恋人達」と呼んでいる。
ベランダの立寄り猫。
牛柄のモーモー(♂)とキジトラのミミ(♀)には
子猫の頃から、
ぐっとくる、やんちゃ仲良しぶり
を見せつけられていました。
いつもは、ミミ一人が隣のかっちゃんちをウロウロ半ノラ暮らしですが
たま~に、ふらっと、彼が本宅(どこかの飼い猫らしい)からやってくる。
カリカリをあげると、半分残して、ミミを呼んできて食べさせる、とか
ミミがふ~っ言うと、後ろから来て私を
なんだこのヤロー、的に
やっつけに来たり、とか。
このモーモー柄の彼は
実に素敵な感受性の持ち主で、
なかなか、賢い。
しかし、彼の感度の良さは、時に
穏やかに通り過ぎ、しずかに共存している
ノラ猫たちのリズムを、崩すように思います。
テリトリーの闘いを仕掛けるのは
いつも、このモーモーで
ああ、そういう
突出した “ 自我 ” ってば、
争いのタネなんだなあ、と思ったりする。
好きなんだけどね、ヤツ。