ちょこのすけ の ブログ

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新型ウィルス感染から回復

2021-09-26 14:19:34 | 健康


 想像していなかったことですが、コロナに感染し回復しました。
参考になることもあるかもしれませんので書くことにしました。

 ママも私もまだワクチン未接種で、もちろんマスク着用、手洗いやアルコール消毒はしていました。
他人と会うことはなく、会食もしていません。
ママはスーパーに買い物、私は会社にでていましたがマスク着用でほとんど会話はありません。

8月25日
 朝、ママが「喉が痒い」と言っていました。
風邪だと思い、無理をしないようにいってでかけました。

8月26日
 ママの喉の痒みはなくなったとのこと、でも、スッキリしないとのことでした。
会社から帰ると、昼用に作っておいたお弁当(かなり少な目)の半分以上を残していました。

8月27日
 ママが37度超えの熱があるので、かかりつけ医に行くと仕事中の私に電話してきたので、この時期、発熱で急に行くとご迷惑だと考え、かかりつけ医に連絡をしました。
おそらく風邪だろうということで、安静にしていました。

8月28、29日
 ママの熱は37度を少し超える程度の微熱ですが、食欲不振でほとんど食べられず、椅子に座るのも寝るような姿勢しかとらないようになりました。

8月30日
 会社から帰ると、かなりダルそうで、ほとんど食事をとっていませんでしたが、夜はなべ焼きうどんを半分ほど補助して食べてもらいました。

8月31日
 ほとんど熱は下がりましたが、かかりつけ医に連れていき、点滴で栄養補給をしてもらいました。
 私は夜中もときどき様子をみていたせいか少し寝不足気味です。
私も軽い頭痛がしてきて、腰痛(長時間寝返りもできず寝込んでいるときのような痛み)がして付添の病院でのソファに座っているのが辛かったですが、点滴終了前に私は出社しました。
 ママは一人で帰宅しましたが、少しは元気になったとのことでした。

9月1日、9月2日
 ママの食欲不振はそのままで、ほとんど食事をとらず、倦怠感が抜けないようでした。
私は寝不足のせいか、軽い頭痛がして昼休みにまるでお腹がすきません。
(それどころかほとんど食べられない。寝不足がひびいているのだと思いました)

9月3日
 ママはやはり食事がほとんど摂れないので、再度点滴を受けに行きました。
ママはタクシーに乗るのも補助なしではできないほど衰弱していました。
 かかりつけ医で点滴をうけましたが、脱水症状を起こしているかも、と数日入院治療すべく手配してもらいました。

 救急病院で、様々な検査をした結果、肺炎の影がみられる、とのことで、念のためPCR検査をして入院をすることになりました。

 そこで、ママの陽性が判明!
同居の私も調べたら陽性!(その場で判明したのでPCRではなかったかもしれません)

 ここからは奈落の底です!
救急病院の医師からは、(今後の治療についてはひとこともなく)
「コロナ病床が1つだけ空いているが、この病院に人工呼吸器はない。
それに了承するのであれば入院はできる。
 お母さんの場合、高齢でワクチン未接種だからかなりの確率で急変すると思う。
その場合も人工呼吸器がないから救えない。
ただ、現在、人工呼吸器のある病院の入院先を探してもないと思う。入院しますか?」
と聞かれました。
 そんな紋切り口調で入院の承諾を迫られても頭は真っ白です。
かかりつけ医に連絡をとりたいと言っても、入院施設がないなら連絡をとっても迷惑なだけだとそれも許されず、とにかく入院手続きをお願いしました。
が、医師に対して不信感を覚えたのは確かです。
 せめて、入院後はこういう治療を行うが、急変の場合も考えられるという順序で話してほしかったです。

 ママのスマホはおいてくることができましたが、私も陽性ですから外出ができなくなりましたので入院に必要なものを持っていくことができなくなりました。
たとえば、スマホ充電器をうちから病院に送るのにも、外出禁止だから無理だといわれ途方にくれました。
(結局、充電器やカーディガンや靴下などは通販で病院あてに送ることで対応できましたが)

 私も陽性ですから公共交通機関を使うことは許されず、身内に車をだしてくれる人がいないなら徒歩で帰宅するようにいわれて徒歩で帰宅しました。
(身内でも陰性の人に頼めるでしょうか!?)
幸い、自宅近くの病院でしたので、ゆっくり歩いて30分でうちに着きました。

9月4日
 ママとスマホで話すことができて少し落ち着きました。
でも、ほとんど食べていないようです。
少しでも早く良くなるために口からものをたべてほしい、いって電話をきりました。
 保健所からも連絡がありました。
病院からは14日の隔離といわれましたが、それは濃厚接触者のはなしで、陽性者は10日の隔離だということでした。
(判明翌日の4日から起算して症状がなければ13日いっぱいで解除。11日から3日間は解熱剤をのまずに確認)
 パルスオキシメーターの貸与は重症者からなので、私にまで渡るかどうかわからないとのことでした。
また、食料については、災害用の買い置きがあるので大丈夫だと答えました。
 これから毎日朝夕に保健所からの連絡があるので、体調を回答するようにとの指示でした。

