モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

9月23日

2010年09月23日 | 9月
9/3~10/19 秋涼の特別展…【高台寺】
9/20~11/25 秋季特別公開…【東寺】
9/21~9/25 お砂踏法要…【今熊野観音寺】
9/22~9/23 晴明神社例祭…【晴明神社】13:00
9/23       彼岸会…【神護寺】
9/23       北向地蔵尊…【萬福寺】
9/23       秋分祭…【八坂神社】10:00
9/23       祖霊祭…【八坂神社】11:00
9/23       秋季皇霊祭…【白峯神社】
9/23       神能…【御香宮神社】17:00

朝の大雨ならびに雷はすんごかった。
目を閉じていても、雷のビカビカ光る明かりが瞼に映るもの。
こりゃ~どうなる? と懸念し不安に思っている人も多かったろう。
何せ今日は――

晴明神社例祭…【晴明神社】

13:00に神社を出発する、神輿行列。
しかし雨…。もうずうっと家で迷っていた、いつ出るかを。
そして自転車にするか、バスにするかとか。
小雨だし…いいか、頑張れば。と思ったのがちょっと辛かった。
傘差し運転している人は平気でいるけど、京都だと冗談でなく危ないから。
やめましょうね。あっさり死んでしまいますよ。
てなわけで帽子にコンタクト着用(雨の日眼鏡はうっとうしい)で、いざ。

神社に着く頃には、小雨ながらもしっかりとした雨が降る。
13:05頃到着。既に行列は神社を出発していた。まず南へ下る。

さすがと言うか、神社の公式サイトには、この行列が進む道をgoogleマップで公表している。
だから追いかけるのは易い。

神社から僅かに南、中立売通を西へ進む。合羽を着ての鼓笛隊。大変やな~。

YOUTUBE動画1(鼓笛隊)
太鼓にも晴明☆マーク!


行列の後からは大人神輿が。まだ担がないらしい。車に乗せて、山車のようにして引いてゆく。


身に纏う様々な物に、晴明☆マーク。
式神ちゃんのTシャツだのエコバックだのじゃなくて、こういう腹巻とかタオルとか売ってくれれば良いのになぁ。
まぁこれは、神輿を担ぐ人やお祭りに参加している人だからこそ手に入れることが出来る代物なのかもしれん。


見送って、境内へ。結構な人。拝殿にて参拝をする人が列をなす。
そういや今日は祝日か。人が多いわけだ。


昨日の、湯立て式の会場になった祓所。様々な小物が入り乱れて置いてある。

晴明さんの肖像画は既に取り外されて無い。

神社の向かいの駐車場には先程出た神輿を乗せる山車が。


と、境内の真ん中を通る細い公道に、タクシー行列登場。
何!? と思ったら、そうか雨で一緒に歩くことが出来なかった稚児さんらが乗っていた。

せっかく着飾ったのにねぇ。
「みんなに見せてまわりたいだろうに、可哀想にねえ」と言ってる近所のおばちゃんらしき人ら。
そうだよなあ、残念だろな。
中には馬に乗って練り歩くはずだった子もいるはず。タクシーじゃ情緒ないねぇ。

そう、さっき出発した一行は、再び神社の目の前を横切って行くのだ。
面白いルートだ。

大人神輿。途中までは普通に肩に担いで持っていたんだけど、
神社の前になると腕を伸ばして高ーく上げていた。凄い。

動画2(神社前の神輿)
見守る宮司さん。暇そうではある(笑)


忍者犬も見守る。

京都では多分有名だと思う。色んなところで見かける。
飼い主はおじいちゃん(ってほどの年齢ではないが)
みんなに見て貰うのが楽しいらしい。一緒に写真撮ってる子供とかいた。
今まで、【下鴨神社】や、【二条城】の近くでも見た。昨日の湯立て式にもいた。
顔がぺったんこで可愛いなぁ。忍者だから、外国人ウケも良い。
たいへん躾が行き届いていて、紐なしで御主人のあとをついてゆく。

以上前半。
一端帰宅。神輿が帰って来る17:00に合わせて再び訪れる。
雨は14:00頃にあがる。これぞ晴明さんのお力! とか思いつつ。


既に境内には鼓笛隊が帰還し、境内はごったがえし。お菓子を貰う子供達。


神輿が到着する前までは散らかっていた祓所はスッカリ綺麗になっていた。
お神酒やら神饌が設えてある。その奥には鹿と誰かの像が。手前には榊。



17:15漸く大人神輿の帰還。急ぐ脚持ちさん!


