Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

ダイヤ菊

2009-03-06 08:03:19 | ビバ☆オヤジ酒場

熊津熊二郎です。
ぼくはけしてテツではありません。
新橋っぽい絵を撮ろうとすると、どうしてもこの場所になってしまいます。
けれど、この辺りをうろうろしてると、

取材されてしまうので気をつけましょう。
「不景気なのに熊の分際で、飲み歩いてるってどうなんですか?」とか、訊かれてしまいそうです。
そそくさと、ニュー新橋ビルの地下に避難しましょう。

ということで、“酒蔵 ダイヤ菊”に着きました。
まずは一杯。
ここでなどという無粋なものは注文しません。
なんせ、ぼくは熊津熊二郎ですから。

当然、でなくては。
もちろん酒は、

小津安二郎大センセイがこよなく愛したダイヤ菊。

つーか、なにげにカラスミといっしょに写してんじゃねえ!この不景気に、なにを考えてるんだ!?しかもクマの分際で。


アテは、しおっこ刺。
しおっこというのは、ブリのちびっこいやつ。
寒ブリは脂がのりすぎて得意じゃないってヒトにお薦め。
カツオは初鰹のほうが好き。ってヒトは、こっちの方を好むんじゃないかな。

そして珍味カラスミ。
大根の薄切りがあるのが嬉しい。
これでチマチマしてたら、いくらでも飲めます。
小津センセイは、映画一本撮るごとに、100本飲んだそうです。

なんか、茅野を旅したときのこと思い出すなぁ。
ぼくはこのダイヤ菊の蔵にも行ったことがあるんだよ。

これ、そのときの写真。


小津の旅(其の四)@Chris's monologue】←想い出のリンク貼りました。


野沢菜にしようか迷ったんだけど、これで正解。
花わさびのひたし。
めっさ美味しい。
涙がでました。

わさびだからな。


いやぁ、しかしほんと美味しかった。
燗のつけかたが絶妙でした。
これ以上ぬるかったらダメ。これ以上熱くしてもダメ。
さすがダイヤ菊と店名にだしてるだけのことはあります。
自分とこの酒を知り技いている、抜なんでしょうね。

でも、ぼく知らなかったんだけど、

ダイヤ菊って、ダイヤ菊酒造じゃないのね。
正式名“諏訪大津本家酒造”だったなんて知りませんでした。
というのもね、隣のヒトがボトルで注文しててね、そのラベルを見たら、そう書いてあったんです。
ひそかにメモしちゃった。〆(。。;)
けどさぁ、そのヒトたちが飲んでたのって、

大吟醸 雪舟(せっしゅう)。
くううう、どんな味するのかなぁ。
ま、茅野には、土地の名士(大金持ち)を知ってるから、たのめば送ってくれるでしょう。

ということで、本日のJAZZはお休み。
今日は、
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こちらをどうぞ。(パッケージ、すでに酒が出てるし)
お酒が飲みたくなる映画です。

くりす的全国名酒場紀行/ダイヤ菊】←詳細

居酒屋
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