ようやく日本へオリンピック聖火が到着しました。僕は大歓迎です。
日本では、チベット問題とか輸入食品とか、中国の悪いことばかりが取り上げられています。でも、中国にもいいところは沢山あるんです。中国がオリンピック開催に向けて、どれだけの努力をしているのか、それをきちんと評価すべきです。僕には沢山の中国人の友達がいますが、彼らはみんな中国でオリンピックが開催されることに大きな誇りを感じています。それは素晴らしいことだと思います。我々、日本人は、はたしてそこまで「日本」という国を誇れるのだろうか…と考えたりもします。
今日のニュースでは普段からお世話になっているIOC国際オリンピック委員会副会長の猪谷千春さんが空港で聖火を迎えられている映像を見ました。これだけ、聖火リレーで、世界が大騒ぎしている中、それを迎え入れ、明日のリレーを実行していくのは、並大抵のことではないはずです。善光寺が出発地点ではなくなったのは残念だけど、僕はオリンピック聖火リレーを応援しています。
僕は留学中に、オリンピックを見て、技を極めた人間の姿、そして、その人達の見えない努力、またそれを支える人達の姿にどれほど感動させられ、どれほど励まされたことか…。オリンピックに対する価値観は、人それぞれだと思いますが、僕は今年の中国オリンピックをとても楽しみにしています。
明日、長野の聖火リレーは厳戒態勢と聞き、ちょっと残念です。本当ならもっと身近に聖火を感じることの出来るチャンスなのに。その聖火がオリンピックメインスタジアム聖火タワーへの点火の瞬間、ホントなら、それはものスゴイ感動に変わるはずなんだけどなぁ。