学校帰りのおじょうちゃんたちが
談笑していた。
三人、輪になって
たのしげに。
本来
ほほえましい光景だけど
問題は
その場所。
地べたに足を投げ出して
というのは、
百歩譲って目をつぶろう。
しかし
往来のそれも
四辻どまんなかというのは
どうあっても
目ふさげぬ。
おじょうさんがた、
古来 その場所は
魔の行き交う処。
ゆえに、賽の神様もお祀りする。
かわりに
あなたたちが
憑代になっちまったら
困るでしょ。
この世のひとたちだって
とぉっても
困っているんだからね。
談笑していた。
三人、輪になって
たのしげに。
本来
ほほえましい光景だけど
問題は
その場所。
地べたに足を投げ出して
というのは、
百歩譲って目をつぶろう。
しかし
往来のそれも
四辻どまんなかというのは
どうあっても
目ふさげぬ。
おじょうさんがた、
古来 その場所は
魔の行き交う処。
ゆえに、賽の神様もお祀りする。
かわりに
あなたたちが
憑代になっちまったら
困るでしょ。
この世のひとたちだって
とぉっても
困っているんだからね。
気力も要ります。
覚悟だって必要だ。
なんとでもいえ、でも
これだけは伝えねばならぬという
体をはったメッセージです。
ほんとはこわい。
いやな思いだってしたくない。
でも、
気のついたものには
責任がある。
らくにと流れる自分に
気がつきましたよ。
ありがとう、とんぼさん。
いつからよその子がこわくなった・・・?
ウチは「ピンポンダッシュ」も
よくやられるんですが、
小学生にしかっても、素直に
「ごめんなさい」が出ない・・。
なすりあい、逃げ、自分は関係ない、の顔。
基本的にちゃんと生きることを
教わっていない・・と思うと、
そういう相手はこわいな・・と
思ってしまいます。
もちろん偏見もあるとは思っているんですが
わかっていても・・のこのジレンマ・・、
どうしたものかと悩みます。
事情があって、声をかけられなかった。
そうすべきだとは思っていたのに。
あたまごなしでもなく
きこえよがしでもない
相手に届くことばで
語るのって
頭も使うし勇気もいる。
でも、それを吝しんだ自分がいます。
その、悔いもあるんです。
家がわかっていれば
仕返しだってこわい。
でも、
もうちょっとまえ
若気のいたり、血の気の過剰で
すぐ口にだした、あのときのほうが
こどもたちと近かった。
でも最近はおじょーちゃんがた、
車やヒトはよけてくれるものだと思っているよーで。
「閑兄さん」だったら「寂しい魔に、誘われぬよう
気をつけなさい」・・・かな?
我が家の角はじょーちゃんたちのたまり場、
今日も今日とて、ミニスカートでパンツがみえそに
しゃがみこみ、やがてドテッとおすわりして、
ウチのへいによりかかって・・。
パッと目と目があっても「フン」とばかりに
そっぽ向くし、すぐ頭上の鉢植えに水まいても、
どきもしなけりゃ、なんにもいわない。
だから私も「そこはいつも散歩のワンチャン軍が、
毎度ウ○チ・お○ッコ、やるとこだよ」とは
言ってやらなかった、フン!