アジア映画巡礼

アジア映画にのめり込んでン十年、まだまだ熱くアジア映画を語ります

『シティ・オブ・ジョイ』が帰ってくる!

2022-01-16 | インドを描く映画

1992年に公開された映画『シティ・オブ・ジョイ』を覚えてらっしゃる方は多いと思います。私も公開時に見たのですが、コルカタ、当時はカルカッタと言っていたあの街の風景がよく捉えられていて、画面に見入った憶えがあります。その『シティ・オブ・ジョイ』が、このたび4Kデジタル・リマスター版になって戻ってきます。一昨日から紹介する機会をうかがっていたのですが、今ものすごい仕事漬けで(もう、漬けられすぎてマンゴー・アチャールになったような気分)、ブログを書いている時間がありませんでした。とりあえず隙を見てのご一報、ということで、ポスター画像と公式サイトのアドレス、予告編を付けてのお知らせです。

今回、公式サイトを見て驚いたのは、アート・マリクが出ていたこと。ここで彼と出会っていたとは!  下写真の左側、バイクに乗っているのがアート・マリクです。右側に立ってるのは、パトリック・スウェイジ扮する医師に大きな影響を与える、インド側の主人公役のオーム・プリーです。オーム・プリーの奥さん役をシャバーナー・アーズミーが演じていました。

CITY OF JOY © 1992 - LIGHTMOTIVE LIMITED – PRICEL

アート・マリクは、昨日のスペース・アーナンディ/インド映画連続講座「インド映画と宗教」で取り上げた『ミルカ』(2013)で、ミルカの父親役をやっていた人なんですね。上手な俳優さんだな、今まで知らなかったわ~、と『ミルカ』の字幕を作りながら思ったのですが、その20年以上前に出逢っていたとは面目ない。節穴の眼をしていた私です。今度はしっかりと彼の演技に注目しようと思います。首都圏での上映は、ヒューマントラストシネマ渋谷で2月11日(金)から始まる「未体験ゾーンの映画たち2022」にてご覧いただけます。予告編をお楽しみの上、お運び下さいね。

シティ・オブ・ジョイ 【4Kデジタル・リマスター版】

 

しかし、この立派な公式サイトは、「未体験~」での上映仕様を超えていると思うので(スミマセン、「未体験~」と「のむコレ」は、チラシを作って下さっていたらもう泣いて喜ぶ、という感覚が身についているもので...)、その後一般公開されるのかも。詳しいことがわかったら、またお知らせしますね。

 


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