出来事が感情や結果を作り出すなら、離婚や失業という出来事は、全員にとって不幸な感情や結果をもたらさなければなりません。しかし現実を見ると、離婚を幸せと感じる人も存在するのです。悩みの原因は、「出来事」そのものにあるのではなく、その人の「受け止め方」にあるという考え方が、ABC理論だそうです。例えば、雨を見てイヤだと思う人と、嬉しいと思う人がいるかもしれません。起こることは仕方がないと受け入れる。そしてプラスな受け取り方をしようというものです。私も離婚した時は心が開放されましたからね。論理療法の恩恵を受けた一人です♪ 斉藤一人さんは、離婚は結婚した時の2倍嬉しいと言われています(笑)。

また『心理療法』には、ゲシュタルト療法もあります。これも、いろんなもののどこに焦点を当てるかで、考え方が変わるというものです。例えば、家がありその後ろに山が描いてある絵があるとします。Aさんは家に焦点を当てたので、山は背景であまり見ません。ところが、Bさんは山に焦点を当ててみたので、家は背景と同じです。こういう風に、同じ事柄でも、どこに焦点を当てるかで幸せになったり不幸になったりするというのです。相手のいいところに焦点を当てて、嫌いな面は背景とする。常にこれが出来たらすばらしいと思いますので、やってみる価値はありますね♪ 

最後は『治療カウンセリング』の話でした。『治療カウンセリング』には、≪催眠療法≫や≪音楽療法≫、さっきの≪森田療法≫などがあるそうです。その一つの考え方として、「ライフライン」を書いてみるというのを学びました。「ライフライン」とは、生まれて今までの感情の起伏を折れ線グラフのように書いてみることです。林先生が、自分の「ライフライン」をボードに書かれたのですが、ちょっとすごい出来事がいろいろあり、ここには書けません。いわゆる波乱万丈というヤツです。その後、みんな自分の「ライフライン」を書いて、班ごとに話し合ったのですが、やはり一人一人違います。あまり起伏がない私のような者や、すごく上がったり下がったりが激しい人もいました。私なんぞは、40歳の離婚と、55歳の退職、母の死去の時だけが下がり、あとは真っ直ぐでした。これも、それぞれの捉え方なんでしょうね。

いやあ、今日の文書は読み直してみると硬いなぁと感じました。仕方がないですよね、心理学のスキルの部分ですので。その後の恒例の懇親会で、林先生は酒が強く、焼酎をロックで何杯も飲んでおられました。私はその日は泊まり、翌日の夜7時から「心理学後編①」を受講しました。昼間は暇だったので、映画「ブラック・ダイヤモンド」を見ました。レオナルド・ディカプリオがなかなか良く、しかし、ギャングにさらわれた子どもたちが銃を乱射するシーンなどは心が痛みました。でも見た後は、後味が悪くない映画でした♪ 明日は、心理学後編①の「自己催眠」の体験を書きます。面白いですよ~♪


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

『熊本コーチング倶楽部』第1回勉強会、無事終了♪

2007-04-14 23:43:24 | コーチング
2007年4月14日(土) いい天気で 心も

今日は記念すべき、『熊本コーチング倶楽部』第1回勉強会でした♪ 告知が十分出来ていない中で、また、土曜日の午前中という時間にもかかわらず4人の方に来ていただき、有意義な勉強会になりました♪

参加者は、Iさん、Eさん、Mさん、Nさんで全員女性。EさんだけがCTIで勉強され現在はプロコーチ、他の3人はCTPで勉強中とのことです。内2人は今年からCTPを始めたばかりで、最初のうちは私もそうだったんですが、ついていけるだろうか、コーチに向いてないのではないだろうかとの不安があるとのことでした。Nさんはずいぶん前に認定コーチの資格を取られたということです。従って、第1回目の参加者は、プロコーチが一人、認定コーチが一人、まだコーチングの勉強を始めたばかりの人が私も含めて3人という、総勢5人でした。

CTIのEさんは元気でさっぱりした方で、他の参加者が「CTIはどんな勉強をするの?」等ととても興味を持って聞くので、CTIの勉強で学んだことや、自分のコーチングのやり方などを、いろいろ話してくださいました。私たちは、CTPとCTIが違うということは知っていたのですが、具体的に聞いていて、だんだん話に引き込まれていきました。で、その話が面白く、2時間のうちの大部分を、CTIの考え方や実際の勉強会でのやり方などを聞きとても勉強になりました。

Eさんは自分のコーチングで、クライアントと一緒に泣いたり、電話の先のクライアントに、「椅子の上に立ってみて下さい」、「そこから飛び降りて下さい」、「飛び降りてもみてどんな気持ちですか?」など、私(たち)が思いもしないようなことを言うんです。ただ、これだけ書くと、何ととっぴなコーチングを行っているんだと思われるでしょうけど、そうではなく、もちろんクライアントとの間に強烈なラポール(信頼関係)がある上でのコーチングです。クライアントもいやいやではなく、そうすることで自分が一歩も二歩も踏み出せると考えてやっているとわかりました。

