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しーさるの鉄日記

JR東日本2022春ダイヤ改正(宮城、山形編)


JR東日本のダイヤ改正、仙石線以外の宮城県、山形県の改正概要は以下の通り。

●朝時間帯の東北本線において、岩沼~仙台間の上下3本、松島~仙台間の上り1本の土休日の運転を取り止める。

●データイムの仙台空港アクセス線を1往復増発して、毎時3本の時間帯を拡大する。それに伴い名取~岩沼間において、1往復削減する。

●石巻線において、朝の小牛田発前谷地行1本の運転を取り止める。

●石巻線、気仙沼線でデータイムの両数を見直す。

●陸羽東線の鳴子温泉~新庄間でデータイム1往復の運転を取り止める。

●奥羽本線の新庄~湯沢間列車のうち、データイムの1往復の運転を取り止める。(再掲)

●陸羽西線の酒田発着のうち、データイム1往復を余目発着に変更する。

●米坂線において、土休日データイムに米沢~今泉間で運転される列車1往復の運転を取り止める。

●陸羽東線、陸羽西線、米坂線、奥羽本線において、データイムの気動車の両数を見直す。


東北本線については、朝時間帯において岩沼発仙台行2本、仙台発岩沼行、松島発仙台行1本ずつを、土休日運休とする。岩沼発6時43分は前後と13分間隔、次の列車が仙台着7時19分だから土休日に仙台発7時21分の東京行『はやぶさ』に乗るには、13分早い列車に乗ることになる。岩沼発7時59分は、前との間隔が13分、後との間隔が5分、後続に乗った所で他列車への接続には影響はない。仙台発7時30分の岩沼行は5分前を白石行が走るから支障はないのだろう。松島発7時20分の仙台行も土休日運休になる。塩釜は9分前に仙石東北ラインが、岩切、東仙台は6分前に利府始発があるが、松島、国府多賀城、陸前山王では先行列車は17分前になる。とはいえ、東京行新幹線への接続は影響ない。

データイム時間帯については、仙台空港アクセス線を増発する。14時台の仙台発において10岩沼 20空港 30白石となっていたのを、他時間帯に合わせて、10空港 20白石 30空港に変更する。つまり岩沼発着を仙台空港発着に振るような形だ。さらに15時29分発を15時30分発に、16時02分発を16時10分発に変更して、10時30分から13時50分までだった20分ヘッドの時間帯を、10時30分から16時50分とデータイム時間帯全てに拡大する。00、20、40発というのは、地方空港アクセスの時刻として一番わかりやすい。
仙台空港発14時台も09、38となっていたのを1本増発して、08、28、48に変更、9時08--分から17時08分までは一部を除いて08、28、48の20分ヘッドになる。一部は12時16分の快速のほか9時29分、10時29分の普通が該当する。快速も12時08分にしてもいいと思うのだけどね。11時40分着の大阪便の次は、12時05分着の福岡便だし。

16時台の空港アクセス線の時刻変更に伴い、『ひたち』は仙台発16時11分だったのを16時06分に繰り上げるが、相馬から先は変更はない。遅く走って調整するようだが、岩沼、亘理に停車させても良さそうだ。夜間は岩沼発20時28分の仙台行を廃止する。20時55分の東京行『やまびこ』に乗るには、6分早い白石発に乗らなければならない。

石巻線は、小牛田発5時38分の柳津行を小牛田~前谷地間で廃止にする。改正前から小牛田発5時55分の女川行が前谷地で柳津行に追いついていたのだから、始発が17分繰り下がる以外は問題ない。

陸羽東線では、鳴子温泉発15時02分の新庄行、新庄発11時21分の鳴子温泉行が廃止となった。このことで。鳴子温泉では13時08分発から16時18分発まで開き、午前と同じ3時間間隔に、新庄でも10時01分発から13時00分発まで開き、午後と同じ3時間間隔になった。昨年、陸羽東線経由での旅行のスケジュールを組んだ時に、やたら組みにくかったのはこの減便があったためかと。朝一番の下り『つばさ』からだと新庄発10時01分に6分接続と余裕がなく、それで接続しなかったら3時間近く待たされるからな。鳴子温泉発16時18分も山形新幹線並走区間で東京行『つばさ』とすれ違うくらい接続が悪いし。この減便で鳴子温泉以西は8往復だったのが7往復に、花輪線の盛岡口のような運転頻度になる。

