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しーさるの鉄日記

近鉄3/14ダイヤ改正(大阪線一般列車)


近畿日本鉄道の3/14ダイヤ改正、近鉄大阪線一般列車の改正概要は以下の通り。

●平日ダイヤにおいて、五位堂発大阪上本町行急行2本を増発する。快速急行3本については急行に格下げする。また、大阪上本町発5時37分の急行伊勢中川行を新設する。

●大和八木発5時08分の区間準急大阪上本町行を8分繰上げる。また、河内国分発5時15分の普通大阪上本町行を4分繰上げる。

●鮮魚列車の運転を取りやめる。

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近鉄のダイヤ改正、奈良線では土休日の快速急行の8両化が行なわれた他、他線区でもリリースに触れられてない分も含め、修正が行われた。近鉄奈良線については、阪神電鉄も関係してくるので、後のブログで触れることにする。

大阪線で増発する急行は五位堂発6時29分→大阪上本町着6時57分、五位堂発6時46分→大阪上本町着7時14分の2本、時刻表やリリース上では五位堂始発だが、名張発5時41分、58分の普通五位堂行と一体化した、いわゆる化け急である。急行は桜井から大和八木と大和高田しか停車しないが、この化け急は大福、耳成、真菅、松塚、築山にも停車する。急行との所要時間差は3~4分程度なので、追い抜かれずに名張からの有効列車となる。

河内国分で見ると、改正前の急行は6時22分発が最後、8時37分の急行まで、区間準急と準急(8時台は普通)しかなかったが、改正後は7時14分の急行まで停車、6時台後半は全て緩急接続を行なう。このことで二上を6時台後半に出発した場合、鶴橋まで33~37分かかっていたのが、26~29分と短縮される。

化け急を2本増発した一方、五位堂発6時37分、54分、7時06分の快速急行が急行に格下げ、名張~桜井間も各駅停車となり、河内国分や布施にも停車するようになった。ただ、河内国分などが10両対応になってないので、急行化することで10両から6両に減車することになった。五位堂発6時台2本は先述の化け急が先行するようになったわけだが、それがない7時06分発の格下げ急行は改正前より大幅に混雑するようになった。鶴橋7時33分着とピークより早い時間帯だが、これは問題かもしれない。

早朝の快速急行を急行に格下げしたものの、名張発、榛原発を大和朝倉発にしてないので、6時台の長谷寺では4本から7本と急行格下げ分3本純増している。ただ、名張発6時18分の準急は榛原発に短縮変更となっているので、名張~榛原間では本数を減らしている。なお、鳥羽発5時39分の快速急行上本町行については急行名張行に行先変更、途中の青山町で快速急行上本町行に接続という形になる。快速急行の通過する伊賀上津からは便利になるけどね。

リリースでは平日朝時間帯のみに触れられているが、データイムも設定時刻や行先変更が行われている。

大阪上本町発11分の急行は青山町行だったのを名張行に短縮変更、代わりに52分の名張行を青山町行に延長変更している。名張では、阪伊特急が始発の10分の伊勢中川行、名阪特急が25分の青山町行に接続していたのが入れ替わって、阪伊特急が06分の青山町行、名阪特急が始発の27分の伊勢中川行に接続するダイヤに変わった。普通の伊勢中川着は57分だったのが10分に繰り下げ、改正前で急行五十鈴川行への5分接続は、急行松阪行への10分接続、普通賢島行への15分接続となっている。区間準急については、大阪上本町発39分の榛原行を大和朝倉行に、55分の大和朝倉行を54分の榛原行にしている時間帯がある。

一方、データイムの大阪上本町行についても、名張発57分の急行を青山町発40分に延長変更、名阪乙特急と接続することで伊賀神戸、桔梗が丘から大阪方面への利便性を向上している。代わりに名張発17分の急行を青山町発から名張始発に変更、伊勢中川発普通から5分接続としてる。伊勢中川発名張方面を見ると時刻に変更はないものの、名張行と東青山行の順序を入れ替えている。名張行は03分発から30分発に変更することで、松阪発急行からの3分接続が五十鈴川発急行からの9分接続になっている。

大和朝倉始発の区間準急大阪上本町行については、午後時間帯において大和朝倉発16~17分となっていたのを08分発に繰上げ、宇治山田発急行の直後としている。但し、11時台では08分から15分に繰り下げている。大和八木着も17分に繰上げ、大阪上本町行の名阪乙特急や急行京都行に新たに接続するようになっている。区間準急の榛原始発については10~13時台42分、14時台、15時台22分としているのを、10時10分、11時59分、12~15時台42分と12時台、13時台以外は大きく変更している。

大和八木~大阪教育大前間では始発が8分繰り上がることになった。このことで大阪着は6分繰り上がる。河内国分~恩智間でも始発が4分繰上げ、2分しかなかった大阪環状線京橋・大阪方面への乗換え時間が7分に拡大する。

1963年から57年間運転されてきた鮮魚列車については、今回の改正に合わせて運転を取りやめた。全盛期は200人までいた行商客もここ最近は数人まで減ったとのことだ。改正後は松阪発6時44分の急行名張行(名張から快速急行上本町行)の後ろ1両を「伊勢志摩お魚図鑑」として運転、ラッピングをしたり、ドアにベルトパーテーションを張ることで一般客の誤乗を防ぐ。つまり、昔京成で行なっていた行商専用車両だ。この車両を連結した2両編成は、平日午前以外は明星検車区に入庫ということになるのだろう。鮮魚列車の車両は貸切のイベント列車としての運行があったから、「伊勢志摩お魚図鑑」を連結した車両でも臨時運行があるかもしれない。

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