
盛岡近辺の山田線の駅巡りは、朝時間帯が楽なので夜行バスを使うことに。バスタ新宿発22時55分のMEX八戸号に乗車、日付が変わる頃に佐野サービスエリアに立ち寄ったあとは熟睡、気付いたら安達太良サービスエリアに停まっていた。長者原サービスエリアには気付かず、目を覚ましたら、間もなく矢巾駅だった。
6時20分、5分遅れで盛岡駅西口に到着、12分接続の山田線に乗り換えて、駅巡りに入った。
まず、一番盛岡から離れている上米内へ、6時46分着で19分で折り返す。上米内は、宮古へ向かって左側に駅舎のある相対式、両ホームは盛岡寄りの構内踏切で結ばれている。駅舎は開業当時からの古いものだったが、3年前に改修された。駅舎の中には、木のおもちゃやプラレールがあり、子供向けのイベントでもあるのだろうか。駅の入口ではネギを、駅周辺の民家でも、じゃがいもなどを無人販売していた。道路を挟んで浄水場があった。折り返しの上米内発盛岡行が停車してなかったので、少し焦ったが、7時00分に盛岡から回送されてきた。
盛岡行で折り返し、山岸には7時12分に着いた。山岸は宮古へ向かって、右側に片面ホームのある構造、出口はホーム両端と中程にある。真ん中出口付近には待合室、盛岡寄り出口付近には駐輪場がある。ホーム裏側は民家が密集、逆側は道路が並行して、近くには神社がある。山岸から上盛岡まで40分くらい徒歩移動、国道4号線で川を渡り、盛岡の中心街を散策した。上盛岡駅近くコンビニで朝食を買った。
上盛岡は、右側に片面ホームのある構造、ホーム中程に1998年に改築された三角屋根の駅舎、ホーム側入口にはホームと逆側に向かって、そちら側から駅に行けないという看板があった。駅前広場には3台分の月極駐車場、駅周辺には小さい駅舎に不釣り合いなマンションが建っていた。これから列車が来るという時に、列車が落ち葉で空転して90分以上遅れているという案内放送、これから上盛岡から盛岡へ向かうには関係ないけど、その次の列車が遅れているからな。8時41分の盛岡行に乗車、盛岡へはバスが本数が多いが、自分以外に2人乗ってきた。これで山田線の駅巡りは終了、JR東日本で訪問してない駅は今年3月に開業したばかりの幕張豊砂だけになった。
盛岡駅に戻って、9時02分の国際興業、いや岩手県北バス雫石線に10分ほど乗車、下前潟バス停で降りて、前潟駅は向かった。前潟駅は、今年3月の改正で開業した新駅、駅設置で近くのイオンの買い物客の利便性を高めた。ただ、盛岡駅からは路線バスどころが、無料の送迎バスも出ているので鉄道は不利だ。とはいえ、9時21分の盛岡行が着くと、乗降それぞれ7人ぐらいあった。大曲方面に向かって左に片面ホームの構造、通常の高架駅ほど高くはないので、バリアフリー対策用に長いスロープが折り返している。そのため、駅舎が細長くなっている。待合室辺りにはLCDの案内板があった。駅出口はガラス戸、その前は狭いので、少し外れたところにロータリーがある。駅を出て右に140m歩いたところにイオンの入口がある。
前潟を訪れたことで、JR東日本で訪れてない駅は、これも今年開業したばかりの幕張豊砂となった。幕張豊砂は、宇都宮ライトレールの全駅を潰したあとに行って、JR東日本の駅巡り最後の駅だけでなく、本州の駅巡り最後の駅にしようかと。
前潟発9時21分の田沢湖線で再び盛岡へ、昼食用に大きいコッペパンを買って、秋田新幹線「こまち」に乗り込んだ。3連休初日の東京発なので当然ながら満席、指定券を購入しなかったので立ち席となった。デッキで立ちながら、えきねっとで田沢湖から角館までのシートマップを確認、田沢湖からの空席をチェックするためだ。その甲斐あってか田沢湖で座れることに、でも13分で角館に到着してしまった。
