3連休の東北旅行、今日は津軽線を攻めることにした。
函館のホテルをチェックアウトし、朝食は朝市のきくよ食堂の元祖三色丼(うに、いくら、ほたて)となった。
函館駅の通路を歩いていると、国鉄急行色のキハ40が入線、いさりび鉄道の車両だった。函館で見る国鉄急行色は札幌への夜行快速「ミッドナイト」の自由席以来だ。
普通「はこだてライナー」で新函館北斗へ。新函館北斗からは6時39分発のH6はやぶさに乗り込む。はやぶさを降りたのは奥津軽いまべつ、津軽線に乗り換えるためだ。乗り換え時間はわずか6分、成功するかどうか不安だったが、4分で乗り換えることができた。エレベーターのタイミングが良かったからな。
7時31分、津軽二股から津軽線の駅降りを始めた。乗り降りした順序は以下の通り。数字は青森からの駅数。
13津軽二股ー14大川平(歩)15今別ー10蟹田ー9瀬辺地(歩)8郷沢ー12大平(歩)11中小国ー4左堰ー6中沢(歩)5後潟ー7蓬田ー3奥内ー2津軽宮田(バス)1油川
油川は、ほぼ三厩寄に駅舎のある海側片面、駅舎はホームを線路と垂直に降りたところにあり、2年前に建て替えられた。1日の乗降客数は800人と津軽線で最多、2番目に多い蟹田の300人の倍以上だ。そのため、7時25分から14時40分まで窓口業務が行われる。駅前の道路は広く整備されているが、青森方面へのバスは乗り入れずに、狭い国道に停車する。
津軽宮田は緩やかなカーブの上にある海側片面でホーム幅は狭い。出口は青森寄りホーム端にある。ホーム裏は墓地で近くには時計台ラーメンの工場がある。
奥内は、海側ホームに駅舎のある相対式、両ホームは三厩寄りの跨線橋で結ばれている。駅舎は2000年に建てられた比較的新しいもので、事務室の机は何かの段ボール箱が置いてあった。国道の駅入口には大きな看板があったので比較的分かりやすかった。
左堰は山側に狭い片面ホームのあり、青森寄りに出口のある構造、ホームと道路を挟んで、一面の田園風景が広がっている。
後潟は島式だったが、上り線が撤去され、海側片面となった。ホームとスロープで結ばれている駅舎は2013年に改築されたもの、待合室は木がふんだんに使われており、落ち着いて過ごすことができる。
中沢は海側が片面の狭いホームの2面3線、片面ホームの青森寄りに小さい待合室と出口があり、両ホームは青森寄りの跨線橋で結ばれている。中線から発着する旅客列車はなく、貨物列車の待避用になっている。中沢までが青森市内にあり、中沢駅の一部が蓬田村にかかっている。
蓬田は海側片面、以前は青森寄りに島式ホームがあったが、三厩寄りに移された。待合室駅舎は2008年に改築されたもの、本体と玄関部分に仕切りがあり、別々にベンチがある。海側の集落は静かだが、山側の少し離れたところのバイパス沿いには、ガソリンスタンドやコメリが建ち並んでいた。
郷沢は海側に出口のある相対式、山側の下りホームは青森寄りの構内踏切を介してつながっている。入口に待合室がないため、外から入り組んだ道を経由すると、非常に分かりにくい。山側に平行する道路から入れない看板があるが、物理的に入ることは可能で自転車も停まってあった。
瀬辺地は、海側に狭い片面ホームのある構造、ホーム中程から階段を降りたところにある待合室駅舎は、1999年に建て替えられた簡素的なもので、中には駅ノートがあった。
蟹田は、海側に駅舎のある2面3線、両ホームは青森寄の跨線橋で結ばれている。青森発着の電車の折り返しは中線で行うため、三厩発着の列車とは、ホーム上乗り換えになったり、ホーム別乗り換えになったりする。跨線橋は山側へ抜ける自由通路と共用になっており、仕切られている。
中小国は、山側に狭い片面ホームのある構造で、ほぼ青森寄りに待合室と未舗装の出口がある。新幹線開業前は海峡線の起点駅だった。中小国を出てしばらく走ると新中小国信号所がある。津軽線を走ってきた貨物列車は、信号所を出ると津軽線から分岐し、高架で新幹線に接続する。
大平は山側片面、以前は島式だったが、下り線の一部が撤去され、保守車両の車庫になっている。青森寄りのホームから離れたところに、鉄筋コンクリート造りの駅舎がある。青森寄りでは新幹線が交差し、貨物線が新中小国信号所に向かっている。
津軽二股は、新幹線の逆側の山側に狭い片面ホームのある構造、出口は青森寄にある。新幹線の接続が悪くても、昼間は道の駅が開いているので、時間を潰すことができる。
大川平は山側片面、ほぼ青森寄りに比較的大きい待合室と出入口がある。出入口は柵に囲まれ門のようになっている。
今別は山側片面、以前は島式だったが、下り線が撤去され棒線化された。青森寄の離れた所にある駅舎は2年前に改修、待合室を拡張し、水洗トイレを新設した。
油川発17時54分の列車で津軽線全駅の駅降りが完了した。今晩のホテルは大館、乗った列車の行先は津軽新城行なので、新青森乗り換えだと同一乗り場となるが、念のために青森で一旦下車した。この判断は正しかったようで、新青森に着くと北海道帰りの団体客が乗り込み、車内は満席になった。団体は浪岡で下車、弘前で3両から2両の秋田行最終に乗り換え南下、大館には20時04分に到着した。
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