JR春の臨時（在来線編）

ＪＲ東日本の春臨で目立ったのは、思ってもなかった『リゾートやまどり』吉川美南停車。4/2運転の日光行快速『本物の出会い栃木武蔵野号』の始発終着駅となり、3/12、13運転の大宮～勝田間の快速『水戸梅まつり』の停車駅になる。『本物の出会い栃木武蔵野号』は２面３線のこの駅でしか折りかえせない、先日通った時には南越谷始発の185が中線に停車していたし。なお、大宮と館山を結ぶ『南房総満喫号』は南越谷から新松戸まで通過するので、吉川美南には停車しない。

上野東京ライン経由の臨時は、我孫子発着『踊り子』、大宮発着『踊り子』、急行『ぶらり横浜・鎌倉』が引き続きの設定、快速『つながーる福島』の代わりに、横浜～勝田間に急行『海浜公園ネモフィラ号』が設定された。寝台急行『はまなす』が廃止になるので、JRでの急行は水戸支社と静岡支社の臨時が設定されるだけになる。特急『きぬがわ93号』は去年の春臨を最後になくなったのか。東京東側からだと、浅草・北千住経由が主流だからな。

『ちばかいじ』は去年まで設定されていた快速『山梨さくらんぼ号』を使用車種E257系５両のまま、特急に格上げしたもの、千葉行は20分短縮したものの、料金は大幅に値上げとなった。甲府行は千葉あずさの１時間後の設定、新宿発は833頃になるのだろうか。上りの甲府発は1708、『あずさ』の６分追いでかいじ180号のスジを踏襲、新宿には1858頃に到着する。中央線といえば甲信エクスプレスが改正後もスジを変えずに設定、長野で甲府行が接続を受ける『かがやき』が、改正後は毎日の運転に。改正前に比べて、金沢発が40分繰り下げる。

快速『弘前さくらまつり』は、583からE751に置換え、これでツアーでしか583に乗れなくなるのだろうか。昔、『はつかり』で乗った記録があるからまぁいいけど、ツアーとしてもいつまで走るのやら。

JR東日本以外で気になったのは、西日本の『115系シティライナー』のリバイバル運転が３月の三連休に行われること。最速は、岩国1351発で所要時間43分と227系『シティライナー』と互角、最遅は岩国1619発で所要時間52分と普通列車と変わらない。それでも、新白島や横川を通過する115系はレアなものになるだろう。

あと、下り『サンダーバード』の始発繰上げで、存続が気になっていた『ビジネスサンダーバード』だが、改正前同様続けて運転することになった。始発『サンダーバード』より金沢着は26分早いからな。