緊急事態宣言暫定ダイヤ、京都、大阪、神戸の地下鉄は以下の通り。
●京都市地下鉄
4月29日から土休日の一部列車の運転を取り止めている。データイムダイヤにおいて、烏丸線は4割削減、東西線は2割削減して、7分半間隔と15分間隔が混在した運転になっている。運休対象となるのは地下鉄線内運転のみの列車で、京阪京津線、近鉄奈良線へ乗り入れる列車は平常運転になっている。烏丸御池の時刻表で減便具合を見てみる。
まず、国際会館行は9時15分、56分、10時26分が運休となり、11時11分から15時03分までは11分、26分、49分を運休させて、毎時8本あったのを毎時5本としている。15時台以降の毎時削減本数は2本、18時代は毎時6本になり13分~28分、44分~58分にタイムラグが発生する。運休対象は22時42分まであるので、21時台以降は20分のタイムラグもある。
竹田行は、9時47分、10時27分、10時58分、11時36分と運休、12時台から15時台までは06田 13竹 28田 36竹 51急の、近鉄直通3、線内運転2という体制になる。夕方は17時44分、18時14分、18時53分を運休するがタイムラグは12分、19時23分から20時53分まで30分毎に運休し、22時11分、51分、23時22分と減便は夜遅くまで続く。
六地蔵行は、9時47分、10時08分と運休し、10時38分と11時08分から、75分サイクルで運休、10本あったのを8本に間引いている。勿論15分ブランクが2回発生する8本だ。15分サイクルの間には京阪への直通も入るが、13時00分発から15分発のように入らないケースもあるし、入っても12分開くこともある。
運休2運用のうち一方は16時55分から再開するから15分のタイムラグがなくなるが、もう一方は再開とならず、16時32分、17時54分が運休になる。以降は、また一運用がなくなるためか、18時50分、19時22分、20時18分、46分、21時37分、22時07分、23時03分が運休になっている。
太秦天神川行は9時26分、9時47分と運休し、10時47分と11時17分から、15時台まで75分サイクルで運休となっている。以降、16時12分、16時41分、17時11分、17時33分、18時27分、18時59分、19時57分、20時25分、21時16分、22時36分の太秦天神川行を間引きしている。
●大阪メトロ
全路線、4月25日から土休日のみ減便していたが、5月16日からは通常ダイヤに戻った。
★御堂筋線
減便は新大阪~天王寺間がメイン、新大阪以北は平常通り、天王寺以南も朝出庫、夜入庫の2本ずつあるだけだ。天王寺以南では北金岡発6時33分の中津行、6時40分の新大阪行、7時14分の中津行、7時56分の中津行が運休、8時台までは毎時20本中3本~4本、9時台以降は毎時16本中、天王寺~新大阪間列車毎時3本が運休している。17時台以降の本数削減は毎時20本以上ある中2本だけ、以降は22時台まで毎時1本削減で、最後の削減は新大阪発23時09分のなかもず行、一本前は中津発なので新大阪では10分のタイムラグができる。
★谷町線
八尾南発5時33分、大日発5時39分から毎時2~3本削減している。天王寺での大日行は、6時前後に20分のタイムラグが連続、7時過ぎにも10数分のタイムラグが連続している。データイム以降は、2時間当たり20本中5本を運休させて、12分のタイムラグを発生させている。削減列車の最終は八尾南発22時56分、大日発23時05分で、それぞれ17分、20分のタイムラグが発生する。
★四ツ橋線
住之江公園発6時54分、西梅田発7時19分から削減している。朝時間帯は10本中3本を削減、9~12分のタイムラグを発生させている。運休している3運用のうち2運用は朝ダイヤが終わると入庫するので、10時台以降は60分当たり8本に1本が運休、前後列車で15分のタイムラグが発生する。16時台になると、運休対象運用が出庫、14本中3本が運休となる。運休対象3運用のうち1運用は18時台に入庫、19時台、20時台は12本中2本が運休、住之江公園発20時16分、西梅田発20時42分が運休ラストで以降は平常通りとなる。
★中央線
他路線に比べると、減便対象時間帯はデータイムだけと短いが、削減比率は5割と高い。コスモスクエア発9時38分と9時53分は生駒行を森ノ宮行に短縮、10時台は前半は15分毎の運転となるが、後半は7.5分毎の運転となる。コスモスクエア発11時08分の生駒行は運休、23分の生駒行は森ノ宮行に短縮変更、以降は16時台前半まで15分毎の運転となる。但し森ノ宮以西は15時台後半から7.5分毎での運転となっている。長田発を見ると9時27分、10時27分、57分が間引かれた後、16時過ぎまで半分が間引かれる。
