和歌山電鐡貴志川線では3月29日にダイヤ改正を行なうことを発表した。改正概要は以下の通り。
●全列車の設定時間帯を見直す。データイムは7~9分繰下げ、和歌山発は25分、55分、貴志発は03分、33分が基本となる。
●通学や団体による乗降時間増などに対応するため、運転所要時間を見直す。これにより、平均所要時間が30分から32分に延びる。
●「たま電車」「おもちゃ電車」「いちご電車」のいずれかが充当される運用を固定化、ラッシュ時上りの最混雑列車には基本的に通常電車を充当させる。
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JRのグループ改正から微妙に遅れた和歌山電鐡のダイヤ改正。和歌山地区は、夕ラッシュ時の阪和線以外は大きく変わってないから、JRの改正に合わせても意味ないけどね。
紀州路快速から貴志川線への接続時間は4分、現状より8分短縮されるがきっぷを買う時間を考えると少し微妙か。貴志川線から紀州路快速への接続は5分が、5分又は9分に。改正後の5分接続の方は、和泉砂川で「くろしお」に抜かれるから、対大阪への所要時間は5分増えることになる。
運転所要時間増は、伊太祁曾での交換を長めにとって、他の遅延を吸収している感じがする。交換列車のない上り初電すら27→29分か。でも、余裕がなくていつも遅延するダイヤで走らせるよりは、遅くなっても時間通りに来た方がいいかもしれない。ましてやワンマンだから、停車時間が読めないわけだし。
運用は、平日が特別電車5本による4運用と通常電車1本による1運用に、休日が通常電車の運用がなくなり、特別電車5本による4運用だけになるようだ。通常電車が検査の時は、絵手紙電車が代走するのだろうか。通常電車による運用は、和歌山発で656、829、921、1055(90分毎)1525、1649、1743、1913、2014、2146になる。
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