しーさるの鉄日記

神戸電鉄5月ダイヤ改正

神戸電鉄では5月中旬にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。

●データイムの小野・粟生方面列車のうち、毎時3本を志染以西で部分廃止し、志染以西は毎時1本体制とする。
●データイムの粟生発着、及び志染発着のうち毎時1本を、急行に格上げし、藍那、木津を通過させる。
●鈴蘭台での、有馬線から粟生線の接続時間を見直す。

●新開地での志染・粟生方面の最終列車を15~31分繰り上げる。また、粟生発新開地行の初発を24~28分繰り下げる。
●平日7時台後半の志染発新開地行準急を廃止する。
●17時台において新開地~西鈴蘭台間の普通列車1往復を廃止する。
●20時台前半の快速粟生行を鈴蘭台以西各駅停車の準急に変更し、押部谷行普通1本を廃止する。

●夜間時間帯の三田駅において、JRから公園都市線への接続を見直す。
●6時台、8時台及び18時台の三田発急行を普通、準急に格下げし、後続の有馬口からの普通を廃止する。また、17時台の急行三田行を準急に格下げし、鈴蘭台~有馬口間の普通列車を削減する。
●新開地発の鈴蘭台方面及び、鈴蘭台発の谷上方面の最終列車を15分から20分繰り上げる。

毎時4本が、唐突に毎時1本になってしまうというのは前代未聞。まぁ、毎時4本の路線が廃止されるという西鉄宮地岳線、名鉄美濃町線という前例はあるけど。それを考えると廃止をまぬがれたという形。三木まででは毎時2本ですら輸送力過剰なのだろうか。毎時4本というフリークエンシーは唯一恵比須快速に勝っていたから、とりあえず走らせているという感じだったけど。緑ヶ丘をみると、通勤利用者が多くでデータイムはマイカー中心といった形だな。

普通の急行格上げは、スピードアップというより、藍那、木津が電車を停めるに見合った乗降客数がいないということ。先日のJR改正の山陰本線みたいなものか。木津の乗降客数は木幡~恵比須の半分以下だし、藍那に至っては粟生線で一番少ないし。木津の駅前には神戸複合産業団地が広がっているけど、駅付近は未開発だからな。丸山、鵯越も本数は減るけど、現状でも12分開くからあまり気にならないか。ちなみにデータイムに優等が走るのは、4年半ぶり。以前はランダムに準急や快速が設定されていた。

鈴蘭台での接続は現状2分しかないものを、粟生線でのスジの見直しで3~4分に拡大。有馬線のスジを動かすと、北神急行からの接続に影響するし。
有馬線は粟生線のとばっちりを受けた形で、急行と普通を1本の普通に統合。所要時間が延びるだけでなく、停車する分混んでしまう。谷上で地下鉄に逃げてしまうから、大したことないだろうけど。


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