わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

賽の神

2006-09-21 12:36:31 | かぜは・・・
学校帰りのおじょうちゃんたちが
談笑していた。

三人、輪になって
たのしげに。

本来
ほほえましい光景だけど

問題は
その場所。

地べたに足を投げ出して
というのは、
百歩譲って目をつぶろう。
しかし
往来のそれも
四辻どまんなかというのは
どうあっても
目ふさげぬ。

おじょうさんがた、
古来 その場所は
魔の行き交う処。
ゆえに、賽の神様もお祀りする。
かわりに
あなたたちが
憑代になっちまったら
困るでしょ。

この世のひとたちだって
とぉっても
困っているんだからね。


4 Comments

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Unknown (とんぼ)
2006-09-21 21:55:06
ど真ん中はありませんよね。

でも最近はおじょーちゃんがた、

車やヒトはよけてくれるものだと思っているよーで。

「閑兄さん」だったら「寂しい魔に、誘われぬよう

気をつけなさい」・・・かな?

我が家の角はじょーちゃんたちのたまり場、

今日も今日とて、ミニスカートでパンツがみえそに

しゃがみこみ、やがてドテッとおすわりして、

ウチのへいによりかかって・・。

パッと目と目があっても「フン」とばかりに

そっぽ向くし、すぐ頭上の鉢植えに水まいても、

どきもしなけりゃ、なんにもいわない。

だから私も「そこはいつも散歩のワンチャン軍が、

毎度ウ○チ・お○ッコ、やるとこだよ」とは

言ってやらなかった、フン!

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ほど遠からぬ辻 (Suzuka)
2006-09-22 07:43:15
じつは、ちいさなささくれが刺さっているのです。



事情があって、声をかけられなかった。

そうすべきだとは思っていたのに。



あたまごなしでもなく

きこえよがしでもない

相手に届くことばで



語るのって

頭も使うし勇気もいる。

でも、それを吝しんだ自分がいます。

その、悔いもあるんです。



家がわかっていれば

仕返しだってこわい。



でも、

もうちょっとまえ

若気のいたり、血の気の過剰で

すぐ口にだした、あのときのほうが

こどもたちと近かった。
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Unknown (とんぼ)
2006-09-23 00:07:08
ほんとにそうなんです。

いつからよその子がこわくなった・・・?



ウチは「ピンポンダッシュ」も

よくやられるんですが、

小学生にしかっても、素直に

「ごめんなさい」が出ない・・。

なすりあい、逃げ、自分は関係ない、の顔。



基本的にちゃんと生きることを

教わっていない・・と思うと、

そういう相手はこわいな・・と

思ってしまいます。

もちろん偏見もあるとは思っているんですが

わかっていても・・のこのジレンマ・・、

どうしたものかと悩みます。

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注意するのじゃなくって (Suzuka)
2006-09-23 13:53:55
叱るのって、体力いります。

気力も要ります。

覚悟だって必要だ。

なんとでもいえ、でも

これだけは伝えねばならぬという

体をはったメッセージです。



ほんとはこわい。

いやな思いだってしたくない。



でも、

気のついたものには

責任がある。



らくにと流れる自分に

気がつきましたよ。

ありがとう、とんぼさん。
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