こんな、でよかったんだろうか。
ひとつずつ電気を消しながら
心細い夜を、誰かと電話して凌いでいて
ぼくら、こんな暮らしで、よかったんだろうか。
と思う。ふと
ずっと前に、北海道に移ったアムちゃんとカト吉を想う。
探しあてた!
富良野で、ものすごく美味しいプリンを作ってる。
神楽坂にいた頃から、美味しかった。
あのふたり、元気にしてるかな。
アムちゃんの絵に、癒される。
妊娠した助産師さんが治療にいらした時のこと
『最近の出産時には、シャンプーのいい匂いがするんですよ』
『ん?』
『羊水にね、石油系の香料が溶けているらしくて、
赤ちゃんがでてくる時の羊水の匂いが。』
一瞬なんのことかわからず、聞き返してしまったのでした。
『だから、冷えと安産を祈願して』いらしてくださったんだそうです。
うちには、鍼灸の性質上
不妊治療や、逆子・安産のお灸で臨月の妊婦さんまで
産婦人科に関わる方がたくさんいらっしゃいます。
あたらしい命を授かって、やっと自身の健康に目を向ける女性も多く
そう言わず、早くから、いたわって欲しいと
願わずにいられません。
今、私にとって、『胎生学』が新しく
もっともおすすめの一冊をご紹介。
三木成夫著『胎児の世界』
特に“出産”(p47~)と“いのちの塩”(p62~)は、圧巻です。