Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

大島の朝日は眼に沁みた

2008-10-18 09:43:10 | 旅ぃ~ゆけ~ばぁ

お酒を飲んでたら、空が白々と明けてきました。
うしろに見えているのは大島です。
ここの島には、荷卸しなんかでしばらく停船します。

太陽も昇ってきました。
太陽を見ていて、ふと港に目をやると……
あッ!あれは……

ここからは太田センセイにご説明願いましょう。
では、どうぞ。

『居酒屋道楽』
※大島のお汁粉は甘かった
―途中省略―
 店を出て坂を港の方へ歩いた。海に沈んだ太陽の名乗りが水平線の上を赤く染めている。二日間ずっと雲っていたが明日は晴れるそうだ。駅伝大会も盛り上がるに違いない。もう一軒と、港のはずれの「かあちゃん」に入った。
 焼酎を頼み、出てきたお通しはベーゴマのような三角のちび貝だ。
「シッタカだな」
「いいえメッカリ。こっちがシッタカ」
 お姉さんが指さすけど同じに見える。品書のトコブシ塩焼は今はないそうで残念だ。昨日のようにクサヤで焼酎オンザロックを飲んでいるとガラリと戸を開け、タオルに長靴の男が入ってきて、ぶら下げた網から貝を店の生け簀にあけている。見るとトコブシだ。
「トコブシ来たよ!」
 思わず店の姉さんに声を上げた。

*この先からは、本を買ってお読みください。

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あっという間に太陽が昇りました。
でも、ぼくはここで船を降りるわけではありません。
まだまだ先は長いです。
朝日を眺めながら、もう少しだけ飲むことにしましょう。

やめろ!死ぬぞ!!


グッドタイミングな場所から陽が昇ったよね。もう少し右だったら島の陰だもん。

この写真、けっこう気にいってます。

命名“暁の島”。

それって三島由紀夫の『暁の寺』からパクったろ?
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