しーさるの鉄日記

一畑電鉄4/1ダイヤ改正


一畑電鉄は4月1日にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。

★平日
●雲州平田発632の松江しんじ湖温泉行を電鉄出雲市発609に延長変更して初電を繰り上げる。また、雲州平田発609の出雲大社行を新設し、先述の電鉄出雲市発から接続させる。
●雲州平田発電鉄出雲市行についても、初電を12~13分繰り上げ、電鉄出雲市着617とする。
●電鉄出雲市発717の『スーパーライナー』を、布崎、津ノ森、秋鹿町、松江イングリッシュガーデンに停車させる。
●川跡発656の出雲大社前行と出雲大社前発735の普通川跡行を増発する。それに伴い705発の急行は20分繰下げて、『スーパーライナー』から接続、川跡発7時台後半の普通出雲大社前行を急行に格上げして、高浜、遙堪通過とする。
●松江しんじ湖温泉発839の津ノ森行急行を廃止する。

●松江しんじ湖温泉発1750の急行に接続する、川跡発出雲大社前行ノンストップ急行を増発する。
●夜間時間帯の運転間隔を42分から55分に拡げ、電鉄出雲市発松江しんじ湖温泉行最終列車を33分繰下げた2214発とする。雲州平田行最終も、電鉄出雲市発で4分、松江しんじ湖温泉発で3分繰下げる。

★土休日
●松江しんじ湖温泉発出雲大社前行の急行『出雲大社号』1本を普通に格下げ、電鉄出雲市~出雲大社間急行2.5往復についても1.5往復廃止して、1往復だけにする。
●松江しんじ湖温泉発619の電鉄出雲市行を新設して、始発を10分繰り上げる。それに伴い629発は649発に変更する。
●電鉄出雲市発732の松江しんじ湖温泉行とそれに接続する川跡743発の出雲大社行を増発する。また、雲州平田発608の松江しんじ湖温泉行を増発する。

●電鉄出雲市発2233の雲州平田行を増発、電鉄出雲市発2138の雲州平田行も松江しんじ湖温泉行に延長変更する。また、松江しんじ湖温泉発2154の電鉄出雲市行を増発して、最終列車を55分繰下げる。

なお、ダイヤ改正に合わせて、アテンダントの業務を終了する。また、3日からは一畑口駅を終日無人駅とする。

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新型車両7000系を2編成投入した一畑電鉄のダイヤ改正、早朝深夜に増発して初電の繰上げ、終電の繰下げを行なった一方、土休日は優等列車の廃止や格下げを行なった。それに伴い、平日は一運用増えた。土休日はそのままだが。

電鉄出雲市発の初電車は、平日609土休日619に繰上げ、早朝の参拝需要を見込む。出雲大社は冬でも6時半から参拝できるからな。川跡で乗り換えて、出雲大社駅に着くのは平日631、土休日640、正門前に653に着くバスより少し早く着く。平日の電鉄出雲市行は617着に繰上げ、このことで出雲市発627の『やくも』への乗継が可能になる。土休日は18分繰り上がったものの636着、これでは『やくも』に接続しないだけでなく、639発の新山口行『スーパーおき』への接続も微妙だ。出雲大社方面へは始発の繰上げを行なうだけでなく、急行の増発も行なう。途中駅の利用者は少ないから、純増分は急行にした方がいい。

『スーパーライナー』は、一畑口から松江しんじ湖温泉までノンストップだったのが、津ノ森、秋鹿町、松江イングリッシュガーデンにも停車するように、3駅の追加停車だが所要時間は20分が21分になるだけだ。逆に考えれば、現状が遅いという話になるけど、交換がないのに何故遅いのだろうか。改正後は松江イングリッシュガーデンで交換することに、このことで松江しんじ湖温泉発の50分以上のブランクがなくなる。今回の『スーパーライナー』停車駅追加に伴い、急行との停車駅差は、朝日ヶ丘と出雲科学館パークタウン前になった。そのうち急行に統合するのではないかと。
『スーパーライナー』の出雲市寄2両を切り離して運用していた津ノ森行急行は、医療専門学校生需要も少なかったのか廃止することになった。それに伴い、出雲市寄2両は834発の列車に、残った2両は920発の列車に充当されることになり、817着、905着は松江しんじ湖温泉で午後まで滞泊、844着は平田まで回送されて夕方から大社運用に入ることになる。

土休日データイムは、優等の大幅見直し。まず、松江しんじ湖温泉発920の急行とそれに川跡で接続する特急は普通に格下げ、電鉄出雲市や出雲大社前到着は13分遅くなる。このことで出雲市発1016の普通浜田行にはタッチ差で接続しない。乗り換え客は少ないけど。そして、松江しんじ湖温泉発急行折り返しの出雲大社発1047の特急、1251の特急、電鉄出雲市発1350の特急は廃止に、電鉄出雲市発948の特急川跡行も普通に格下げされ、電鉄出雲市発1150の特急と、出雲大社前発1435の特急だけ残った。出雲市において、『やくも』からの接続は、普通列車の方がいいからな。

平日ダイヤで出雲市2223発の雲州平田行は、2214発の松江しんじ湖温泉行に、延長変更になったのがいいが、出雲市着2210の『やくも』からの乗り換えが微妙になった。最終についても2305から2309になったが、『やくも』の出雲市着が2307なので、もう数分繰下げても良かったかもしれない。

現状、7000系は平日午後の大社運用が中心になっているが、今回の改正では日曜も運用されるようになり、朝夕は松江口にも顔を出す。ただし4/15までは土曜の運転はないようだ。また、土日は2101号(京王カラー)以外の2100系の運用がなく、北松江線は1000系がメインになる。特に4/9に至っては2101号以外は、1000系、7000系のインバーター車しか走らない状態になる。夏休みの旅行の時、1000系、7000系の両方に遭遇できればいいのだけど。

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