わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

やさしく、叱る

2006-08-31 00:01:00 | かぜは・・・
ときどき、外で見かける光景。 「xxちゃん、他の人にめいわくだからね、やめましょうね」 「xxちゃん、ほら、やめてね」 たいがい、xxちゃんは迷惑行為を中断せず、周囲はがまんし続けることになる。 たぶん、子どもはわかっているのだ。 親がそう言うのはたんに周囲へのいいわけで、 大目に見てもらえると織り込み済みなこと。 本人の意思を尊重して、お願いしているわけだから、 きくもきかないも勝手な . . . Read more

自立する力

2006-08-30 19:03:26 | かぜは・・・
子どもたちがようやく乳児から幼児へなりかけのころ。 眼を釘付けにしたニュースがあった。 若い母が急死し、残された子どもたちが餓死した事件だった。 冷蔵庫のなかには食べるものがはいっていたという。 詳しい経過は忘れてしまったが、 このことはわたしにひとつの基準をあたえた。 わたしがいなくても生き残れるように。 まず子どもたちを冷蔵庫の前に呼び、 中にあるものは何でも食べてよいと宣言した。 そ . . . Read more

すききらい

2006-08-30 09:13:41 | かぜは・・・
玲が、ふてくされて登校した。 選択科目の保護者欄に、あっさり署名捺印しなかったから。 上の子たちを育てたときも感じた憤りが またこみ上げてくる。 どうして、これしか選べないの。 いま、学べなかったら もう一生縁のない科目かもしれないのに。 どうして、この子たちは 学ばなくていいと、 いったい、だれが決めたのよ。 文系・理系に分けておいて、なにが全人格的教育なの。 わたしは、子どもたちに . . . Read more

あしおと

2006-08-28 18:10:00 | べりーずりーふ
浴衣にすら袖をとおさない年が続いた。 わけあって、人前に出る用ができた。 マズイ。 なによりも、ぎこちないのを見抜かれるのが。 旅先で、湯上りに着てみた。 直前まで、わすれてしまった貝ノ口をおさらいしてたにしては、 娘とあわせ五分で着付けられたは上々かな。 (おとうさんが夕食の時間まちがえるからサ) なんでもやってみるもんだ、と思ったのは 正真正銘 わかばまーくのお嬢の所作。 コップひとつ . . . Read more

共にいます

2006-08-18 06:25:50 | かぜは・・・
親が子どもを育てるときけど。 できることなどたかがしれてる、とつぶやいてしまう。 わたしのこどもはリッパ。 わたしが監督したからよ。 わたしの作品。 運がよかったのね。 人格左右できるほど だいそれたことなどできない。 それに気づいたのが わたしの子育かもしれない。 不始末で、袋叩きにあってる親を見ると 紙一重で自分だったかもしれない。 そんな、きわどい運不運で ひとを 非と問えるのか。 . . . Read more