しなの鉄道で今週金曜日から運転開始する食堂列車「ろくもん」の詳細が明らかになった。
●運行日は、土日祝の他、お盆も運転、シーズン時は金曜日も運転する。
●食事つきプランは全区間通しの乗車券、食事、お土産、地元産ドリンク込で12,800円で、利用日7日前まで販売、乗車券指定席プランでは指定券1,000円+乗車券だけで利用可能。利用日前日までの販売だが、空席のある時に限り当日利用も可能ある。
●軽井沢1041発と1557発、長野1323発の3本を設定。長野を出ると、屋代、戸倉、坂城、上田、大屋、田中、小諸、御代田、信濃追分、中軽井沢に停車する。軽井沢1557発以外の2本は2号車、3号車が食事つきプランになっている。
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おれんじ食堂、くろまつに続く第3セクターの水戸岡食堂列車第3弾、そのうち第3セクター全社で水戸岡食堂車が走るくらいの勢いだ。
食事つきプランはくろまつより高め、乗車券そのものの値段はほとんど差がないから、料理の値段とお土産で差が付いているのか。お土産は停車駅でのサービスとなっているから、1号、2号で長時間停車する小諸、田中、上田、戸倉で提供される模様、ホームページに掲載されてないのは乗ってからの楽しみだということだな。
1号は新幹線から10分接続で軽井沢を発車、田中で28分停車し定期列車に追い抜かれる。2号は上田での26分停車中に定期列車に追い抜かれ、新幹線に21分で接続する。3号は新幹線から27分接続、軽井沢で遊んだ観光客がターゲットだから接続は重視してない。小諸で定期列車を追い抜くが、上田でその定期列車に抜き返される。上田での16分停車、屋代での7分停車は、篠ノ井以北の線路容量の兼ね合いではないかと思うのだけど、車内販売用商品の積込みの可能性もある。3本とも上田で長時間停車するから、ホーム上で地場産野菜などの販売をしてほしいところだ。
3本という設定は、他の水戸岡食堂列車と同じだが、「ろくもん」は全列車全線通しとなる。そのため、朝は戸倉から軽井沢まで回送され、夕方は長野から戸倉まで回送さえるようだ。だったら、指定券を値下げしたうえでしなのサンセットに充当すればいいのだけどね。
首都圏から近いリゾート地を走るということで、話題が大きくなれば、食事つきプランはプラチナチケットになりそう。軽井沢を訪れるリゾート客にとってはそんなに高い価格設定ではないし。新幹線での金沢延伸で北陸側からの利用客も見込めそうだし。北しなの線の開業で黒姫、妙高高原方面へ乗り入れるか気になるところだ。
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