★千日前線
7時台~21時台まで毎時2本間引かれている。8時台までは10本から2本間引かれているが、9時台からは8本から2本間引かれ、7.5-7.5-15分間隔の30分サイクルになっている。利用客が少ないものの、15分間隔の中央線よりはマシだ。19時台からは再び、10本に2本の間引きとなり、南巽発22時56分、野田阪神発23時31分がラスト、前後の運転間隔は20分になる。
★堺筋線
先日のブログに書いた通り、阪急京都線、千里線の直通に準じているので、不規則に間引かれている。天下茶屋発は9時19分、天神橋筋六丁目発は8時58分から間引き、毎時9本あるうちから1~2本間引いて、13分のタイムラグを発生させている。天神橋筋六丁目発15時51分、58分、天下茶屋発16時23分、30分は連続して間引かれるので前後に20分のタイムラグが発生する。準急の直通が終わる18時台以降は堺筋線内運転電車が間引かれるようになり、天下茶屋発18時21分~51分までは10分間隔になる。天神橋筋六丁目発19時07分とその返しの天下茶屋発19時36分の淡路行が運休となった後は平常通りとなる。
★長堀鶴見緑地線
門真南発5時21分、大正発5時58分から毎時2本ずつ減便している。早朝は1本おきに間引きされていることもあるので、6時台の門真南方面は20分毎が連続することになる。データイムは、73.3分サイクル11本から2本間引きして15分のタイムラグを発生させている。夕方に出庫となる2運用のうち1運用が運休するため、78分サイクル13本から3本間引きして12分のタイムラグが発生、19時台からは1/4が運休し、7-7-14分間隔になる。運休対象の最終は門真南発21時47分、大正発22時27分となる。
★今里筋線
清水を7時08分に出庫する1運用が運休、以降今里発毎時54分、井高野発毎時24分が運休で、毎時運転本数を6本から5本に削減、20分のタイムラグを発生させている。地下鉄データイムのタイムラグとしては、昔の有楽町線新線を上回る最長記録だ。17時台に2運用出庫し、52分サイクル8本に1本が運休、20時前に1本、22時過ぎに1本入庫しながらサイクルは拡大し、データイムと同じ毎時5本となる。運休対象の最終は、今里発23時30分、井高野発0時00分の清水行、運休対象運用は1運用だが、終日の運用なので、間引き時間帯は他路線に比較して長い。
★ニュートラム
中ふ頭を5時11分、5時41分に出庫するコスモスクエア行2運用から運休、6時台まで50分サイクル5本中2本運休で20分のタイムラグを発生させている。7時を過ぎると5運用出庫するので、50分サイクル10本中2本運休で、10分のタイムラグが発生する。11時台には3本が入庫、42分サイクル7本中2本が運休することになる。運転間隔は6-6-6-12-12といった具合だ。16時前後に2運用出庫して、17時台だけ9運用45分サイクルのうち2運用運休することに、18時34分と19時20分に1運用ずつ入庫するので、19時台は45分サイクル7本中2本運休となる。運休対象運用のうち1つは20時10分入庫なので、20時台の運休対象は1往復、残った運用対象も21時16分中ふ頭入庫なので、後は平常運転となる。
●神戸地下鉄
5月2日から土休日ダイヤのみ本数を減らしている。
★山手・西神線
西神中央発7時51分、新神戸発8時38分から、北神線に乗り入れない列車の半数近くを運休させている。西神中央発を見ると8時台まで3~4本に1本運休させて、最大13分のタイムラグを発生させている。新神戸発は8時台後半は3本か4本に1本間引いて10分前後のタイムラグを発生させているが、9時台前半は半分が運休、27分から49分まで運休がないが、その後2本連続で運休するので15分のタイムラグができる。
10時台からは8本のうち2本が運休の毎時6本に、パターン化されている16時台まで7.5-7.5-15分間隔となる。西神中央発23時49分、新神戸発23時12分が最後の運休対象列車となる。
★湾岸線
新長田発6時45分、三宮・花時計発7時06分から5~6本に1本が運休する。9時前後に2本入庫し、新長田発9時40分、三宮・花時計発9時20分からは、40分サイクルで4本中1本が運休、運転間隔は10-10-20分となる。そのパターンは夜まで続き、23時台を見ると三宮・花時計発は35分が運休で05、19、51分発だけに、新長田発に至っては15、30、45、56だったのが、30発、45発と半減し、御崎公園までは終電が繰り上がっている。まぁ通常ダイヤでも利用客が少ないわけだが。
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