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しーさるの鉄日記

緊急事態宣言暫定ダイヤ(東北・北関東編)


現在、発令している緊急事態宣言、それによる乗客減で、JRでは臨時列車と一部定期特急、大手私鉄では有料特急など、地方鉄道でもデータイム、早朝・深夜といった元々利用客の少ない時間帯のダイヤを見直している。今回はSTAY HOMEしながら、目立って本数を減らしている地方私鉄などの緊急事態宣言暫定ダイヤを追ってみる。

●津軽鉄道

5月2日から6日まで、15往復中7往復を運休させている。特に朝上りは3本続けて運休となっているので、始発は津軽五所川原着9時02分となっている。データイムも一部運休となっているが、運転間隔は最大2時間半、津軽五所川原発の最終は18時半に繰り上がる。

●弘南鉄道

4月25日から5月6日の土日に、弘南線は初電1往復、夕夜5往復、大鰐線は朝1往復、データイム2往復、最終列車の運転を取り止めている。弘南線は初電が30分繰り下がり、夕夜の運転間隔が35分だったのが70分に拡大するだけだが、大鰐線は午後時間帯で2時間間隔となり、21時半発だった終電は20時半発となる。

●秋田内陸縦貫鉄道

5月いっぱい、急行もりよし1号、2号、快速の阿仁合以南での運転を取り止め、もりよし2号、3号は快速に格下げしている。また、「笑EMI」の運用を取り止めている。もりよし1号の阿仁合以南というのは全区間、前後列車は3時間半以上の運転間隔となる。

●仙台地下鉄

5月2日から6日まで、データイムの運転本数を半減させ、南北線、東西線ともに15分間隔とする。八木山方面から富沢方面への3分乗り換えが少し厳しいか。金曜日の終電延長の当面の間取りやめる。夜の店の需要がなくなると、設定そのものがなくなる可能性が大きいが、最終新幹線からの需要もあるからな。

●会津鉄道(会津田島以北)

トロッコ列車だけでなく、定期の普通列車も朝下り1本、午前1往復、夜1往復の運転を当面の間、取り止める。このことでデータイム上りは快速停車駅で2時間半以上、通過駅でも3時間半以上開くことになる。会津地方は感染者が出てないけど、観光客がいないから仕方がないといったところか。

●野岩鉄道、会津鉄道(会津田島以南)

普通列車午前2往復、午後2往復の運転を当面の間取りやめる。午後2往復は連続しているので、3時間のタイムラグが開くことになる。これに伴い、9時台下り、15時台上りの「リバティ南会津」を会津高原尾瀬口以北で各駅に停車させている。

●鹿島臨海鉄道

当面の間、水戸~大洗間で6往復、大洗~新鉾田間で4往復、新鉾田~鹿島神宮間で3往復削減する。現行本数だと、それぞれ36往復、23往復、20往復だから15%減るといったところか。正確に言うと、全線通しと水戸~新鉾田間1往復ずつ、水戸~大洗間4往復は全区間運休、全線通し2往復は大洗~鹿島神宮間区間運休となるけど、鹿島臨海鉄道については区間毎の方がわかりやすい。
10時までは水戸発8時24分が鹿島神宮行から大洗行になったくらいだが、それ以降は間引きや区間運休が発生している。水戸発10時41分は鹿島神宮行から大洗行になったことで、大洗以南では2時間半近いタイムラグが発生している。水戸発14時台は大洗行、鹿島神宮行2本とも運休になっているので、大洗以北すら1時間半以上のタイムラグが発生している。

●ひたちなか海浜鉄道

那珂湊発15時51分の勝田行と、その返しの勝田発16時19分の那珂湊行を5月いっぱい減便しているだけ、データイムの40分近い運転間隔の時間帯が少し拡大したことになる。ひたち海浜公園延長後だったら、行楽客減少の影響をまともに食らっていただろう。

●関東鉄道

5月1日から、水海道以北8往復(うち下妻返し1往復、快速下り2本)、水海道以南16往復の運転を取り止めている。水海道以南16往復のうち9往復は20時以降だから、遅い時間帯の東京での通勤客が激減したのを考慮していると思われる。このことで最大16分だった運転間隔は30分に開いている。また、21時台後半から22時台まで運休となった3本は水海道での下妻方面接続列車なので、取手・守谷からの所要時間は1本前の列車に乗る分増えることになる。データイムの水海道以南については1運用のみ削減したためか、6本に1本、90分毎に間引きされ、30分前後のタイムラグが発生している。水海道以北も午後の遅い時間帯で1時間以上のタイムラグが発生している。なお、龍ヶ崎線については平常通りだ。

●真岡鐵道

観光列車であるSLは3月7日から運休している。定期の普通列車については、真岡以南は平常通りだが、下館発9時42分と15時38分の茂木行を真岡行に短縮変更、その折り返しの茂木発10時53分、16時59分は運転を取り止める。但し午後の列車については沿線高校の再開に合わせて、運転を再開する。

●上毛電鉄

5月8日から通し8往復と、朝の中央前橋~大胡間1往復の運転取りやめ、8時台上下1本を大胡止に、15時台上下1本を大胡始発に短縮変更させる。このことで、9時台から15時台まで30分毎だったのが60分毎での運転となる。19時台から20時台についても2往復間引きして60分間隔としている。

●上信電鉄

下仁田発着5往復、上州富岡発着3往復計8往復の運転を5月11日から取りやめる。そのうち、2往復が通学客の多い15時台から17時台、3往復が19時台以降で、夜間時間帯には1時間20分以上のタイムラグが発生する。上州富岡折り返しには上り初電と下り最終が含まれ、上州富岡以東では始発が36分繰り下がり、最終が40分繰り上がる。

●わたらせ渓谷鉄道

観光列車であるトロッコ列車と、それに接続する普通列車の運転を5月いっぱい取りやめる。

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