
やっぱ別れの朝はツライ…。「もっとゆっくりしていけよ…」と言ってくれたのに、残念ながら今回は時間がない…。モラヴィアはホントに自分にあってると思う。人も文化も全て…。
ペトルがインターネットで電車の時間を調べてくれて、駅まで送ってくれた。来年、ペトルとモニカが日本へ遊びに来るので、それまでさよなら…。いろいろありがとう…。

今日中にブダペストに着かなければならない…。とりあえず、ブジェツラフまで行って、ユーロシティでブダペストに行こうと思う。早めにブジェツラフへ行って、ランチでもしとこう…。ビールも飲もう…。

ユーロシティーも今回は1等車。ブダペストまで4時間あまり。エアコンの効いたゆったりした1等車は乗り心地格別でした。それにしても、国境を越えるときにパスポートチェックがなくなっていたのには驚きでした。僕がまだ留学中の時には、とにかくパスポートに出国、入国のスタンプをもらわなければならなかったのに、今はなーんにもなし。どういうこっちゃ…。

景色はやがてハンガリーに変わり、思い出のヴィシェグラード城をのぞむと、「あぁ、もうここはハンガリーだ…」と懐かしさでいっぱいになりました。

定刻を少し過ぎてブダペスト東駅へ到着。サマータイムなので、まだまだ明るいとはいえ、もう7時過ぎ。とっととホテルへチェックインして何か食べに出よう…。
街は全てが懐かしい。この熱気、この匂い…。ブダペストだ…。やっと帰ってこれた…。留学時代と同じように優しく迎えてくれている。ここが僕の第2の故郷…。