駅降り行動：飯田線（門島～伊那八幡）

飯田線の駅降り最終日、今日は残った天竜峡前後の駅を攻めることにした。巡った順序は以下の通り。数字は本長篠からの駅数。

41飯田－28門島－31千代－29唐笠－33川路－32天竜峡－37伊那八幡（歩）36毛賀－35駄科（歩）34時又

門島は島式、左側に保守車両線がある。豊橋寄りの構内踏切を通って左側に出ると、川の方へ車道が下りていた。
唐笠は右片面、他の無人駅に比べて大きい待合室がある。周辺には天竜ラインの唐笠港もあり、急坂だが車道も整備されている。
金野は左片面の秘境駅、ほぼ豊橋寄りに出口がある。崖上に上がる道路はないが、車道が整備され対岸に渡ることもできる。その橋を渡ると、駅を臨むことができた。
千代は右片面の秘境駅、出口は豊橋寄りの車道のほか、辰野寄りにももう一カ所あった。雪に埋もれて、立ち入ることはできなかったけど。

天竜峡は左側が駅舎付き片面の２面３線、折返し列車が多く設定される飯田線の主要駅で、辰野寄りには電留線もある。３番線が始発の豊橋方面で固定されている以外は、必要に応じて３線を使い、折返し列車同士のホーム上接続も行われる。駅を出て踏切を渡ると、すぐに天竜峡があり、周辺にはお土産物やなど商店が立ち並ぶ。天竜峡を出ると、カーブのない平地を走るようになり、列車もスピードを上げる。

川路は左片面、待合室駅舎はガラス張りのきれいなもの、駅前も整備され、新駅のようだった。
時又は右側ホームに駅舎のある相対式、構内踏切は辰野寄りにあるが、駅舎からは離れており、遠回りすることになる。駅舎と逆側は坂になっており、そこへ行くにはさらに遠回りすることになる。
駄科は左片面、以前は相対式だったが豊橋方面の線路が撤去された。待合室駅舎がホーム中ほどにある。毛賀は左片面で辰野寄りに出口のある構造、ホーム中央の待合室は新しく改築されたものだ。
伊那八幡は、相対式で左側に駅舎のある構造、この駅も構内踏切が豊橋寄りと駅舎から微妙に離れている。駅舎は開業当時の古いもの、駅近くの国道沿いにはアーケードの商店街があった。国鉄時代は急行停車駅だったが、今の伊那路は通過する。

時又で下車して、飯田線の駅降りは全駅終了、これでＪＲ東海の駅はすべて片付いた。でも、リニアが開業する前に、東海道線の名古屋地区で新駅が開業する予感がする。

飯田線の駅降りを終えて、天竜峡発1233の列車で北へ。運良く211-5000が充当されていた。313のボックスだと、誰かと共有する形になるからな。長距離を乗る旅行客は少なく、通学客が伊那大島で降りるという予想していた通りの流動。駒ヶ根、伊那市、伊那北と漸増してきて、伊那松島で通学客が降りるといったところか。

岡谷で特急『あずさ』に乗り換え、３連休の最終日のためか、ギリギリで自由席にありつけた。座れないのを知ってか、諏訪や茅野からの利用者は指定席の乗車位置で待つ人が多かった。小淵沢、韮崎からの自由席は立ち席に。甲府で降りたから、その後はどうなったか知らないけど。甲府で下車したのは相当久しぶり、いつの間にか北口が大きく変わっていた。

甲府から普通列車で橋上化となった石和温泉へ。駅舎だけでなく、駅前広場も再開発で大きく変わっていた。改札周りは思っていたより狭い印象を受けた。
石和温泉からは『かいじ』を利用。席は半分が埋まる程度の利用率、さっきの『あずさ』の立ち客をこっちに誘導すればいいのに。個人的には立ちつくめとなるくらいなら、30分遅く着いた方がいいと思うのだけど。もちろん、乗り換えても、特急料金は通しとすること前提で。

大月からは『山梨富士４号』、18きっぷに指定席料金510円を追加するだけでE257-500に乗れるという乗り得列車だ。乗り得とはいえ臨時なので、一部区間を除いて流して走る。大月発車時点の利用率は２割から３割といったところ、相模湖ではホームのない副本線で特急退避、中線で退避しないのは何か理由があるのだろうか。
八王子で２人ぐらいの乗り込み、国分寺までは特別快速に続行し、一緒に快速を追い抜くが、三鷹では特別快速の退避を受けた快速が目の前で発車、それを御茶ノ水まで追う形となるから、だいぶ遅くなる。新宿では中央線快速下りホームの11番線に到着、２人ぐらい乗り込んできた。千葉へのライナー的な需要があるのだろう。御茶ノ水で転線して総武線に入ると、さらにゆっくりと走る。個人的には秋葉原に停めてほしいところだが、新宿の次の停車駅、錦糸町で下車、半蔵門線から東武に直通して帰宅した。