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しーさるの鉄日記

越後線の上所新駅へ

3月下旬の旅行2日目、今日は新駅の上所をつぶした後、羽越本線、陸羽西線BRTで新庄へ、新庄からは初乗車のE8系で帰ることになった。

まず、新潟から越後線の新駅、上所へ向かうことに。その前に7時35分の『しらゆき』に上沼垂色のE653系が充当されていたので、撮影した。レア編成に地方で遭遇するとは本当についている。

新潟発7時40分の吉田行に乗車、高架を下りるとすぐに上所に到着する。新潟から上所までは複線化されたが、その先は単線になっている。複線化されたものの、現行ダイヤではこの区間ですれ違う列車はない。ただし、下りが新潟に着いてすぐに上りが発車というダイヤがあるので、下りが遅れた場合はすれ違うかもしれない。

上所は3月15日に開業したばかりの相対式、真ん中にホーム毎に南口と北口がある。出口付近にはLCDの運行情報と時刻表、整理券発行機が設置されている。出口の柏崎寄りに設置されているベンチはコンクリート3Dプリンタで制作したもので、背もたれは信濃川の流れを、座面は波をイメージしたものとなっている。コンクリートのベンチが固いためか、新潟寄りにも普通のベンチがある。柏崎方面上りホームからの南口は線路と並行して11段の階段で降りる構造、外からの駅名標は、信濃川の流れと雪の結晶が表現されているのが特徴だ。歩道は出口と地下道入口の間の数十メートルだけなので、外に出るには横断歩道を渡るしかない。クルマの通りもそれなりに激しいので、交通整理のおじさんが歩道に立っている。駅周辺は住宅が密集しているので、ロータリーも横断歩道向こうの小さなものになっている。駐輪場は単管バリケードで仕切られているだけで、上屋はなかった。新幹線から離れ切ってないくらいの距離なので、民家の向こうには新幹線の高架が見える。新潟寄りの地下道を通って、新潟方面下りホームに隣接する北口に出る。地下道は駅開業に合わせて新設されたのでなく、元々あったものだ。地下道にはエレベーターを整備、出口の新潟寄りと一体化しており、地下道、歩道、ホームを結んでいる。南口の出口はエレベーターの柏崎寄りに対して、北口は新潟寄りに設置、南口に比べて小さく、線路に対して垂直方向にはみ出た階段5段上がって右折、さらに12段上がる構造となっている。南口同様、車道は並行しているものの、駅出口付近はポールで車両が入れないようになっているので、南口のような整理員はいない。北口と違ってロータリーはなく、新潟寄りに少し離れて駐輪場がある。利用客は、吉田行に乗った時、自分以外に同業者3人が降りて、2人が乗った。新潟行は、距離が近いものの5人が乗った。

上所駅には18分滞在して、8時01分の吉田行でさらに西へ、自分以外に2人が乗った。6両運用なのでガラガラだった。白山、関屋で交換待ちのため数分停車、青山を通り、8時16分に小針で下車して、小針でも3分停車して、交換待ちを行う。小針まで行ったのは駅前広場を見るため、2019年に駅舎を改築したということで、2022年に立ち寄ったのだけど、駅前広場のほとんどはバリケードで立入禁止となっていた。駅前広場の工事はその翌年に完成した。広場のバス、タクシー乗り場は上屋付き、広場入口はタクシー乗り場へ向かう車線と、真ん中のマイカー駐車場へ向かう車線で分離されている。改修前は歩道と車道ですら、分離されなかったから、大きく変わった。また、新潟寄りの駐輪場への連絡通路も整備された。駅前広場拡大の兼ね合いで前の駅前広場に面していた民家6軒は解体された。駅舎は変わりないが、3年前の訪問時の翌々月にみどりの窓口が撤退した。

小針発8時31分の新潟経由長岡行に乗車、新潟スルーは52本中20本んと珍しくなく、長岡行も3本設定されている。新潟には8時45分に着いた。時間があったので新潟駅周辺を散策する。新潟駅は2018年4月に高架駅を供用開始したが、8、9番線は地平のままだった。2020年10月に万代口駅舎が閉鎖に、2022年6月には高架駅の1番線が供用開始となり、地平で残っていた8、9番線は廃止となった。2023年3月には高架駅の下が通り抜けられるように、2024年3月には南口のバスターミナルが高架下をくぐって北側に拡大、代わりに万代口のバスターミナルが廃止になった。バスターミナルは西側は万代口から1~10番線、東側は南側から11~18番線となっており、5~9番、15~18番は高架下にある。基本的に南側へ行くバスは東側から、北側へ行くバスは西側からの発車となるが、先日のブログで触れた佐渡汽船線は東側から発車して、南口で回ってから北側へ向かう。バスターミナルの車路は歩行者立入禁止なので、両側の乗り場はCoCoLo新潟の中にある連絡通路か、駅から離れた横断歩道を介して行き来することになる。高架駅をあちらこちら廻ったけど、このように高架下にバスターミナルがある例は意外と珍しい。2階にも商業施設があるから可能な構造だったのかもしれない。なお、バスターミナルの東側1Fも食料品店が入居している。万代口東端のバスの降り場付近には自由通路の跡の階段が取り残されていたけど、近いうちに解体されるだろう。東側バスターミナルは完成したが、西側の万代広場予定地は工事中で、仮設通路がバリケードで囲まれている。バスターミナルが撤退した1年しか経ってないからこんなものだろう。来年4月には大屋根のあるペデストリアンデッキから西側、中央、バスターミナルの東側に降りれるようになる。そして、中央のイベントスペース、降車スペースと段階的に供用していき、西側の一般車整理場、中央エリアの公園が供用して完成するのは2027年4月を予定している。

雨が降ってきたので9時過ぎにホテルへ、50分ほど休んでチェックアウトした。

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