9月5日
 スマホの充電がなくなったようで連絡がつかなくなりました。
 ママにどのような治療がされているのか、様子はどうなのかがわからず、スマホに電話が通じないので、医師からの急変の話が気になって生きた心地がしません。
リビングの電話の隣で寝ています。
夜が不安すぎて、気が狂いそうでした。
 LINEのオープンチャットで感染者、その家族のものをみつけて、相談することで少し落ち着きました。

9月6日
 親戚で唯一入院を報告していた従妹から電話がありました。
 かかりつけ医から電話がありました。
 保健所からパルスオキシメーター貸与がありました。
 夜、ママから電話がありました。(充電器が届いたらしい)
やっと少し安心しましたが、ボーっとしている感じで、あまり食べてもいないようです。

9月7日
 ママから電話があったので、安心しました。
食事も優しく促してくだっている看護師さんの声が電話口から聞こえてとても安心しました。
(それまで不信感いっぱいで、どのような治療、看護なのか不安でしかたありませんでした)

9月8日
 ママと電話で話したら、「歩けなくなっちゃった」と言っていました。
食事は半分ぐらいだと言っていたので、頑張って食べてね、足を動かしてねとお願いしました。
 私は嗅覚がなくなっているようです。
味覚があるので気がつきませんでした。

9月9日
 いとこが果物など食べ物を届けてくれました。
東京都から支援物資(食料、水)が届けられました。
扉の前に置いておかれます・・・ありがたいけど悲しい。

9月10日
 ママと電話が通じなくなって不安がつのりました。
(スマホの不具合か、ママには対処できない)
思い切って看護師さんにスマホのことを話し、ママの様子も聞きました。
食べる量に波はあるけど、以前よりは食べているとのことで、酸素吸入もしていない落ち着いた状態だと聞いて、声がきけなくても安心しました。
 ママの発症からするともう二週間になるので、これから急変の可能性は低いと思い、電話がつうじなくても以前ほどは不安に思わなくなりました。

9月11日
 担当医から電話がありました。
薬剤投与も点滴も酸素吸入も行っていない、ひと月後に肺炎の経過確認をするが(いまはウィルスの影響で影が写るはずとのこと)、あとは自宅で療養して自然治癒を待つ状態だ、とのことでした。
 ただ、私の自宅隔離が13日いっぱいなので、明けるのを待って14日に退院が決まりました。
朝退院してくれれば、午後別の患者さんを受け入れられる、といわれたので10時に迎えにいくことになりました。
 ・・・あと2日たてばママに会える・・・

 各部屋、キッチン、トイレなどあらゆるところを掃除して消毒していました。

9月12日
 電話は相変わらず通じませんでしたが、従妹やかかりつけのお医者さんにも退院決定の報告をしました。
歩けないといっていたのでかなり筋力が低下してしまっているはずなので、高座椅子やお風呂用の高めの椅子など起立補助になるようなものを通販で注文して、退院準備です。
 キッチンの片づけ、玄関などとにかく消毒、洗濯などをしていました。
すこーし嗅覚が戻ってきているような気がします。
コロンの香りはうっすらとわかります。

9月13日
 保健所から連絡があり、症状確認のうえ隔離期間が明けました。
再検査は行わない、とのことでした。
他人に感染させることなないが、まだ体内に残るウィルスの死骸に反応して陽性となってしまうから、とのことです。
 どちらにしても、今週いっぱいはママの看病をして、場合によっては出社も遅らせることも考えました。

9月14日
 少し早めに病院に着いて、(担当ではない)医師から治療について説明をお願いしました。
結局ウィルスに対する投薬や点滴はおこなわなかったとのことで、入院当日に出て行ってしまいそうなので安定剤を投与したとのことですが、酸素飽和度も十分にあったので酸素吸入も必要なかったとのことでした。
(では自力で治った!?だから、入院当初にボーっとした受け答えだったのか)

 ずっとお粥ばかりだったらしいので、夜はチンジャオロースなど好きな中華にしてみたら、美味しい!といって少量ではありますが完食してくれました。
 そして、しばらくのあいだ、トイレに近い私の部屋で私のリクライニングベッドをつかってもらうことにしました。
(ずっとベッドを嫌がっていて布団で寝ていたママですが、やはりベッドのほうが起立するのは楽なようで、ベッドの購入を承知してもらいました)

9月15日
 高座椅子とお風呂用椅子が届きました。
ゆっくりではありますが、近くのコンビニまで一緒に歩いていきました。

+++++++++

 この日から少しずつ食べる量も増えて、歩く距離も増えました。
21日から出社したのですが、昼間に電話したらスーパーに買い物にでていました。
夕食にハンバーグをつくってくれるまでに回復しました。
23日には、足に力がはいるようになってきた、と言っていました。
 ママは匂いが薄いとか、まだヨタつくといいますが、ヨタヨタすることがあるのは前からだし、むしろ以前より咳をしなくなったと思います。
完全復調にはもう少しかかりそうですが、たいした後遺症もなく、なんとか復帰することができました。
コメント
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