陸羽西線では、新庄発11時15分の酒田行を余目行に短縮変更、余目発12時19分の酒田行を12時09分に繰り上げ、7分で接続させる。村上から来た酒田行は時間短縮したうえに時刻を繰り上げたため、今まで6分のタッチ差で接続しなかった秋田行に5分で接続するようになった。なお、11時15分の余目行は5月からのバス代行で余目着は12時44分に大幅に繰り下げ、酒田へは520円課金して『いなほ』に乗ることになる。

酒田発14時02分の快速『最上川』も余目発14時17分に短縮変更して4分繰り下げ、酒田発13時46分のあつみ温泉行を酒田発14時00分に繰り下げて、3分で接続させる。あつみ温泉行は酒田発を繰り下げたため、秋田から来た列車から2分で接続するようになった。ただし、これも当然5月から代行バスになったため、余目発は13時40分に繰り上げ、酒田発12時52分のバスから33分接続となる。列車の時と比較すると70分の繰り上げとなる。

酒田発21時08分の鶴岡行は廃止に、さらに酒田発22時39分の鼠ヶ関行は21時40分に約1時間繰り上げる。このことで、改正前は19時54分村上行の次は21時08分の鶴岡行、22時39分の鼠ヶ関行とあったのが、21時40分の鼠ヶ関行だけになる。また、鶴岡発22時15分の酒田行も廃止に、その一本前の鼠ヶ関始発を鶴岡発21時22分から21時40分に繰り下げるものの、最終普通は35分繰り上げとなる。ただし、余目、酒田へは23時丁度の『いなほ』が最終となる。

米坂線では土日だけ運転される米沢発13時14分の今泉行、今泉発14時00分の米沢行の運転を取り止める。このことで、米沢では12時16分から14時47分まで、今泉では11時30分から15時05分まで開く平日と同じダイヤになる。なお、山形鉄道の赤湯行は12時18分と13時56分があるので、米沢へ赤湯経由の方が早く着く。

なお、リリースでは触れてないが米沢発5時56分の坂町行を5時46分に繰り上げる。このことで今泉着6時16分の赤湯行からの接続を短縮する。羽前椿での7分停車を16分停車に拡大するため、その先のスジは変わらない。小国発6時02分の米沢行はその兼ね合いで羽前椿から先で4~6分繰り下げる。

上りは今泉発6時11分を6時01分発に繰上げ、米沢着も6時41分だったのを6時31分とする。このことで米沢発6時45分の普通山形行への接続に余裕を持たせる。羽前椿発8時36分の米沢行については、今泉での4分停車を見直し、米沢着が3分繰上げの9時16分に変更する。

山形鉄道では、まず、赤湯発13時29分を13時05分に繰り上げる。今泉での6分停車はなくなり、28分繰上げになるが、長井でが7分停車するようになるので、22分繰上げになる。赤湯発の時刻繰上げで、12時46分着の普通米沢行からの接続時間が短くなる一方、13時20分の山形行『つばさ』からの接続が消滅している。
次に赤湯発15時35分を15時57分に繰り下げる。今泉で6分停車するようになったので、長井までは26分繰下げ、長井での12分停車がなくなったので、長井から先は15分繰下げとなる。赤湯発を繰り下げたため、15時46分着の普通山形行、15時54分着の普通米沢行から新たに接続する。今泉では米坂線の普通米沢行に8分で接続する。

荒砥発は5時38分の始発の時刻を繰り下げ5時45分発とする。赤湯着も6時29分だったのが6時38分に繰下げ、6時49分の東京行『つばさ』への接続時間を短縮する。
荒砥発15時59分は15時51分に繰上げ、赤湯着は5分繰上げの16時46分となるが、山形行には1分のタッチ差で接続しない。その次の列車は赤湯着18時19分を18時15分に繰上げ、18時27分のの東京行『つばさ』への接続時間に余裕を持たせる。

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