昨日のレッスンで譜読みしたバッハの「主よ人の望みの喜びよ」の歌詞の意味掲載します。
ドイツ語の横がなんとなくですが対訳(他の人が訳すと違う意味が書いてある可能性もありますが・・・)
ドイツ語の下が、単語それぞれの基本的な意味です。
タイトルの「主よ人の~」がどこから来たのか諸説ありますが、英語のタイトルを訳すとそうなるらしいです。
ドイツ語は、一行目の訳をそのまま使ってます。
また、動画サイトなどでは、違うドイツ語の同じメロディーが出てきますが、
それは、バッハのこのカンタータの中の他所の部分です。(同じメロディで歌詞違いであります)
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Jesus bleibet meine Freude, イエスは変わらぬ私の喜び (Bleibetはずっとそのままでいる意)
イエスは とどまる 私の 喜び
meines Herzens Trost und Saft, 私の心の慰めであり潤い(Saftは現在ではジュースの意味もあり、水分の多くあるものをさす)
私の 心の なぐさめ そして うるおい
Jesus wehret allem Leide, イエスはすべての悲しみから守ってくださる
イエスは 反撃する すべての 悲しみ
er ist meines Lebens Kraft, 彼は私の人生の力となり
彼 は 私の 人生の 力
meiner Augen Lust und Sonne, 見るものを喜ばせ太陽である
私の 瞳 喜び そして 太陽
meiner Seele Schatz und Wonne, 私の魂の宝物であり歓喜である
私の 魂 宝 そして 歓喜
darum laß ich Jesum nicht だから私はイエスを放さない
だから させる 私は イエスを (否定)
aus dem Herzen und Gesicht. この心とまなざしから
~から(「心」の冠詞)心 と 顔
(視界からと訳しているひともいます。直訳は顔ですが、「顔から失う」とドイツ語で言うと、見失うになるので、この場合も、私はイエスを失うことなく、いつも人生のそばにという意味があるのでしょう。)
私自身は、バッハはそれほど得意な分野でもありませんし、どちらかと言えば、全く演奏しない方の作曲家です。
みなさんもそうだと思いますが、それでも1~2曲、なにか知っている曲があると楽しいですね。
10年くらい前の旅行で、バッハの生まれた街、アイゼナッハに行ってきました。
その時の写真載せておきます。
バッハの生家↓
バッハが洗礼を受けた教会↓
すぐ近くにルターの家もありましたので↓
アイゼナッハの駅の風景↓
街の風景↓