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しーさるの鉄日記

近鉄南大阪線2021年ダイヤ改正(夜間編)

近鉄南大阪線のダイヤ改正、最後に夜間時間帯を見てみる。

まず、22時台に大阪阿部野橋発20分の区間急行橿原神宮前行を急行河内長野行に変更する。それに古市で接続する、大阪阿部野橋発14分の準急河内長野行は準急吉野行に変更する。区間急行通過駅をフォローしていた古市発22時31分の普通御所行は廃止に、6分後の準急吉野行がフォローする。古市から先の区間急行通過駅へは改正前は22時04分の準急河内長野行から普通橿原神宮前行への乗換となっていたが、改正後は20分の急行河内長野行から準急吉野行への乗換という形になる。また、40分の特急吉野行は下市口行に短縮変更、下市口で先述の準急吉野行に接続させる。特急は下市口から先で越部しか通過しないので、六田から先は数分だけの所要時間増となる。準急吉野行は、区間急行に接続していた普通より橿原神宮前場面では5分繰下げだが、下市口から先では、特急からの接続で10分繰下げとなる。

次に、22時54分の準急橿原神宮前行を廃止する。それに伴い44分の準急河内長野行、50分の区間急行橿原神宮前行を48分、53分に繰り下げる。古市から先の区間急行通過駅へは、22時34分、23時04分の準急河内長野行からの乗換えという形となり、7分ほど余計にかかることになる。

23時台は、26分発の準急河内長野行の運転を取り止める。それに伴い16分の準急富田林行は20分に繰り下げた上で河内長野行へ延長変更、36分の準急古市行(古市から急行橿原神宮前行)は富田林行へ行先変更させる。このことで、橿原神宮前への急行がなくなるので、古市発59分の普通橿原神宮前行最終を57分に繰上げ、接続させる。橿原神宮前方面は最終の1本前の古市発23時38分を31分に繰上げ、大阪阿部野橋発16分の準急からの接続が04分の準急からの接続となる。

23時台の富田林までの準急は04 16 26 46 58だったのが、04 20 36 47 58となり、最大間隔は20分だったのが16分となる。普通は本数に変化無いものの、22、42が26 48と繰下がり、今川での準急待避が、河内松原での準急接続となる。このことで恵我ノ荘、高鷲への所要時間が短縮される。

24時台は、12分と27分の河内天美行が4月29日から運休となっているのを、そのまま廃止とする。このことで、河内天美までも含めて最終は24時02分発の古市行に変更、河内天美から先の最終は変わらないが、河内天美までは25分繰り上がる。

古市から先では先述の急行の他に橿原神宮前発23時36分の最終吉野行は23時39分の六田行に短縮変更とする。このことで、大和上市、吉野神宮、吉野への最終は大阪阿部野橋発22時50分の区間急行からの橿原神宮前乗り継ぎだったのが、22時40分の特急からの下市口乗り継ぎとなる。特急料金を課金しなければ、最終は22時20分の急行河内長野行とさらに早くなる。

上りについては、まず藤井寺発21時30分の普通大阪阿部野橋行を廃止して、21時41分発を36分発に繰り上げる。次に22時35分発を廃止、22時13分発と23分発をそれぞれ17分発、29分発に繰下げ、河内松原での準急接続を今川待避に変更する。古市発23時18分の準急大阪阿部野橋行も廃止に、代わりに河内長野発22時48分の普通古市行を準急大阪阿部野橋行に変更する。このことで上り準急の最終は10分以上繰り上がる。急行についても橿原神宮前発21時32分を急行大阪阿部野橋行を廃止して、最終を21時01分とする。特急の最終については吉野発21時34分だったのを、橿原神宮前発22時23分に短縮変更のうえ7分繰下げ、吉野発21時37分の普通を21時30分に繰上げ、橿原神宮前で接続させる。

終電時間帯については、河内長野発23時18分と23時34分の普通大阪阿部野橋行は古市行に短縮変更、このことで古市での大阪阿部野橋行最終は23時52分だったのが23時23分となり、29分の繰上げとなる。御所線は尺土発23時41分の御所行の運転を取り止め、57分発を51分発に繰り上げる。古市発23時38分を31分に繰上げたから、その接続の調整もある。近鉄御所発最終は、23時55分を24時02分に繰り下げる。また、吉野発24時21分の普通六田行も運転を取り止める。23時52分の六田行を24時02分に繰り下げるが、最終列車としては、19分繰上げとなる。

土休日夜についても何本か廃止している。21時台は01分の普通を廃止して、11分の普通を06分に繰上げて間隔を調整する。準急は21時34分発を廃止して、44分発を40分に繰り上げる。普通、準急ともに10分ヘッドだったのが11~15分の間隔となる。06分発以外の普通は今川待避だったのが、河内天美待避になるから針中野、矢田利用客は時間短縮になるけど。

22時台も24分、54分の準急を廃止、10分だった運転間隔を12~15分とする。本数は減るが、普通列車は今川での準急待避が河内天美での緩急結合となる。23時台はあまり変わらないが42分の普通を48分に繰下げ、今川での準急を解消する。24時台に2本廃止となるのは平日と同じだ。

道明寺線は道明寺発22時35分を廃止、15分前後の間隔だった22時台を20分前後の間隔とする。また、柏原発22時27分を廃止する。次の列車を42分から36分に繰り上げるが、24分のタイムラグが発生する。終電時間帯では、道明寺発23時41分を廃止して19分の繰上げ、柏原発23時48分を廃止して17分の繰上げとなる。


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