また、クライアントが泣くことはよくあるそうです。その時は、Eさんも一緒に泣きます。もちろん、クライアントは悲しくて泣くのではなく、それまで誰もわかってくれなかったことをこのコーチはわかってくれた、このコーチにはすべてを出していいんだ、という喜びや安心感が混ざり泣くのだと、聞いていて思いました。私はクライアントが泣いたり、自分も一緒に泣くなど想像も出来ません。他のCTPで学んでいる3人もそうだと思います。以前書いたアメリカのNさんもアメリカのCTIで学んでいるのですが、自分のブログに、CTIでクライアント役の人が泣いたということを書いておられました。

泣くということだけ聞くと、「僕は泣きたくない」というか「そこまで自分をさらけ出したくない」とつい思ってしまいます。というのが、15年ほど前、まだ会社に勤めていた頃、『地獄の特訓』とか言って、2泊3日くらいの研修でとにかく徹底的に追い込まれて、そこに会社の上司や同僚が激励に来ると号泣する、というのがありました。私は幸い行かずに済んだのですが、研修などで泣くというとそのイメージが強いんです。ただ、Eさんの話を聞くと、どうもそうではないらしいとは感じました。

私は最初コーチングを学ぼうと思ったときに、インターネットでいろいろ調べたのですが、CTIは決まったスケジュールの通学式であるが短期間で終了できる。ただ、東京や大阪が中心であり、近くても福岡に行かなくてはならない。その点、CTPは電話で好きな時間に受講できるが長期間かかる、などの点を考慮した結果、CTPを選びました。でも、今日Eさんから話を聞いていたら、CTIも受けてみようかなという気になりました。全部受ける必要はなく、基礎だけでいいと思いました。もちろん、CTIで資格を取ろうと思えば、その後も受けて金額もCTPよりもかかるようですが、私は資格はCTPの方で取るつもりですので、考え方を学ぶ意義だけなら、基礎だけでいいと思ったのです。

勉強会が終わって、行ける人だけ昼食を食べに行くということで、私とNさんとIさんの3人で行きました。Iさんは、一人で勉強しているといろいろ不安になり、こういう仲間がいると安心できると言ってくれました。食事の帰りに、私とNさんは、6月から福岡で行われるCTIの講座に行ってみたいですね、と話しました。Nさんも私と一緒でCTIの考え方に興味津々でしたが、その時話したのが、「これがEさんじゃなかったら、CTIを受けようなんて思わなかったよね」ということでした。

6月の29日から3日間、福岡でCTIの基礎講座があります。これも受けようという気持ちがだんだん強くなりました、と言うか、既に受けることを決めています(笑)。『CTP』に『心理学』に『ファシリテーション』、それに『CTI』まで受ける。節操がない?自分でなんだかおかしくなり、笑ってしまいました♪ でも、むやみやたらと受講しているわけではなく、プロコーチになるという基本線の上に立ち、その役に立つものは何でも勉強してやろうと考えています。よ~し、頑張るぞ~!と決意を新たにしたトトロ君でした♪



今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪

明日に備えて早めに寝ます♪

2007-04-13 23:49:27 | コーチング
2007年4月13日(金)  心は

水曜日の夕方福岡へ行き、19時から21時半すぎまで心理学前編最後の4回目のセミナーを受けました。その日は泊まり、昨日12日も19時から22時まで、今度は心理学後編の最初の①を受講し、福岡に泊まって今日の午後、熊本へ帰ってきました。

2日間留守にすると、メールの返事を書くなどいろいろやることがあり、夕食後は明日が『熊本コーチング倶楽部(仮称)』勉強会の第1回目ですので、その準備をいろいろ行いました。まず、勉強会をどんなふうに進めるかを考えました。何も考えないで行って、時間が余って内容がスカスカだったと言われないようにしないと、二度と来てくれませんからね。2時間といってもいろいろ話していると、あっという間に過ぎそうで、時間が足りないのではないかと思っています。明日の参加者は、この勉強会の周知が出来ていないので数名ですが、少ないなら少ないなりに密度の濃い勉強会をしたいと考えています♪

また、ネームプレートは100円ショップで買ってきてあるので、来る方の名札を印刷しました。それから、もし初心者の人が来られた時のために、『GROWモデル』(何のことはない、実はこれが魔法の杖なんです♪)を準備し、テーマに困った人のために『テーマ一覧』を準備するなどで、もうすぐ明日になります。今日は早く寝て、第1回勉強会は絶対に成功させたいので、この辺でやめます。明日のことを考えると、テンションが上がってワクワクしてきます♪

また、昨日の心理学後編①で「自己暗示」を全員で実際に体験したのですが、みんなワイワイと大騒ぎでとても面白かったので、時間があればそれも実際に体験してもらおうかと思っています♪ テレビで見たことはあるのですが、実際にやった時は、「オ~ッ!すごいすごい!」とどよめきました♪ 詳しい内容については近日中に書きたいと思っています。乞うご期待!!では、今日はおやすみなさい♪


今日も、最後まで読んでいただいて有難うございます♪