しーさるの鉄日記

GENBI SHINKANSEN


JR東日本は、新潟地区の上越新幹線に観光列車を投入することを発表した。車両はE3×6両を改造、エクステリアは、写真家の蜷川実花が「長岡の花火」を描き出すもの、インテリアは、車両ごとに現代アーティストがデザインしたものになる。

車両のうち中程1両は「カフェ」と「キッズスペース」を整備、「カフェ」ではグループ系列のお菓子工場「十日町すこやまファクトリー」によるスイーツを提供する。また、片側の先頭部1両は従来の座席配置を踏襲したものになる。

運行開始は来春以降、運転日は土休日を中心に設定し、上越新幹線の越後湯沢~新潟間を中心に運転する。

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「とれいゆ」に続く元「こまち」を改造した観光列車。だが、「とれいゆ」は在来線区間しか走らないのに対し、「GENBI SHINKANSEN」は新幹線区間しか走らない。他の新幹線と同じ最高速度240キロで走るのだろうか。

ニュースリリースを見ると、「とれいゆ」や「TOHOKU EMOTION」のような観光列車みたいな感じだが、それらの列車に比べて、地域の特色を活かしたおもてなしは期待できなさそう。供食は車販と変わらなそうだし。乗車時間が短いから仕方がないけど。

乗車時間が短いといえば、定期列車並みに走れば越後湯沢~新潟間は50分に満たないわけだが、燕三条で時間調整でもするのだろうか。上越新幹線の列車密度を見ると、待避がなくても越後湯沢~新潟間をゆっくり1時間かけて走っても大丈夫そうだが。新潟や長岡で「越乃Shu*kura」や「きらきらうえつ」と接続してくれれば、短い乗車時間のフォローになるのではないかと。

「GENBI SHINKANSEN」の走行区間の車窓は、新潟~長岡までが水田で、長岡~越後湯沢がトンネル。車内のインテリアデザインは、これらの車窓を考慮したものにしてほしいものだ。特にトンネル区間は車窓が真っ暗なことを逆手にとってデザインにすると面白い。

それにしても「GENBI」といえば岩手県の厳美渓が頭をよぎる。改造元となったE3は、一ノ関にも停車していたからな。

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