わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

八掛で作るフォールディングバッグ

2021-05-27 17:28:37 | ぷち・ぶーけ

昨年、練習のために八掛ブラウスを量産しました。
いろんな工夫もできたし、洗い替えが増えて重宝しているのですが
やっぱりですね。
合繊は、着心地がわるいのです。
で、残りの素材を眺めていて、ひらめいた。
そうだ! エコバッグにしよう!!

コンセプトは、軽くて、かさばらず、
トートのなかの仕切りを兼ねたインバーバッグ。



以下、覚書です。

きものから取りはずした八掛は、10このパーツに分かれています。
全幅で大きいのが4枚。これは身頃で、バッグの胴=本体にします。A
半幅で長いのが2枚で、おくみ。これは、持ちてに。B
それより細くて短い衿先用の2枚は、止め紐に。C
さいごに残った衿先布は、ポケットにします。D

厳密な大きさにはこだわらないので、
汚れがめだつ端っこを切り捨て、
布をそろえていきます。

Aをみみで縫い合わせ(縫い代2cm)、ひらいてコバステッチをかけます。
ぬいしろがひらひら暴れないためです。

その2枚をまた同じようにわきで縫い、コバをかけます。

わきから8~10cmをはかり、谷折りにします。
表側から、6.5mm※の縫い代
裏返して、1.1mm※の縫い代で袋縫い。底ができました。
(SG50を持っていないためなので、ふつうに5mmと10mmでよい)

Bを縦に半分に折り、まんなかにダイナックテープを仮止めする。

上下から折って、アイロンをかけ固定していく。
反対側も同じようにする。(けちらないなら2本使えばいいし、メルターを置いてもいい)

さらに半分に折って、端から3mmでステッチをかけ、紐にする。
本体の上に、谷をまたぐようにして縫いとめる。

Cを縦半分に折り、8mm縫い代で縫う。
ループ返しで表にかえして、アイロンをかける。

こちらは、まんなかに留めて、どちらもミシンで縫い付けておく。
大きなバッグなので、でれーっと上があいてしまわないための補助紐です。

袋口を三つ折り(2x2cm)にしてステッチをかける。

ひもはこのままでは長すぎるので、調整してステッチ部分に縫い付ける。


Dを返し口(みみのほうにする)だけあけて、縫い代8mmで縫い合わせる。
表にして、アイロンをかけ、上部分だけ縫う。
本体の好みの場所に、段付き押え1.5mmで縫いつける。


きれいさっぱり使い切って、
おしげなく使える折り畳みビッグバッグができました。
不用の衣類をまとめておくにも便利です。





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