blog Cimbalmos

ツィンバロン奏者 斉藤浩のブログです。

ブダペストの夕べ~ドナウ川~

2009-05-31 20:00:00 | 2009 初夏 ハンガリー

 20年前、初めてハンガリーを訪れた時に、まず思ったのが、空の青さが違うこと…。「青」というより「蒼」という感じ。
 ドナウ川沿いに腰を下ろして、夕暮れ時、その時間の緩やかさとドナウの流れの緩やかさをダブらせながら、しばし川面を見つめているのは、ホントに感慨深いものがあります。
 ブダペストは四季ぞれぞれにまた違った顔を見せるだけでなく、日々時間帯によってもその表情を変えます。僕は夕暮れ時、くさり橋や王宮がライトアップされる頃が一番好きです。




ブダペスト中央市場にて

2009-05-30 20:00:00 | 2009 初夏 ハンガリー

 ブダペストの中央市場はレンガ造りのとても大きなアールヌーボー建築です。立派。


 ブダペスト最大の市場で、中はとても広いのです。


 吹き抜けで地上2階、地下はスーパーや魚介類を売ってます。


 肉屋さん。サラミなども売ってます。


 黄色いのがエーデシュ・パプリカといってハンガリーの夏には欠かすことの出来ない野菜。とても風味がよく、僕も大好きな野菜です。


 チーズ屋さん。その日に食べる分だけ少量でも売ってくれるので便利。


 お菓子屋さん。とにかく種類が多い!!


 パン屋さん。ハンガリーの小麦はとてもいいので、パンはすごく美味しいです。


 2階にはビュフェなどもあって、バーもあるのです。ハンガリーのおつまみを片手に乾杯できます。最高!!



ブダペストの地下鉄

2009-05-29 20:00:00 | 2009 初夏 ハンガリー

 ブダペストには現在3つの地下鉄が走っています。その中でも唯一ブダとペストを結んでいるのがこの地下鉄。ずいぶん地下深くまでエスカレーターに乗ります。ドナウ川の下を通っているのだから…。


 ハンガリーがEUに加盟した頃から地下鉄はどんどんキレイになりました。車両も駅も。インフォメーションまで設置されました。近代的~!!


 僕が留学したての頃は地下鉄ってなんだか薄暗くてちょっと怖い感じもしたけれど、今はとても明るくなりました。あの頃は私服検札官がいて、突然、ホームや車内で腕章をつけて切符のチェックを始めるのです。あのシステムはホントに嫌だった…。現在は地下鉄に降りるエスカレーターのところで検札をしているので、あの時みたいな嫌な気持ちになることはなさそう。切符もっていないとエスカレーターにすら乗れないのだから…。でもブダペストの交通はホントに便利でした。24時間なんらかの交通機関で移動することができるのだから…。夜中の夜中までバーで飲んでフラフラになってても、バスでアパートに帰ることが出来ました。いい思い出です…。



サボーエルヴィン図書館

2009-05-28 20:00:00 | 2009 初夏 ハンガリー

 僕が住んでいたアパートから歩いて5分のところにこのサバーエルヴィン図書館があります。利用許可が下りないと、中には入れないシステムになっていますが、僕はこの図書館で働いている友人が保証人になってくれたのでこの図書館を自由に使うことができました。


 図書館はホントに居心地がよく、疲れたらビュッフェで軽い食事もできるし、コーヒーも飲める(しかも安いし)。冬なんて、自分の部屋よりはるかに暖かいし。


 この図書館の正面にあるのが音楽図書館。もう、一週間のうちの半分くらいはここにいたといっても過言ではないくらい、僕はこの音楽図書館にお世話になりました。楽譜も借りれる、CDも聴ける(もちろん歴史的なLPも)。CDも借りれる。ビデオやDVDだってみれちゃうのです。僕にとってこの音楽図書館はある意味「宝の山」でした。


 留学してすぐにこの図書館を利用させてもらうようになり、以後5年間、ホントにスタッフの方々にもお世話になりました。見つけにくい楽譜も一緒になって探して下さったり、卒論の資料に関していろいろと教えていただきました。
 たった3年前まで、この音楽図書館で充実していた日々を過ごしていたかと思うと、今、ブダペスト市民ではなくなりただの日本人旅行者としてこの図書館を訪れることに少し寂しさも感じます。




ブダペストの朝…久しぶり

2009-05-27 20:00:00 | 2009 初夏 ハンガリー

 ブダペストの朝は早い。僕が留学していた頃に比べて、ラッシュアワーの車の多さには驚きました。車だけでなく、バイクの数も…。それにしてもスゴイ排気ガスだ…。


 僕の住んでいたアパートの近くにカルヴィン広場という地下鉄の駅があるんだけど、現在、大工事中。というのも、ブダペストに4つ目の地下鉄ができるのだそうで。この街もどんどん変わっていくんだなぁ…。

 さすがに、にぎやかなブダペストに帰ってくると、懐かしさがこみ上げてきます。