先日、オフィスに向かう道すがら、工事用車両の脇にあるカラーコーンに目がとまりました。
通常よくみかけるものよりもずっと小ぶりで、何だか可愛らしい印象を受けました。ニュートラルな背景・舗装面が環境の地をつくっている空間でしたので、この程度の小ささでも充分に機能(作業中の車に近寄らないで下さい、という注意喚起)は果たせている、と感じました。
後で調べてみたら、この小さなカラーコーンはフットサル等にも使用されるとのことでした。なるほどドリブル練習等の際、小さくステップを刻みながらボールを追うのにはこの程度のサイズが適切なのかも知れない、と思いました。
芝の鮮やかなグリーンが地であることを想像した際、ビビッドな赤や黄色が緑に映え、より一層活動的で高揚するような気分を後押しするだろうな、とも感じました。同じ製品でも使用される環境や目的により、色が放つ意味が機能寄り(近づかせない)になったり連続するポイント(目印)としての役割が際立ったり、印象が変化するという点は、色とかたちの組み合わせにより本当に多様な解釈が可能であるということを表しています。
いざ選定となるとこうしたプロダクトの色彩計画も中々奥が深そうだな、等というところまで妄想が延々と続いてしまいました…。
よく考えてみれば当たり前のことかも知れませんが、小さな・鮮やかなカラーコーンが“生き生きと活動の様子を彩っている場”を思うと、そのスピード感や躍動感が自然に思い浮かびます。
一方都市空間での使用は、例えば風雨の強い状況下では小さなコーンは適切ではない、という側面もあることでしょう。それでも、“通常サイズよりも小さくて控え目”なことが、ちょっとした変化を(少なくとも私にとって)もたらすことの意味を考えることがとても大切なように感じられました。
その場に適正な色の大きさ、というものがあるのではないか、ということをよく考えています。
規格や標準の便利さ・機能性を理解しながらも、その場における大きさの適正さを考える時、そこまで大きくなくても、あるいは強くなくても充分、という発想がごく自然に生まれてくるように思います。
この小さなカラーコーンを見かけて以来、とにかく色々なものを少しサイズダウンさせてみたらどうなるだろうか、という欲求がムクムクと湧いてきています。
もちろん、周辺にあるものとの比較で大きさや色の印象が異なりますから、その状況下でどう見えるか、という検証は必要ですが、例えば屋外広告物は一斉にサイズダウンさせてみたい要素の筆頭かもしれません。
通常よくみかけるものよりもずっと小ぶりで、何だか可愛らしい印象を受けました。ニュートラルな背景・舗装面が環境の地をつくっている空間でしたので、この程度の小ささでも充分に機能(作業中の車に近寄らないで下さい、という注意喚起)は果たせている、と感じました。
後で調べてみたら、この小さなカラーコーンはフットサル等にも使用されるとのことでした。なるほどドリブル練習等の際、小さくステップを刻みながらボールを追うのにはこの程度のサイズが適切なのかも知れない、と思いました。
芝の鮮やかなグリーンが地であることを想像した際、ビビッドな赤や黄色が緑に映え、より一層活動的で高揚するような気分を後押しするだろうな、とも感じました。同じ製品でも使用される環境や目的により、色が放つ意味が機能寄り(近づかせない)になったり連続するポイント(目印)としての役割が際立ったり、印象が変化するという点は、色とかたちの組み合わせにより本当に多様な解釈が可能であるということを表しています。
いざ選定となるとこうしたプロダクトの色彩計画も中々奥が深そうだな、等というところまで妄想が延々と続いてしまいました…。
よく考えてみれば当たり前のことかも知れませんが、小さな・鮮やかなカラーコーンが“生き生きと活動の様子を彩っている場”を思うと、そのスピード感や躍動感が自然に思い浮かびます。
一方都市空間での使用は、例えば風雨の強い状況下では小さなコーンは適切ではない、という側面もあることでしょう。それでも、“通常サイズよりも小さくて控え目”なことが、ちょっとした変化を(少なくとも私にとって)もたらすことの意味を考えることがとても大切なように感じられました。
その場に適正な色の大きさ、というものがあるのではないか、ということをよく考えています。
規格や標準の便利さ・機能性を理解しながらも、その場における大きさの適正さを考える時、そこまで大きくなくても、あるいは強くなくても充分、という発想がごく自然に生まれてくるように思います。
この小さなカラーコーンを見かけて以来、とにかく色々なものを少しサイズダウンさせてみたらどうなるだろうか、という欲求がムクムクと湧いてきています。
もちろん、周辺にあるものとの比較で大きさや色の印象が異なりますから、その状況下でどう見えるか、という検証は必要ですが、例えば屋外広告物は一斉にサイズダウンさせてみたい要素の筆頭かもしれません。