
15時11分に村山バス停を出ると、国道350号線を離れ、県道を走るように、2キロで標高130mから20mまで下りていき、羽茂の街の中を南に進む。羽茂は佐渡南部では一番大きく、コンビニ、スーパーだけでなく高校もある。その高校の前を15時20分に通過した。街の中を数キロ走ると右折、1キロほど走ると、海沿いに出る。南岸の海沿いなので先ほどまでとは違い、バスの進行方向左側に海が見えることになる。県道から離れて、町の中で国道350号線と合流、小木港の中を通って、小木には15時32分に到着、佐和田バスステーションから67分かかった。
小木ではたらい船に乗ることに、700円のところ、バスの一日乗車券の特典で650円になった。外国人観光客の団体で混んでいたものの、10分も経たずに乗ることができた。最初は漕ぎ手の人が漕いだけど、少しだけ漕ぐ体験をすることに、櫓を逆手に握って左右に動かすみたいだけど、進むどころがバックしてしまった。世間話したり、撮影してもらったりで、短い時間ながら楽しかった。バスまでまだ1時間以上あったので、幸丸という帆船を見物、1961年まで寺泊と小木の間を結んでいたが、帆は取り外されていた。スーパーまで5分ほど歩いて夕飯を調達、さらに集落を散策して、小木港に立ち寄った。
小木港からは直江津までは、1日2往復だけだが、フェリーが出ている。冬季は運休だが、今日から運航を再開している。17時25分のフェリーに乗れば、直江津港には20時05分に到着、そこから9人乗りのジャンボタクシーに乗り継げば、21時くらいに上越妙高駅に到着して、21時24分の東京行最終『はくたか』や、12分の敦賀行最終『かがやき』に接続する『はくたか』に乗り継げる。一方、新潟方面は、直江津駅には20時25分に着くのと同時に新潟行が出て、長岡から新幹線を使っても、両津経由よりは1時間以上遅くなってしまう。
小木のフェリーターミナルをバスで出たのは16時51分、行きと逆側に乗ったが、夕陽が綺麗に見えたので行きと同じ側が正解だった。真野新町には17時39分に到着した。予定では佐和田バスステーションまで乗り通し、本線に乗り換えることになっていたが、真野新町で13分早く下車して、南線に乗り換えることにした。南線は佐和田と両津局前の間で運転、運転本数は12本と本線の20本より少ないが、データイムは毎時1本維持されている。データイムはトキの森公園を経由し、経由しない便より14分余計にかかる。トキの森公園に経由する場合、両津港から佐和田BSまでは70分以上と、本線より30分近く余計にかかることになる。真野新町は、乗り換えだけでなく利用客自体も多いためか、大き目の待合室にはトイレも整備されていた。
3分接続で対面のバス停に移動して、真野新町発17時42分、県道65号を北東へ進む。ローソンやマツキヨのある街を抜け、すぐに田園地帯を走るようになる。真野新町から10分ほど走ると沿道の民家が多くなり、54分に畑野十字路を通過した。田園地帯を走るようになり、佐渡総合高校を通過、18時過ぎには新穂の街の中に入り、進行方向を北から東へ変える。進行方向はすぐに北、そして北東へ、トキの森公園への分岐路を過ぎてしばらくすると、左手に加茂湖が広がる。加茂湖沿いを3キロ以上走り、18時24分に両津港佐渡汽船に到着、予定の佐和田BSから本線に乗った場合より26分早く到着した。フェリーの発車まで1時間以上あったので、レストランでブリ丼を食べた。夜の便では、フェリーの中の食堂は休業しているので、乗る前に腹ごしらえをしなければならない。レストランは最終フェリーの改札の始まる19時15分までの営業となる。
両津発19時30分のフェリーに乗船、二等車のカーペットに横たわり、ブログをスマホで打ち込んだ。そのため、圏外になっても関係なかった。2時間半かかって22時に新潟港に到着、新幹線での東京~新大阪間の移動に匹敵する長時間の船旅だったが、そんなに疲れはしなかった。毎年、大阪南港から新門司港まで12時間以上の船旅をしているせいなのかな。
新潟港からは、8分接続のバスに乗り換え、10数人の客で席はほとんど埋まった。フェリー接続のバスのためか前の時間のバスとは1時間ほど開いている。バスは万代シティの建物の中にはいらないためか、新潟駅には10分後の22時18分に到着した。
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