角館着9時40分、角館では25分の乗り換え時間があったので、紅葉求めて西川家の辺りまで散策した。角館発10時05分の急行もりよしに乗車、前1両は『笑EMI』だったが、窓側を向いているシートは埋まっていた。使用したきっぷは角館~阿仁前田温泉間の乗り放題の秋田内陸ワンデーパスのBタイプ、本来だったら明日も使えるツーデーパスになるけど、9月にワンデーパスを買った時に半年以内だったらいつでもワンデーパスと同じ効用のあるリピーターチケットが付いてきたから、今日はワンデーパスだけでになった。リピーターチケットで9月分も併せて6000円かかるところを4500円と1500円安くなった。
秋田内陸縦貫鉄道の駅巡り、巡った順序と時刻は以下の通り、かっこ数字は角館からの駅数。
(5)松葉1125着1214発―(6)羽後中里1219着36発―(3)八津1249着1412発―(7)左通1433着39発―(4)羽後長戸呂1451着1553発―(20)阿仁前田温泉着1720
八津は相対式、快速と午前中の急行もりよし角館行が停車する。といっても、快速角館行は各停区間、快速鷹巣行と急行角館行は、交換待ちついでの停車だ。右側角館行ホームはほぼ鷹巣側の階段から上がるが、左側鷹巣行ホームからは鷹巣寄の構内踏切から右側ホーム横の道路に直接出ることになる。近くにはかたくり館があるが、今の季節は西明寺栗を販売するので『かた』が抜けて『くり館』が抜けた型だ。9月に訪れた時はヒマワリの迷路があったが、枯れてしまっていた。八津駅を出ると、国道が離れ、山間を走るようになる。
羽後長土呂は鷹巣方面に向かって、右片面、ほぼ鷹巣寄りにホームと垂直に16段の階段出口、その横に小さな駐輪場がある。集落は、少し離れた踏切を渡った所にある。
国道が再び並行するようになると、松葉に到着する。松葉は左片面の急行停車駅、鷹巣寄りにスロープ出口があり、構内踏切経由で右側の方に出口がある。ホーム真ん中の待合室は去年7月に美大生の手でリニューアルされたばかりのもの、ホーム裏側には側線があるが、途中で途切れている。田沢湖まで6キロなので、中国人などのインバウンドの利用が多く、砂利敷の駅前広場に停車しているバス数台に分乗し田沢湖方面へ向かう。一般利用客も周遊タクシーを予約すれば、松葉駅から田沢湖方面へ行くことができる。駅から少し離れたところには郵便局やガソリンスタンドがあり、ガソリンスタンドではフリーきっぷを買うこともできる。松葉から先は1989年に開業した区間に入る。
羽後中里は、ほぼ角館寄りに、待合室と階段出口がある左片面。階段出口は、20段の屋根付で途中で曲がっている。駅周辺は建物は少ないが、細い道から国道に出ると集落になっている。
トンネルを2つ抜けて上り勾配、さらにトンネルを抜けると左通に着く。左通もほぼ角館寄りに、待合室と階段出口がある左片面、屋根付き階段も途中で曲がって27段ある。周辺に建物はほとんどがないが、橋を渡ると国道沿いに集落がある。
今宵の宿は、阿仁前田温泉駅の中にある『クウィンス森吉』、二食付きにしたので真っ暗な田舎道を熊に怯えながら飲食店を探す必要もない。9月に入った温泉から出たあと夕食、きりたんぽだけだと思ったら、刺身や天ぷら、小鉢も付いてきた。素泊まりで8000円で一泊二食付きで12000円、この夕食の内容なら4000円差は妥当か。
最新の画像もっと見る
最近の「日記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事