JR北海道は平成30年までの安全投資と修繕に関する5年間の計画を発表した。
183系0番代については1年前倒しして平成28年から置き換え開始、平成29年度末まで261系で置き換える。また、平成29年から青函用789系を札幌圏に投入し、785系37両中27両を淘汰する。
また、キハ40を置き換える量産先行車を平成29年度から製作、平成30年以降に本格的に置き換えていく。また、721系の一部も置き換えていく。
車両の置き換え以外にも、札幌都市圏や石勝線、根室本線(新得~釧路間)のPC枕木化、軌道管理のシステム化などを行なっていく。
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来年には本州からの客を新幹線で迎えることになるJR北海道の安全投資計画、特急車の置き換えは既に発表になっていたが、今回は一般気動車の置き換えも明らかになった。
183系0番台34両の置き換えは当初の予定から前倒しとなった。北斗をスーパー化させて261系を集中投入、それで余剰となるN183、NN183をオホーツク、サロベツに投入するという形になるのだろうか。北斗を時間短縮して、東北対札幌の利便性を向上すると。サロベツはNN183限定にして、名寄以南の時間短縮を図りたいところだ。183系0番台には旭山動物園号も含まれるわけだが、これは785系で置き換えられそう。
廃車対象の785系は5両×5編成と2両×1編成、それに対して青函用の789系0番台は6両×6編成と2両×1編成、6両からモハ1両抜いたら5両×6編成になる。このうち札幌運転所に配置されるのは5編成になるだろうけど、データイムの本数削減、ホームライナー廃止、新千歳空港乗入取止めを考えると、4編成配置で2編成は廃車になるかもしれない。
そして、キハ201以来となる一般型気動車の新造、キハ160でテストしたハイブリッドエンジンをJR東のキハE200で採用したから、新車はそれを踏襲したものだと思われる。でも、キハ40は100両ぐらいあるからそれを置き換えていくのはだいぶ時間がかかりそう。本格的な置き換えは平成30年以降になるから、平成43年の新幹線の札幌延伸によってできる並行在来線との兼ね合いが気になるところだ。
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