わただま 摘んだ?

風になる 花のかおりをまとうこと 遠い訪れを搬ぶこと 水のありかを囁くこと そして こっそり石たちの夢にすべりこむ

あしおと

2006-08-28 18:10:00 | べりーずりーふ
浴衣にすら袖をとおさない年が続いた。

わけあって、人前に出る用ができた。
マズイ。
なによりも、ぎこちないのを見抜かれるのが。

旅先で、湯上りに着てみた。
直前まで、わすれてしまった貝ノ口をおさらいしてたにしては、
娘とあわせ五分で着付けられたは上々かな。
(おとうさんが夕食の時間まちがえるからサ

なんでもやってみるもんだ、と思ったのは
正真正銘
わかばまーくのお嬢の所作。

コップひとつとるにしても、
手を添えて、振りを気にして
二の腕にょっきりにならぬよう
家族の視線が上下する。

衿がはだける、結びがつぶれる、
奴さんのようだと
ご意見番は かまびすしい。
(オマケにこぼした!いきなり振袖でなくてよかった

夕食後。
夜風にあたりに河原に出た。
がしゃんごしょん

娘の足音ばかりする。
おんなじ下駄で、なぜそうも。

二日目。
洗い髪で
仕入れたばかしのマンガみるさまは、
どうやらすっかりなじんだような。




4 Comments

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旅先で浴衣・・ (マロウ)
2006-08-29 16:14:08
それも、ひと針ひと針愛情込めて縫った浴衣。

憧れます



宿に置いてあるありふれた浴衣に、『帯』というよりひもをぐるぐる巻いて着ているようじゃだめだ~~





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Unknown (とんぼ)
2006-08-29 23:41:03
今年もユカタは「出しただけー」で終わりそうです。

着物を着ての所作動作、ひとシーズン着てないと

「ワ・ス・レ・ル」・・・。

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ヒモちゃんのかわり (Suzuka)
2006-08-30 01:25:33
マロウさま



むかし読んだ本に、伊達締めを持参すると書かれたのがあり、なーるほどと思ったものでした。

博多なら、軽くてかさばらないし、大げさすぎず、

見た目も着心地もずいぶん違います。



お好きな色で・・・

きっと お似合いになりますよ
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ワンシーズンはおろか (Suzuka)
2006-08-30 01:44:18
とんぼさま



ひと昔もあいておりまする。



街できものすがたを見かけると、ついついジッと見てしまいます。

ゆえに、立場が逆転したときを思うと身がすくむ・・・



それも、億劫になる一因ですワ
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