しーさるの鉄日記

リニア鉄道館レポ(ジオラマ編)


地下鉄駅降りは一旦中断して、名古屋からあおなみ線でリニア鉄道館へ向かう。名古屋から24分、自宅から昔の交通博物館に行くくらいの所要時間である。自分の乗った電車では家族連れ数組しか見なかったけど、やはりクルマ利用が多いのだろうか。

屋外展示の117系が見えてきて、14時24分金城ふ頭到着。早歩きでリニア鉄道館に入館し、誰も並んでない券売機にSuica定期をタッチした。エントランスすぐの300Xをスルーして、ジオラマの行列に直行。29分にはじっくりコースの列の最後尾に並んだ。その3分後には満員御礼、券売機がいっぱいだったら危なかった。

53分頃に列は動き出してジオラマルームへ。ジオラマルームは他の博物館と違い、シートがなく立見状態だった。1回で見れる人数を制限しているため、ジオラマに二重以上の人だかりはできずに、ところどころ空いている状態、割と楽にジオラマの撮影ができた。

ジオラマは、東京から名古屋、大阪及びJR東海管内の観光地(伊勢、白川郷、長島スパランド)をイメージしたもの、さらには浜松工場がある。走る車両はN700や313、285といったJR型車両がメインで、国鉄型はキハ40だけだった。211や311が名古屋駅にあったら賑やかだっただろうに。

ジオラマのショーが始まって何より驚いたのが、車両の紹介などをするアナウンスが一切なかったこと。交通博物館に慣れた身としては、これには違和感を感じた。別の博物館だったら、学芸員の解説が入るのだけど。285サンライズは電車に詳しい子供だったらすぐにわかるのだけど、名古屋の普通の人にとっては何のことやら。昔は583が名古屋と熊本を結んでいたのだけどね。

ジオラマは、名古屋が一番力が入っており、2面4線の新幹線ホームに4面8線の在来線ホーム。そしてセントラルタワー。新幹線ホームでは名物の交互発着をやったら面白いのだけど。在来線ホームは規模の割には寂しい気がした。大阪駅は、大きい屋根もOSCもあるわけでなく、JR東海の在来線の車両が乗り入れる高架駅。ストラクチャーで大阪ってわかるなら、他社の駅を無理に再現する必要はなかったかもしれない。代わりに新大阪駅を再現しても良さそうだけど、結構難しい。東京は有楽町付近のみ再現で、赤レンガの駅舎を含めて東京駅はなし、その分お台場やビッグサイトの表現に力が入っていた。人形のサイズは少しおかしかったけど。

でも有楽町マリオンの向かいにTomixの総合ビルって。実際の建物を表現した分、既成のストラクチャーに目がいってしまい苦笑いしてしまう。ストラクチャーそのものならいいのだけど、大阪駅に富井銀行の既成シールというのはね。

町の中じゃないけど、山の間を一瞬だけ通り抜けるリニアがJR東海のジオラマらしかった。本物のリニアが開通した時もジオラマのリニアは一瞬だけなんだろうか。

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