目の前、ホントまん前を通る神輿。邪魔になっちゃってゴメンナサイ。


ほっかむりにしている手拭いにも晴明☆マーク。いいなぁ。


神輿はそのまま境内へ。
宮司さんが見つめるその先に。


凄いもの~。
決して広くはない境内いっぱいに、神輿が上下に揺れつつ円を描いて回る。

動画3(境内の神輿)
こうして揺らしながらぐるぐる回ってゆくのである。

お頭さんらしき人が「回せ回せ!」と囃したてる。
屈強な男性ばかりだが、ずっとジャンプしているのも同じ。
あまりに疲労が過ぎている人がいると、すかさずあいだに入って交代してやったりとかして、いいねぇチームワーク。

凄い盛り上がりようだ。東京下町のお祭りに参加した小学生の頃を思い出す。
ポイントごとに神輿を停めて、斜めに地面スレスレまで傾けるという珍しいお祭りだった。
いかにも「祭りじゃっ!」て感じがしていいね、こういう盛り上がりは。


サテ…。
還幸祭に移る。神輿を完全に止め、担ぎ手はその場に座って宮司さんの祝詞を聞く。


玉串を奉納し、柏手を打つ。


暮れなずむ空。美しい! いやあ、晴れてよかったねぇ。

ずっと無表情で、機嫌悪いのかしら? とか思った宮司さんだが、還幸祭にあたり笑顔で、お疲れ様でしたと述べた後、
「晴れる明という名なのに雨が降ってしまっては、もうどうしようかと思いましたが、こうして晴れて…」
なんて言ってた。
ホントだよねぇ。名前負けしたら残念過ぎる。


特に何も買うつもりもなかったのだが、時間潰しに入った土産物屋さんでついつい…。
【晴明神社】の土産物屋は全部でみっつ。
土産、と言うと悪いが神社のお守りとかお札が売っているのが、拝殿の前にひとつ。
あきらかに映画の影響を受けて作りましたという、キィホルダやお菓子なんかを売ってるのが、境内にひとつ。
そして境内のあいだを細く走る公道沿いに、とりあえずなんにでも☆マークをつけた品物がたっくさん売っているのがひとつ。
みっつめのお店で買った。

ここ、信憑性はともかく面白いから、神社に訪れた際には覗いてみることを勧める。
なんかね、ガムとかあるのね(笑)☆マークが書かれたガムとか。何よそれってのが沢山ある。
ネクタイなんかもある。そばに西陣織会館があるだけに、西陣織の☆マークのネクタイとか。
3150円だった。いいね、これは贈り物に良さそう。
あとパソコンを使って無料で売らないが出来たりとか。
まぁ観光用の土産物屋ですよ。

陰陽師が占いとかに使う、式盤がプリントされたハンドタオル。

方位が書いてあるのだ。タオルとしてというより、まさしく式盤として部屋に飾る。
ちなみにビニルの裏側には、このタオルを折って人形(ひとがた)にするやり方が書いてあった。
なんじゃこりゃ(笑)

それから、果てしなく晴明さんとは関係のないトイプードルのストラップ。
丁寧に晴明公の紙袋に入れて貰ったのが逆に痛々しい。

土産物屋の屋外に、とりあえず的に置かれた棚にひっそりと掛かっていたワンコのストラップ。
ポメラニアンとか、ダックスとか色々種類があった。
いやあ、実に嬉しい。
実家でトイプの黒を飼っているのだ。黒ってまだ珍しいらしくて、キャラクタ化してないのよね。
だからこうしてストラップとかキィホルダになって売っているのを見ると嬉しくなる。
200円。木の板に印刷されてるだけ。でも嬉しいのっ!

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