田口鉄道・三河大草駅

内金隧道を後にして向かったのは、再び登場のコチラのトンネル。



（画像は再掲）


この築堤、どなたかの所有かわからず、先日はトンネルまで行くのがはばかられました。
（後述「おじさん」の話の中では、市の所有だと言う事です。）

で、今回。


写真にも写ってる作業場でお仕事中のおじさんがいました。

ありがたいことに、そのおじさんから、「田口鉄道かね？」とお声掛けいただき、

「はい」と私。

そしたら、色々教えてくれたんですが、

「良い本があるで、ちょっとおいでん」

と、おじさんの作業場の倉庫に案内いただきました。


その本、先日田峯駅脇のおじさんが見せてくれたものと同じでしたが、

「適当に見たら置いといてくれん。オレはちょっと仕事してくるで。すぐ戻るけどな」と。

なんて優しいんでしょうね。



今から行く三河大草駅周辺の記事を読み、本を机に返し、散策開始。

トンネル内は素掘り。





実際には真っ暗ですよ。





反対側の出口が見えてきました。


トンネルをくぐると、すぐに駅があります。






これが三河大草駅跡。
なんでこんなところに？ってところに駅があります。
二つの集落？の間に作ったようですが、みんな私が通ってきたトンネルをくぐり、駅に来てたそうです。

なので、このトンネルには、退避用の横穴があるんだ、と教えていただきました。
退避用の横穴、確かにあったんですが、あまりに暗くて撮影できませんでした。

見ず知らずの私にも、色々教えてくれる
本まで貸していただける、そんな地域の鉄道です。


愛されてたんでしょうね。


また機会があったら探索してみたいです、田口鉄道。


では。