しーさるの鉄日記

路面電車ダイヤ改正5題


この春、西の方の路面電車でチョコチョコ改正があったので、それについて触れる。

★筑豊電鉄(3/25改正済)
●平日データイム、土日朝とデータイムにおいて、黒崎駅前~筑豊中間間の運転間隔を12.5分から12分に、筑豊中間~筑豊直方間の運転間隔を25分から24分に短縮させる。
●平日夕方において、楠橋~筑豊直方をツーマン運行からワンマン運行に変更する。

★鹿児島市電(本日改正)
●土日朝夕に増発を行なう。
●新型超低床電車の導入に伴い、平日の超低床電車の運行間隔を見直す。

★とさでん交通(本日改正)
●早朝夜間時間帯において、一部列車の時刻と行き先を変更する。

★熊本市電(4/3改正)
●平日データイムにおいて、田崎橋系統(A系統)を毎時10本から8本に、上熊本系統(B系統)を毎時5本から4本に削減する。

★広島電鉄(4/10改正)
●日赤病院前発広島駅行始発を8分繰上げる。また、広島港発比治山下経由広島駅行を4分繰上げる。
●広島駅~紙屋町東~広島港系統において、ラッシュ時の連接車の運行を増やす。
●広島駅~比治山下~広島港系統において、土休日の10分間隔の運行時間帯を拡大する。
●平日の宮島線において、広電西広島813発の広電宮島口行を増発する。
●土曜の広島駅~広電宮島口間において、8分間隔の時間帯を拡大させる。
●横川駅~江波の間で運転しているレトロ電車の運転時刻を変更する。
●8/1から鉄道線、軌道線ともに20円ずつ値上げする。


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中国・九州地方の路面電車は一部時間帯の運転間隔調整が中心となった。

まず、筑豊電鉄は、去年の改正から施行された25分サイクルから再び24分サイクルに。全区間所要時間が36分から35分に短縮されたから実現できたのだけど、それでも前回の改正前の33分よりは伸びているから折返し時間で調整したのだろう。2000系は平日朝の1運用で残ったけど、来年には消えるのだろうな。

鹿児島市電は、土日の6分間隔時間帯を広げることに。改正当日まで不明だったけど、新型超低床電車の運用から判明した。博多発朝一の新幹線に乗った観光客は8時前に鹿児島に着いてしまうわけだし、その辺の需要を見込まなければならない。

熊本市電は平日データイムの減便、熊本駅と市の中心部の流動も少ないということなのだろうな。長距離客は熊本駅からタクシーに乗るだろうし。本数削減は平日データイムだけだから、旧型車両の廃車にはつながらないと思う。

広島電鉄では、始発の繰上げ。このことで、今まで広島着557だった初電が549着に繰上げ、これで八丁堀・紙屋町方面から広島発600の『のぞみ』に乗り継げるようになり、新大阪には7時半前、東京には10時過ぎに到着する。JR在来線は早朝から動いているから、広やあき亀山からでも600の『のぞみ』に間に合うけど。比治山下経由は4分繰上げの603着だから、接続する『のぞみ』は変わらない。
広島電鉄は、8月から運賃値上げで160円から180円に、このことでバスの広島駅~本通より高くなり、アストラムの初乗りとも10円しか変わらなくなる。運賃値上げを申請した理由の一つとして、平成31年度までに宮島線に6編成、市内線に4両導入する計画が挙げられる。宮島線は、GREEN MOVER LEXの進化型導入で、3000形と3100形を置き換えるのだろうか。市内線の4両は、伊予鉄のような単行のダンサーを新製するのだろうか。それとも、700形のモーター切り替えのことを指すのだろうか。



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