ちょこのすけ の ブログ

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通し狂言「伊賀越道中双六」を国立劇場で楽しんできました

2017-03-07 22:36:55 | 遊び

開場50周年の国立劇場では「伊賀越道中双六」上演中


2階に美術館のように大きな絵画が数多く飾られています


国立劇場 3月歌舞伎公演は、通し狂言「伊賀越道中双六」です。
(今回も都民の半額

「日本三大仇討ち」のひとつ、岡山藩士 渡辺数馬が、姉婿 荒木又右衛門の助太刀を得て河合又五郎を討ち取った「伊賀上野の仇討ち」を題材にしているそうです。
(私はよく知らなかったのですが有名な仇討だそうで・・・

上杉家家老、和田行家(わだゆきえ)の嫡男、志津馬(しづま)は同輩の沢井股五郎に唆されて傾城に入れあげて身請けのために宝刀を質入れしてしまいます。
この刀を奪うという、一門の密命をうけた股五郎は行家を殺害。
股五郎を敵として、志津馬と助太刀の姉婿 政右衛門の敵討ち。

だけど、敵討ちを果たすためとはいえ、志津馬が茶屋娘を色仕掛けで騙したり(乙女の純情を踏みにじる)、政右衛門が、人質にとられないために我が子を殺したり、そのほかにも色々ととても共感できない話がでてきます。
これは、武士に反感の強い上方で上演されたときに、武士は馬鹿らしい価値観で生きているなぁ、とわらいたかったそうなので少し誇張されて演じられているところもあるのかもしれません。

 イヤホンガイドできいたところによると、仇討は合法ですが、仇討の申請をすると目的を達するまで戻ることが許されなかったので、仇討をとげるのに最長の記録は53年だそうです。
 (「人生50年」の時代ではなかったっけ

とにかく、12時開演4時半終演でちょっと腰が疲れました。
役者の皆様もお疲れ様でした

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