blog Cimbalmos

ツィンバロン奏者 斉藤浩のブログです。

サマーフェスティバル2014開幕!!

2014-08-22 11:54:00 | 日記 活動報告など

デュサパン氏、ナターシャさんと

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2014が開幕です。
初日は、サントリーホール国際作曲委嘱シリーズNo.37 テーマ作曲家〈パスカル・デュサパン〉管弦楽のコンサート。この中で、僕は世界初演となる「風に耳をすませば…ハインリヒ・フォン・クライスト原作のオペラ《ペンテジレーアからの3つの場面》」という作品に関わりました。指揮はアレクサンダー・リープライヒさん、ソプラノはナターシャ・ペトリンスキーさん、そして管弦楽は東京交響楽団さん。18日からのリハーサルでは、毎日、作曲家のデュサパン氏に、この曲中のツィンバロンの音色、音量についていろいろ指示を仰ぎながら、本番を迎えました。デュサパン氏はツィンバロンをとても気に入っているようで「次の曲にもツィンバロンを入れる!!」とのことでした。「風に耳をすませば」は来年ブリュッセルで初演されるオペラ「ペンテジレーア」から3場面を選び、交響詩風に再構築されたものだそうです。ナターシャさんの情感たっぷりの歌声と色彩感あふれるオーケストラ、そしてサントリーホールの豊かな響き…とても贅沢な時間でした。


サントリー芸術財団 サマーフェスティバル2014

2014-08-21 22:58:00 | 情報

今年もサントリーホールで開催される「サントリー芸術財団 サマーフェスティバル」に出演することになりました。帰国してから3度目の出演です。8月21日~31日まで開催されるフェスティバルですが、サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ「テーマ作曲家 パスカル・デュサパン」の世界初演の作品を演奏します!!

2014年8月21日(木)
19:00(開場18:20)
サントリーホール 大ホールにて

入場料
S席4,000 / A席3,000 / B席2,000 / 学生席1,000


僕が世界初演に関わる作品は

サントリーホール委嘱
パスカル・デュサパン:風に耳をすませば
ハインリヒ・フォン・クライスト原作のオペラ《ペンテジレーア》から
3つの風景

詳細は
http://suntory.jp/summer/




サマーフェスティバルまで1週間

2014-08-14 11:57:00 | 日記 活動報告など

サントリー芸術財団「サマーフェスティバル2014」開幕まで、あと1週間となりました。僕は21日に今回のテーマ作曲家であるパスカル・デュサパン氏の作品「風に耳をすませば」の初演に関わります。18日から東京交響楽団さんとのリハーサルが始まります。ツィンバロン搬出入の手配も終わりました。初演作品は全体で音を出してみなければ分からないことが多いので(特にバチの硬さや、バチの種類)、リハーサル時にパスカル・デュサパンご本人に音量・バチの硬さ…等々、聞きたいと思います…。楽しみ楽しみ!!